更新日: 2021.08.28 NISA

NISAの始め方とは? 口座開設手順も紹介

NISAの始め方とは?  口座開設手順も紹介
株式投資で資産運用を考えているなら、NISAの活用を検討する人も多いでしょう。しかし、まだNISAの始め方がよくわからず、特定口座などで運用している人もいます。
 
NISA口座を開設して株式投資を行えば、毎年120万円の非課税投資枠が5年間あるのが最大のメリット。NISA口座を利用すれば、株式をはじめとした金融商品の譲渡益や配当が非課税です。通常約20%かかる税金がかからなくなりますので、手元に残るお金が多くなります。
 
NISAを始めるには、専用口座の開設が必須です。そこで、NISAの始め方やNISA口座開設手順を見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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新井智美

監修:新井智美(あらい ともみ)

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

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NISAの始め方

NISAは金融庁が主導で行っている、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益が非課税になる制度です。2021年時点では1年間に120万円の非課税投資枠の範囲内で購入した株式や投資信託から得た利益には、5年間税金がかかりません。
 
ここでは、NISAを始めるにはどのような手続きが必要なのか見ていきましょう。
 

NISA口座を開設する

NISAを利用するためには、銀行や証券会社などNISAを取り扱っている金融機関にNISA口座を開設する必要があります。2021年8月時点で、下記のような金融機関でNISA口座を開設可能です。
 

●証券会社
●銀行
●信託銀行
●投信会社
●郵便局
●農協
●信用金庫
●信用組合
●労働金庫
●生命保険会社

 
扱っている金融商品は、金融機関によって異なります。ただし、開設できるNISA口座は1人につき1つだけですので、あらかじめよく確認してから開設しましょう。
 

NISA口座を開設する大まかな流れ

NISA口座を開設する場合、下記のような手順で行われます。
 

1.金融機関に口座開設を申請する(申請書類、本人確認書類、マイナンバー確認書類が必要)
2.NISA口座開設完了
3.NISA口座での取引開始できる
4.税務署でNISA口座を複数持っていないことを確認

 
以前は税務署で確認してから口座開設の流れで手続きに時間がかかっていましたが、2021年時点では税務署での確認を待たずに口座開設できるようになりました。金融機関によっては最短当日に取引開始できます。
 

開設できたら投資を始める

NISA口座を持っていても投資に使わないと、無用の長物になってしまいます。NISA口座の開設が完了したら、投資を始めましょう。投資の対象はNISA口座を開設した金融機関で扱っている株式や投資信託です。
 

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NISA口座開設の具体的な始め方の手順

NISA口座開設の大まかな流れを理解した後は、口座開設の詳しい手順を見ていきましょう。NISA口座開設の方法には、スマートフォンやPCを使った方法の他に、郵送や店舗で手続きする方法などがあります。
 
ここでは、大手証券会社であるSMBC日興証券での手続き方法を例に、NISA口座開設の具体的な手順を見ていきましょう。
 

必要書類をそろえる

NISA口座を開設する場合、いくつか書類を提出する必要があります。口座開設方法や本人確認書類の種類などによって、必要となる書類が異なるので注意しましょう。例えばSMBC日興証券のネットでの口座開設の場合、下記のような書類が必要です。
 

本人確認方法 必要書類
スマホでかんたん顔認証 マイナンバーカード
または
通知カード+運転免許証
webアップロード マイナンバーカード
または
通知カード+運転免許証かパスポート
郵送 マイナンバーカード両面のコピー
または
通知カード両面のコピー+写真あり本人確認書類1点か写真なし本人確認書類2点
または
住民票の写し(発行から6ヶ月以内で個人番号あり)のコピー+本人確認書類1点(住民票の写しを除く)

 
支店で申し込む場合や郵送で申し込む場合は必要な書類が少し異なりますので、よく確認して準備してください。
 

申込書に記入する

NISA口座を開設するには、申込書に記入しましょう。多くの金融機関ではネット申し込みにも対応しています。
 
証券口座を持っていない場合は、口座開設と同時にNISAを申し込みましょう。既存の証券口座があればNISA口座を追加する手続きをとる方法があり、手続き方法が少し異なります。
 

申込方法によって取引開始日が異なる

SMBC日興証券でweb申し込みを選んだ場合、本人確認の方法によって手続きにかかる時間が異なります。
 

 
SMBC日興証券の場合はwebで申し込んでスマホでかんたん顔認証を選んで本人確認すれば最短即日で取り引きを始められます。このように、ネットで手続きをすると比較的早くNISAの取り引きを開始できる金融機関は多いです。
 

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NISAの始め方はまず口座作成から! NISA専用口座を作成しましょう

NISAの始め方に欠かせないのが、口座開設です。開設してNISA口座で金融商品を購入すれば、配当を受け取ったり売却利益を得たりしても課税されません。非課税投資枠は1年間に120万円で最長5年間が非課税です。
 
NISA口座は、証券会社や銀行など株式や投資信託を扱っている金融機関で開設できます。ネット申し込みが主流ですが、郵送や店頭で手続きできる金融機関も多いです。NISA口座開設する際、申込書に本人確認方法とマイナンバー確認書類を添付する必要があります。
ネットで手続きすれば即日取引開始できる金融機関もありますので、金融機関ごとの手続きにかかる日数や手続き方法を確認した上で、NISA口座開設の手続きを進めていきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

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