更新日: 2022.09.09 NISA

資産形成に「安定性」を重視する人は40%以上!「比較的」低リスクで運用できる資産形成とは?

資産形成に「安定性」を重視する人は40%以上!「比較的」低リスクで運用できる資産形成とは?
資産形成に興味はあっても、これまでに投資や運用などの経験がなく、よく分からない人も少なくないでしょう。
 
株式会社ステラパートナーが2022年5月に実施した、「『老後の備えと資産形成』に関する調査」(調査対象:全国の20~60代の会社員1048人)では、資産形成に安定性を求める人が40%以上という結果でした。
 
同時に元本の保証性を求める人も多く、低リスクで安全性の高い運用を求める人が多いようです。
 
そこで今回は、比較的リスクが低く安定性を重視した資産形成について紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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金融商品はリスクとリターンの動きが比例している

日本証券業協会「投資の時間」では、金融商品のリスクとリターンを分かりやすく解説しています。
 
リスクとは運用する場合の危険性をあらわすもので、リターンとは利益を表します。ローリスク・ローリターンやハイリスク・ハイリターンという商品はありますが、ローリスク・ハイリターンという動きをする金融商品は存在しません。リスクとリターンは必ず比例して動きます。
 
この原則で考えると、リスクが低い金融商品は、リターンも多くは望めないということになります。しかしリスクが低い分、元本の保証性が高く、安全性の高い金融商品であるといえます。
 

比較的低リスクである金融商品の一例

比較的リスクが低い金融商品には、次のような商品があります。なお、現金による貯金や普通預金口座への貯金は、確実に元本が保証されていることから除外しています。

・定期預金、積立預金など銀行の普通預金以外の預金商品
・個人向け国債
・勤務先の財形貯蓄

 

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長期・分散・積立を意識してリスクを少しでも減らそう

より運用リスクを低くするためには、少額ずつでよいので、複数の金融商品へ分散投資を心がけましょう。さらに、長期間継続することで複利効果が高まることから、低リスク商品であっても安定した運用結果を目指せます。
 
このことから、低リスクの資産形成は「長期・分散・積立」を意識して、コツコツ積み重ねていくのがよいでしょう。
 

つみたてNISA制度は長期・分散・積立のポイントを抑えた制度

つみたてNISAは、低リスク資産形成の原則である「長期・分散・積立」の運用方法をすべて押さえています。
 
つみたてNISAは、最長20年にわたって積立購入しかできません。また、購入できる金額も年間40万円までと決まっているため、少額ずつ毎月こつこつ長期にわたり運用していきます。
 
つみたてNISAは、毎月1000円程度から積立金額を設定できることから、例えば1000円分ずつ5つの商品を購入することで分散投資になります。長期・分散・積立を意識して資産形成をしていくことで、よりリスクが低く安定性の高い運用が可能です。
 
また、つみたてNISAで購入できる金融商品は、金融庁が定めている基準を満たした商品のみです。そのため、つみたてNISA制度内での運用に関しては、初心者には不向きなリスクの高い商品はありません。
 
これらのことから、つみたてNISAなら初心者でも安心してスタートできます。
 

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・投資できる商品が多い
・NISA口座での国内株式 売買手数料0円
【つみたてNISA】
・幅広い投資信託ラインナップ
・100円から積立がスタートできる

まとめ

比較的低リスクな資産形成には、個人向け国債や財形貯蓄もあります。また、つみたてNISAの中でいくつかの商品に分散投資をし、さらに財形貯蓄や個人向け国債も並行すると、よりリスク分散になります。
 
なお、個人向け国債は1万円から単発で購入できます。銀行や証券会社など身近な金融機関で購入できますので、つみたてNISAと並行して検討してもよいかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。
 

出典

株式会社ステラパートナー 「老後への備えと資産形成」に関する調査(PRTIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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