年末に家族4人で東京から仙台へ帰省することに。妻は「新幹線のほうが楽」と言いますが、私は「4人なら車のほうが安い」と反対…。高速料金やガソリン代を含めると、往復の交通費はいくら違うのでしょうか?
今回の記事では、大人2人と小学生2人の家族が、2026年12月26日に東京から仙台へ向かい、2027年1月3日に帰宅する場合を想定します。新幹線と車の往復交通費を比較し、それぞれのメリットも解説します。
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新幹線で東京~仙台を往復すると家族4人でいくらかかる?
東京駅から仙台駅までは、東北新幹線「はやぶさ」を利用すると約1時間半で移動できます。
東京~仙台間の「はやぶさ」普通車指定席の通常期料金は、大人1人片道1万1630円、子ども1人片道5810円です。
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)のシーズン別料金では、12月26日は通常期に当たるため、家族4人の片道料金は次のようになります。
・大人2人:1万1630円×2人=2万3260円
・子ども2人:5810円×2人=1万1620円
・合計:3万4880円
一方、帰宅する1月3日は最繁忙期です。通常期より指定席特急料金が大人400円、子ども200円高くなるため、家族4人の帰りの料金は3万6080円となります。
したがって、新幹線の往復交通費は合計7万960円です。
なお、今回は紙のきっぷを通常料金で購入する場合の試算です。割引商品などを利用すれば、交通費を抑えられる可能性もあります。
車で東京~仙台を往復すると高速料金とガソリン代はいくら?
車で移動する場合は、高速料金とガソリン代が主な交通費になります。
東京ICから仙台宮城ICまでの距離を片道約385km、高速料金を片道約1万円と仮定します。往復の走行距離は約770km、高速料金は約2万円です。
次にガソリン代を計算しましょう。
経済産業省資源エネルギー庁の調査によると、2026年10月26日時点のレギュラーガソリン全国平均価格は1L当たり170.1円です。燃費20km/Lの車で往復約770kmを走る場合、ガソリン代は次のようになります。
・770km÷20km/L×170.1円=約6549円
高速料金と合わせると、車の往復交通費は約2万6549円です。
ただし、駐車場代や車の維持費などは含まれていません。また、渋滞などによって燃費が悪化する可能性もあります。年末年始は高速道路の休日割引も適用されないため、注意しましょう。
車と新幹線では交通費にいくらの差がある? 移動時間も比較
今回の条件で往復交通費を比較すると、新幹線は7万960円、車は約2万6549円です。その差は約4万4411円となり、車移動のほうが大幅に安くなる計算です。
例えば、浮いた約4万4000円を帰省先での食事や家族でのお出かけに使うこともできます。
一方、移動時間には大きな違いがあります。
新幹線なら片道約1時間半ですが、車は約4時間20分~4時間50分かかります。往復では、車のほうが約5時間40分~6時間40分長くなる計算です。
さらに、年末年始は渋滞によって、通常よりも移動時間が延びる可能性もあります。特に1月3日は帰省先から戻る人が増え、道路の混雑が予想されるため、交通情報を事前に確認し、時間に余裕を持って移動することが大切です。
新幹線なら運転の疲れがなく、移動中に家族全員で休めるメリットがあります。ただし、駅までの移動や帰省先での交通手段も考えておきましょう。
まとめ
今回の試算では、家族4人で東京~仙台間を往復する場合、車のほうが新幹線より約4万4000円安くなりました。
ただし、交通費だけでなく、移動時間や疲労も考慮することが大切です。
特に冬の東北地方では、雪や路面の凍結にも注意が必要です。車を利用するなら、冬用タイヤなどの装備を整え、道路状況を確認してから出発しましょう。
費用を優先するなら車、移動の快適さや時間を重視するなら新幹線が向いています。家族で話し合い、予算と負担のバランスを考えて移動手段を選びましょう。
出典
経済産業省資源エネルギー庁 石油製品価格調査 調査の結果 1.給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油) 11月5日(木)結果詳細版
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
