更新日: 2021.11.17 NISA

資産運用への関心が高まっている? 投資を長く続けるためには?

資産運用への関心が高まっている? 投資を長く続けるためには?
コロナ禍も2年目に突入する中、度重なる緊急事態宣言もようやく解除され、普通の社会生活が送れるようになりつつあります(2021年10月時点)。
 
このような事態に、私たちはお金を大切に、そして増やしていく努力に目を向けるようになってきたかもしれません。実際に資産運用への意識が高まり、投資を始めた人もいらっしゃるかもしれません。
 
今回は、長続きする資産運用についてなどお伝えしていきたいと思います。
藤井亜也

執筆者:藤井亜也(ふじい あや)

株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長

教育カウンセラー、派遣コーディネーター、秘書等、様々な職種を経験した後、マネーセンスを磨きたいと思い、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。
「お金の不安を解決するサポートがしたい」、「夢の実現を応援したい」という想いからCOCO PLANを設立。
独立系FPとして個別相談、マネーセミナー、執筆業など幅広く活動中。

<保有資格>
2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ファイナンシャルプランナー(AFP) 、住宅ローンアドバイザー、プライベートバンカー、相続診断士、日本心理学会認定心理士、生理人類学士、秘書技能検定、日商簿記検定、(産業カウンセラー、心理相談員)

<著書>
「今からはじめる 理想のセカンドライフを叶えるお金の作り方 (女性FPが作ったやさしい教科書)」※2019年1月15日発売予定

加入者の増加

金融庁のデータ(※)によると、つみたてNISAの口座数は2020年末時点で300万口座を突破しています。2020年はまさにコロナ禍の始まりの年です。外出も制限され、旅行や帰省もできず、支出が減った分を投資した方も多いのではないでしょうか。
 
また、収入が減ってしまった方も少なくありません。これまで以上に貯蓄や投資の重要性を感じられた方も多いかと思います。実際に、独立系FPである筆者宛てにも2020年から2021年にかけて、家計の見直しや資産運用のご相談は増え続けています。
 
こうした有事の時だからこそ、お金を大切に、そして少しでも増やしていきたいという思いが高まったのだと思います。これまで、NISA口座数は少しずつ増えてはいたものの、増加の要因の1つとして今回のコロナの影響があったと推測されます。
 

【PR】日本財託グループセミナー

【PR】日本財託セミナー

投資を長く続けるには

投資には2つのハードルがあると感じています。
 
1つめは、口座開設です。つみたてNISAもそうですが、投資を始めるにあたり金融機関に口座を開設したり、その他の手続きをしたりする段階で断念してしまう方もいらっしゃるでしょう。
 
2つめのハードルは、「続けること」です。せっかく投資を始めても数年でやめてしまっては、あまり良い結果(リターン)は期待しにくい傾向にあります。中長期での時間の余裕がある資金で運用することが望ましく、それにはできるだけ長く継続的に運用していただくほうが望ましいでしょう。
 
投資をやめてしまう理由には、投資した資金が増えているのか分からない、他の支出が増えて毎月の投資金額が負担になったなどがあげられます。中長期で行う際には、運用レポートなどで投資状況を確認することや、投資金額が現在の生活で適正かなどを確認していく必要があります。
 
それには、知識や経験が必要になりますので、FPなど専門家に相談するなどして、中長期の投資をサポートする体制を整えることもよいでしょう。少しずつ投資になれていくと、投資先を分けて分散投資をしたり、投資金額を増やしたりとステップアップすることもできるようになるかもしれません。
 

【PR】SBI証券のNISA(ニーサ)

SBI証券のNISA(ニーサ)

おすすめポイント

【NISA】
・投資できる商品が多い
・NISA口座での国内株式 売買手数料0円
【つみたてNISA】
・幅広い投資信託ラインナップ
・100円から積立がスタートできる

最後に

私たちの生活に多くの制限を課した新型コロナウイルスですが、オンラインで売買できる投資商品や金融機関が増えてきたことはメリットの1つです。
 
自宅にいながら、FPに相談し、ご自身にあった投資をスタートさせることもできます。専門家と運用状況の確認や見直しなどを、ウェブ面談などで行うことも可能です。
 
証券会社や銀行などもオンラインでの手続きに移行していることもあり、窓口に行って手続きをするといった手間も軽減されているケースも増えています。
 
投資をスタートされた方も、これからの方も、中長期的に資産運用が続けられるようさまざまなサービスやサポートを活用してみましょう。
 
出典
(※)金融庁「NISA口座の利用状況調査(2020年12月末時点)」
 
執筆者:藤井亜也
株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長

PR
ライターさん募集