【フラット35】金利が“過去最高3.83%”に!「4000万円」を35年返済なら、総額は“7200万円超”…このまま上昇すると、2027年2月には「借入額の2倍」の水準!? 直近の金利動向も確認

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【フラット35】金利が“過去最高3.83%”に!「4000万円」を35年返済なら、総額は“7200万円超”…このまま上昇すると、2027年2月には「借入額の2倍」の水準!? 直近の金利動向も確認
2026年10月、全期間固定金利型住宅ローン「フラット35」の最頻金利(最も多い金利)が年3.83%となり、2017年10月以降で最高水準を記録しました。
 
4000万円を35年間で返済する場合、総返済額は7200万円と借入額の約1.82倍に達する計算です。では、総返済額が借入額の2倍に達するのは、どの程度の金利なのでしょうか。
 
本記事では、フラット35の直近の金利動向を確認するとともに、金利の違いが住宅ローンの返済負担に与える影響を、具体的な試算を交えて解説します。
東雲悠太

FP2級、日商簿記3級、管理栄養士

4000万円を借り入れた場合の総返済額はいくら?

2026年10月、返済期間21年以上35年以下、融資率9割以下、新機構団信付きのフラット35の最頻金利が年3.83%となりました。9月の3.46%から0.37ポイントと大きく上昇しています。年3.83%で4000万円を借り、35年間で返済する場合どの程度の返済額になるのか、次の条件を基に試算してみましょう。

・借入額:4000万円
・返済期間:35年間
・金利:年3.83%(全期間固定)
・返済方式:元利均等返済
・ボーナス返済:なし

試算結果は、毎月返済額が約17万4000円、35年間の総返済額が約7269万円となりました。これは借入額4000万円の約1.82倍に相当します。
 
フラット35には、子育て世帯や住宅性能などに応じた金利引下げ制度があり、実際の適用金利は利用条件によって異なります。住宅ローンを検討するときは、自分に適用される金利を確認したうえで、返済額を試算することが大切です。
 

総返済額が借入額の2倍に達する金利はいくつ?

先ほどの試算では、総返済額が借入額の約1.82倍に達しましたが、仮に金利がさらに上昇した場合、総返済額が借入額の2倍を超えることもあるかもしれません。4000万円を35年間、元利均等返済で借り入れる場合、総返済額が借入額の2倍にあたる8000万円に達する金利の目安は、年約4.55%です。
 
では、あくまで仮定の話ですが、直近の金利上昇ペースを単純に延長した場合、いつ頃この水準に達する計算になるのでしょうか。直近半年のフラット35の金利推移を確認すると、2026年4月の2.49%から10月の3.83%へ、半年間で1.34ポイント上昇しています。
 
この上昇幅を単純に月平均にすると、1ヶ月あたり約0.22ポイントの上昇です。仮にこのペースが続くと、4ヶ月後の2027年2月には金利が約4.71%となり、4.55%を超えることになります。
 
もちろん、実際の金利は毎月変動しており、今後も同じペースで上昇するとは限りません。将来の金利を予測するものではありませんが、今回の試算は、総返済額が借入額の2倍になる金利の目安として捉えるのが良いでしょう。
 

自分に合った無理のない資金計画を立てよう

2026年10月の金利3.83%で4000万円を35年間借りた場合、総返済額は約7269万円と、借入額の約1.82倍に達します。さらに、直近半年間の金利上昇ペースが維持されると仮定して試算した場合、2027年2月の金利は約4.71%となり、総返済額が借入額の2倍を超える金額に達する計算です。
 
もちろん、将来の金利動向を正確に予測することはできません。住宅ローンを検討するときに大切なことは、目先の金利だけでなく、毎月返済額や総返済額も確認し、長期に亘って返済可能な金額を意識することです。
 
特に、返済期間が長い住宅ローンでは、わずかな金利の違いが大きな負担の差につながります。必要に応じて借入額を見直すなど、無理のない資金計画を立てましょう。
 

出典

独立行政法人住宅金融支援機構 【フラット35】借入金利の推移(最低〜最高)令和5年4月から
 
執筆者 : 東雲悠太
FP2級、日商簿記3級、管理栄養士

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