分割払いで購入した「18万円」のスマホを旅行先で紛失しました。端末はもう手元にありませんが、残っている「20回分」の支払いはそのまま続くのでしょうか?

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分割払いで購入した「18万円」のスマホを旅行先で紛失しました。端末はもう手元にありませんが、残っている「20回分」の支払いはそのまま続くのでしょうか?
高額なスマートフォンを分割払いで購入し、支払い途中で紛失してしまった場合、「端末がなくなったのだから、残りの代金も払わなくてよいのでは」と考える人もいるかもしれません。しかし、原則として端末を紛失しても、分割払いの残額が自動的になくなるわけではありません。
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スマホを紛失しても、端末代の分割契約は残る

スマートフォンの分割払いは、購入した端末の代金を複数回に分けて支払う契約です。そのため、購入後に端末を紛失したとしても、すでに成立している端末代金の支払義務は基本的に残ります。
 
実際に携帯電話会社の案内を見ると、回線契約を解約した場合であっても、端末の分割支払残額があれば支払いは継続されます。
 
たとえばauでは、分割支払残額の一括清算を申し出ない場合、契約時と同じ支払方法で残額の請求が続くと案内しています。ソフトバンクも、解約時に機種代金が残っている場合、支払い完了まで分割払いを続けられるとしています。
 
つまり、通信回線を使っているか、端末を手元に持っているかとは別に、端末代金の支払いは続くと考える必要があります。残りが20回なら、契約内容に特別な条件がない限り、その20回分を支払っていくことになります。
 

補償サービスに加入していれば交換できる可能性がある

一方、スマートフォン購入時などに端末補償サービスへ加入していた場合は、紛失時に交換端末を受け取れる可能性があります。
 
例えばNTTドコモの「smartあんしん補償」では、対象となる契約・端末の場合、紛失や盗難などのトラブルについて、別途負担金を支払うことで交換電話機の提供を受けられます。紛失・盗難の場合は、回線の利用中断や警察への届出なども必要です。
 
ソフトバンクの「あんしん保証パックネクスト/ネクスト T」にも、対象契約の場合、盗難・紛失時に交換機を届けてもらえる仕組みがあります。盗難・紛失の場合には警察署への届出を証明する書類などが必要とされています。
 
また、楽天モバイルの「スマホ交換保証プラス & 家電補償」も盗難・紛失を保証対象としており、対象の場合は自己負担金を支払って交換できます。
 
補償内容や自己負担額、申し込み期限などはサービスや機種、加入時期によって異なるため、自分がどの補償サービスに加入しているかを確認することが重要です。
 

「返却すれば残価免除」の購入プログラムは紛失時に注意

近年は、一定期間後に端末を返却すると最終回支払分などが不要になる購入プログラムもあります。ただし、こうした仕組みは「端末を返却すること」が条件になっている場合があります。
 
たとえばauの「スマホトクするプログラム+」では、13カ月目以降に端末を返却するなど所定の条件を満たせば、機種代金の分割支払金のうち残価の支払いが不要になります。
 
一方、旅行先でスマホを紛失するなどして端末を返却できない場合は、この特典を利用できない可能性があります。その場合、端末が手元になくても残っている機種代金の支払いが続くことになるため、返却を前提とした購入プログラムを利用している人は注意が必要です。
 
なお、特典の内容や適用条件は契約しているプログラムによって異なるため、紛失時には自身の契約内容を確認するとともに、携帯電話会社へ問い合わせましょう。
 

紛失したら支払いより先に「端末保護」を

旅行先などでスマートフォンを紛失した場合、残債の確認と同時に、不正利用を防ぐ対応も重要です。契約している携帯電話会社へ連絡して、端末の位置検索や遠隔ロック機能が利用できる場合は活用しましょう。
 
また、故障・紛失補償サービスに加入していれば、一定の自己負担で交換端末を受け取れる場合があります。ただし、補償を利用して新しい端末を受け取ったからといって、元の端末の分割残額がなくなるとは限りません。補償サービスと端末代金の契約は別に確認する必要があります。
 

18万円の端末なら、残債は思った以上に大きいことも

仮に18万円を36回の均等払いで購入したとすると、単純計算では1回あたり5000円です。20回分が残っていれば、残額は約10万円になります。ただし実際には、頭金、割引、残価設定、支払回数などによって金額は異なります。My docomoやMy au、My SoftBankなどで残額を確認しましょう。
 
なお、端末補償に入っていない場合は、残債を払いながら新しい端末も購入することになり、家計上は「旧端末の分割代」と「新端末代」が重なることがあります。高額端末を長期分割で購入するときは、紛失・盗難時に残債がどの程度残るかも想定して、補償の必要性や予備費を考えておくとよいでしょう。
 

まとめ

分割払いで購入したスマートフォンを紛失しても、端末代金の残り20回分が自動的に免除されるわけではなく、原則として支払いは続きます。ただし、端末補償サービスに加入していれば、一定の自己負担で交換端末を受け取れるケースがあります。
 
特に返却を条件に残価が免除されるプログラムを利用している場合は、紛失によって想定より負担が増える可能性があります。紛失時は、遠隔ロックなどの安全対策を急ぎつつ、端末の残債と補償サービスの条件を確認しましょう。
 

出典

NTTドコモ 分割払いの残額や支払い回数を確認したい
au 解約後の端末の分割支払残額の支払いはどうなりますか?
ソフトバンク 携帯電話を解約する際、機種の分割支払金は一括払いが必要ですか?
au スマホトクするプログラム+
NTTドコモ「smartあんしん補償」
ソフトバンク「あんしん保証パックネクスト/ネクスト T」
楽天モバイル「スマホ交換保証プラス」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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