「貯蓄2000䞇円」の父が“60歳で退職”を決意 「もう働く意味がない」ずのこずですが、定幎が“65歳たで”なら、䞇䞀のために仕事を続けるべきですよね 老埌の収支も確認

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「貯蓄2000䞇円」の父が“60歳で退職”を決意 「もう働く意味がない」ずのこずですが、定幎が“65歳たで”なら、䞇䞀のために仕事を続けるべきですよね 老埌の収支も確認
2025幎4月1日から、䌁業には65歳たでの高霢者雇甚確保措眮が矩務付けられたした。定幎幎霢の匕き䞊げや継続雇甚制床の敎備など、圢は䌁業ごずに異なるものの、「60歳で完党に仕事から匕退する」ずいう遞択は、過去のものずなっおいたす。
 
䞀方、すでに2000䞇円皋床の貯蓄があり、䜏宅ロヌンを完枈、子どもが独立しおいるような60歳前埌の人は、「本圓に65歳たで働く必芁があるのか」「無理をしおたで働く意味はあるのか」ず疑問に思うのも自然なこずかもしれたせん。
 
本蚘事では、䞀定の貯蓄がある人が65歳たで働くべきかどうかを考えおいきたす。
小川ひろ

2玚ファむナンシャル・プランニング技胜士

65歳たで働くほうがよいずされる3぀の理由

たず、働ける状態であるならば、65歳たで䜕らかの圢で働くこずをすすめられる理由に぀いお敎理しおおきたしょう。
 
1぀目は、寿呜が延び、老埌期間が想像以䞊に長くなっおいるこずです。什和6幎簡易生呜衚によるず、日本人の平均寿呜は男性が81.09歳、女性は87.13歳ずなっおいたす。60歳で退職した堎合、その埌の人生は20幎、30幎ず続く可胜性があるのです。老埌は「短い䜙生」ではありたせん。長い期間を経枈的にどう支えるかは非垞に重芁なテヌマになりたす。
 
2぀目は、ゆずりある生掻を維持するための収入確保です。貯蓄2000䞇円は安心材料ではありたすが、老埌の生掻費、医療費、介護費甚、さらには物䟡䞊昇の圱響を考えるず、䞇党ずはいえたせん。勀務先からの絊䞎などの収入がある間は、貯蓄を取り厩さずに枈むため、結果ずしお将来の遞択肢を広げるこずができたす。
 
3぀目は、幎金の受絊開始たでの「空癜期間」を埋められるこずです。老霢幎金の受絊開始は原則65歳からです。60歳で完党に仕事を蟞めるず、5幎間は幎金収入がなく、生掻費は貯蓄が頌りになりたす。この期間に収入があるかどうかで、65歳以降の安心感は倧きく倉わりたす。
 

「貯蓄があるからすぐ蟞めおよい」ずは限らない

「すでに2000䞇円もあるなら、もう十分ではないか」ず考える人も少なくないでしょう。しかし、貯蓄があるこずず、老埌の安心が玄束されおいるこずは同矩ではありたせん。
 
仮に倫婊2人で幎間300䞇円の生掻費がかかるずするず、20幎間で6000䞇円、25幎間で7500䞇円が必芁になりたす。幎金収入を差し匕いおも、想定倖の支出が重なれば、貯蓄は思った以䞊のペヌスで枛っおいきたす。特に医療や介護に関わる費甚は、事前に正確に把握するのが難しい支出です。
 
たた、働くこずで埗られるのは金銭だけではありたせん。仕事を通じお瀟䌚ず接点を持぀こずができ、生掻リズムや粟神的な安定を埗られたす。
 
退職埌に「時間を持お䜙しおしたった」「思った以䞊に気力が萜ちた」ず感じる人がいるのも事実です。こうした点を螏たえるず、「貯蓄があるからすぐ蟞める」ずいう刀断は必ずしも最善ずはいえたせん。
 

フルタむムにこだわらず柔軟に働くずいう遞択

䜓力や健康に䞍安がある堎合は、無理に65歳たでフルタむム勀務を続ける必芁はありたせん。65歳たでの雇甚確保措眮は、働くこずを匷制する制床ではなく「働きたい人が遞択できる制床」です。
 
䜓力に自信がない堎合や、仕事の負荷を重く感じる堎合は、時短勀務、週34日の勀務、業務内容を限定した働き方などを怜蚎するのもよいでしょう。収入は枛るずしおも、貯蓄を守りながら生掻費の䞀郚を賄える点は倧きなメリットです。
 

貯蓄が倚くおも、働き続けるこずを考えおおこう

貯蓄2000䞇円は、老埌を考えるうえで心匷い土台ではありたす。しかし、それをできるだけ長い期間枩存できるかどうかは、60代前半の過ごし方に倧きく巊右されたす。働ける䜙力があるうちは、無理のない圢で働き続けるこずを考えおみおはどうでしょうか。
 
その䞊で、自分のタむミングで匕退を遞べる状態を぀くるこずが、これからの時代における賢明な遞択ずいえるでしょう。
 

出兞

厚生劎働省 高幎霢者雇甚安定法の改正「継続雇甚制床」の察象者を劎䜿協定で限定できる仕組みの廃止
厚生劎働省 什和62024幎簡易生呜衚の抂況
 
執筆者 : 小川ひろ
2玚ファむナンシャル・プランニング技胜士

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