更新日: 2020.04.02 キャッシュレス

キャッシュレス決済・ポイント還元は6月で終了。その後もキャッシュレス決済をする?しない?

キャッシュレス決済・ポイント還元は6月で終了。その後もキャッシュレス決済をする?しない?
2019年10月1日に消費税率10%がスタートし、それと同時に「キャッシュレス・ポイント還元事業」が始まりました。経済産業省は、2025年には現金との支払比率をキャッシュレス決済40%にすることを目標とし、将来的には80%を目指しています。今回のポイント還元事業で、キャッシュレス決済は増えたのでしょうか。
 
ゼネラルリサーチ株式会社(本社:東京都渋谷区)は、「キャッシュレス決済」に関する調査を実施しました(※)。それでは結果を見てみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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クレジットカードは年代が高いほど利用。QRコード決済は若い人の利用が多い

キャッシュレス決済を利用したことがある人は全体の82.8%でした。どのキャッシュレス決済方法を利用しているのか聞いたところ、「クレジットカード」が最も利用されていました。
 
特に年代が高いほど利用率が高く、60代では96.2%にのぼりました。クレジットカードは審査を必要とするため、年代が高いほど所有率が高いと思われます。Suica、PASMOなどのICカードはそれほど年代で大きな差はありませんが、20代が51.5%と、最も高くなりました。
 
また、近年、新しいサービスが次々生まれているQRコード決済では、PayPayが30代で46.6%と半数近くが利用していると回答。LINE Pay、メルペイなどは20代で最も利用されており、年代が若いほど利用者が多くなっていることがわかりました。スマホアプリによるQRコード決済は、若い人ほど抵抗がないのでしょうね。

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ポイント還元が魅力でキャッシュレス決済を利用し始めたのは女性に多い

キャッシュレス決済を利用し始めたきっかけを聞いたところ、「支払いが便利だから」「ポイント還元が魅力的だから」で男女とも9割を占めました。特に女性では、「ポイント還元が魅力的だから」が53.5%と半数以上を占めました。男性はポイント還元より支払いの利便性が上回り、女性のほうがポイント還元制度をうまく利用しようという意識が高いようです。
 
しかし、政府主導のポイント還元制度は2020年6月で終了となります。そこで、「キャッシュレス決済によるポイント還元が2020年6月で終了することはご存知でしたか?」と質問したところ、78.2%が知っていると回答。若い人ほど認知が低く、60代では認知率が88.5%だったのに対し、20代では67.2%と、20ポイントも差があることがわかりました。
 
また、ポイント還元が終了しても86.3%がキャッシュレス決済を利用し続けると回答しました。理由を聞いたところ、「キャンペーン終了は残念だが支払時モタつかず便利だから(埼玉県/40代/女性)」「以前から日常的に使用していたから(千葉県/40代/女性)」「クレジットカードのポイントは継続してもらえるから(東京都/30代/男性)」といった意見が集まりました。
 

3割はキャッシュレスが不安。個人情報の流出が怖い

キャッシュレス社会は良いと思うか、もしくは不安に思うか聞くと、「不安に思う」と回答した人は31.0%でした。不安に思うことは何かというと、「個人情報の流出」が43.3%で最も多く、「不正利用」(19.8%)、「無駄遣い」(16.5%)、「規格がバラバラ(店舗ごとに利用できる決済方法が違う)」(14.6%)が続きました。
 
最後に、今後決済はどちらを中心に行うか尋ねたところ、67.0%が「現金以外の決済方法」と回答しました。キャッシュレス・ポイント還元でキャッシュレス決済に移行した人は、今後もキャッシュレス決済を継続する見込みが強いようです。
 
出典 ※ゼネラルリサーチ株式会社「キャッシュレス決済に関する調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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