株式投資に向いていない人の3つの共通点

配信日: 2018.01.23 更新日: 2020.04.06

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株式投資に向いていない人の3つの共通点
株式投資をこれから検討されている方も、現在既に実施をされていらっしゃる方も一度は、「私は株式投資に向いているのかな?向いていないのかな?」と、思ったことはあるのではないでしょうか?

今回はファイナンシャルフィールド編集部が、証券会社などにヒアリングした結果をもとに「株式投資に向いていない人の3つの共通点」をご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

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池田理明

監修:池田理明(いけだみちあき)

弁護士/東京桜橋法律事務所

第二東京弁護士会所属。
中央大学法学部卒。弁護士登録後、東京桜橋法律事務所に勤務。平成25年以降は同所パートナー弁護士に昇格し、主にIT関連、エンタメ関連の企業法務を中心として、相続・不動産・債権回収・破産など幅広い法律事務に対応している。

座右の銘は「強くなければ生きられない。優しくなれなければ生きていく資格はない。」時には、クライアント自身の姿勢を問うようなアドバイスができるよう心掛けている。

1.自分を律することができない人

株式投資は損失割合・利益割合に関するルールを決めて取り組むのがセオリーです。決めたルールにのっとって行動することができない人、つまり、自分を律することができない人は、株式投資にあまり向いていないといえるでしょう。
 
感情の起伏が激しく、損失が出ているときなどに深追いし、下落した株を買い増すことを繰り返す傾向のある人などが該当します。(株価が戻ったときに損失を少なくすることを目的にしたりしています)
 
また、過度に神経質な性格、優柔不断な性格もあまり適しているといえないでしょう。

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2.研究熱心ではない人

株式で「もうけよう」ということであれば、最低限の株式投資の基礎的な理解(PER、PBR、配当利回り、ROE、時価総額、出来高、株主優待など)が必要になります。
 
自分で学び、自分なりの株式投資の仮説をもって行わなければ、メディアからの様々な情報(この株がオススメなどの情報)に左右されて、購入する株を決めてしまいます。
 
そういう人は、自分なりの株式を買う判断基準がないので、運に頼ってギャンブルをしていることと変わらなくなります。そうなると、勝敗は50/50の確率論に近い世界になってきます。
 
勝敗の確率を高めるためには、研究熱心であることは必須といえるでしょう。世の中に著名デイトレーダーなるものが多く存在し、ブログを公開していますが、そのデイトレーダーの多くは研究熱心です。
 
そうでなければ、稼ぎ続けられないでしょう。このような観点から、研究熱心ではない人も、株式投資に向いていないといえるでしょう。

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3.失敗を他人のせいにする人

株式投資をしていれば、上手くいくときも、上手くいかないときもあります。上手くいかなかったときに、他の人や他の要因のせいにしないで、自分はどこが悪かったのか、もっと良い対処方法があったのではないかと考えられる人は失敗から学べる人です。
 
そうすると、改善がなされて、上手くいく確率が高くなります。株式投資でも同じです。失敗から学べず、改善ができない人は、同じような過ちを犯しやすく、株式投資にも向いていないといえるでしょう。
 
最後に、株式投資における注意点を東京桜橋法律事務所の池田理明先生にお伺いいたしました。

株式投資のトラブル

株式投資に関するトラブルの相談で非常に多いのが、詐欺的な投資勧誘についてです。巧妙に、株式投資のプロと見せて、お金の預託を誘ってきます。元本保証、高利回り実績をうたっているケースもあります。
 
しかし、実態は、金融商品取引業者等の登録もされていない、違法業者だったりします。最初の月は、丁寧な対応でウソの高い運用実績報告と、高利回の配当を実際に出し、信頼させます。
 
追加の投資や友人の紹介を誘いだし、数ヶ月後には全く連絡が取れなくなり、資金も戻ってこないというケースが多くあります。くれぐれも、気をつけてください。
 
 
著:ファイナンシャル フィールド編集部
監修:池田 理明 (いけだ みちあき)弁護士
東京桜橋法律事務所、第二東京弁護士会所属 http://tksb.jp/

IT関連・エンタメ関連の企業法務を中心に、相続・不動産・債権回収・破産など幅広い法律事務に対応。

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