残クレで買った車を返却しようとしたら「傷があるので追加費用」と言われました…。普通に乗っていただけでも請求されることはあるのでしょうか?
実は、通常の使用でついた傷でも、状態によっては追加費用が発生する可能性があります。ただし、すべての傷が請求対象になるわけではありません。
今回の記事では、残クレの返却時に追加費用が発生する理由や、請求されやすい傷の特徴、請求された場合の対処法を解説します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
残クレは普通に乗っていただけでも傷による追加費用が発生する?
残クレでは、普通に車を使用していただけでも、傷の状態によっては追加費用が発生します。
残クレとは、数年後の車の価値を「残価」として設定し、その金額を差し引いた部分を中心に分割で支払う購入方法です。契約満了時には、車を返却する、買い取る、新しい車に乗り換えるといった選択肢があります。
ただし、車を返却すれば必ず追加費用なしで契約を終えられるわけではありません。
残クレでは、車の傷や走行距離などについて、残価を保証するための条件が設けられているのが一般的です。
例えば、契約時に3年後の残価を150万円と設定していても、返却時に大きな傷があると、保証条件を満たさない場合があります。その結果、契約内容に応じた追加費用が発生する可能性があります。
一方、小さな傷など、販売店が定める基準の範囲内であれば、追加費用なしで返却できることもあります。重要なのは、傷の有無だけでなく、その傷が契約上の基準を超えているかどうかです。
残クレの返却時に追加費用が発生しやすい傷とは?
残クレの返却時に追加費用が発生しやすいのは、車の価値を大きく下げるような傷やへこみです。
例えば、駐車場で壁に擦ってできたバンパーの傷や、ドアをぶつけてできた大きなへこみなどが挙げられます。
また、買い物中に隣の車のドアが当たってできた傷など、自分では防ぎにくい損傷も、契約上の基準を超えていれば追加費用の対象になる可能性があります。
一方、洗車などでついた細かな傷や、通常の使用による軽微な劣化は、基準の範囲内と判断される場合があります。ただし、どの程度の傷まで認められるかは契約によって異なります。
例えば、傷の大きさや場所などをもとに減点し、一定の点数を超えると追加費用が発生する仕組みもあります。
なお、追加費用が発生する原因は傷だけではありません。走行距離が契約上の上限を超えた場合や、車内に大きな汚れ・損傷がある場合なども、追加費用を請求されることがあります。
返却前には、車の外装だけでなく、車内の状態や走行距離も確認しておきましょう。
傷による追加費用を請求された場合はどうすればよい?
傷による追加費用を請求された場合は、まず請求の根拠を確認しましょう。販売店に対して、どの傷が問題なのか、どの基準に該当するのか、どのように金額を計算したのかを説明してもらいます。
例えば、5万円の追加費用を請求された場合は、傷の場所や査定結果、費用の内訳が分かる書類を求めるとよいでしょう。説明を受けても納得できない場合は、傷の写真を撮影し、契約書や査定結果と照らし合わせて再確認を依頼しましょう。
また、返却前に傷を見つけた場合、自分で修理することで費用を抑えられる可能性もあります。
ただし、必ずしも修理したほうが得になるとは限りません。
例えば、修理費用が8万円かかる一方、返却時の追加費用が3万円で済むのであれば、修理しないほうが負担は小さくなります。そのため、修理する前に販売店へ査定への影響を確認し、修理費用と比較することが大切です。
残クレの返却時は傷の状態と契約条件を確認しよう
残クレでは、普通に車を使用していても、傷の状態によって追加費用が発生する可能性があります。
ただし、すべての傷が請求対象になるわけではありません。追加費用の有無は、契約時に定められた基準や車の状態によって決まります。そのため、追加費用を請求された場合は、すぐに支払うのではなく、まず契約内容と査定結果を確認しましょう。
また、これから残クレを利用する方は、契約前に傷や走行距離に関する条件を確認しておくことをおすすめします。返却時のルールを理解しておけば、予想外の出費を防ぎやすくなります。車の使い方や家計への負担も考えながら、自分に合った購入方法を選びましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
