18歳からできる! Suicaポイントで投資の疑似体験をしてみよう

配信日: 2018.05.05 更新日: 2019.01.10

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18歳からできる! Suicaポイントで投資の疑似体験をしてみよう
初心者が投資をやるかやらないかの、心理的ハードルは結構高いものです。初めてやる投資金額の大小もありますが、そもそも投資をスタートすることはなかなか簡単ではないでしょう。
 
スーパーの試食コーナー、誰もが1度は食べてみたことがあると思います。お腹がすいているときにいい匂いがすると、つい食べたくなっちゃいますよね。包丁などの実演販売はいかがでしょう? 
 
包丁を買い替えたいと思っているときに、目の前で「スパパン」と切れ味の鋭さを見せられると、つい買いたくなります。
 
しかし金融商品などのように、目に見えないものやわかりにくいサービスというのは、実際にやってみないとわからないし体験できないため、なかなか買うというとこまで決断できないことも多いでしょう。
 
そんなときにハードルを下げる手段としては、「お客様の声」のようにすでに利用している人の意見を聞く、つまり「疑似体験」するか、モニターなどの割引・無料サービスなどのように「金額を下げてみる」ことが有効です。
 
今回は、疑似体験もできて金額も少なくできるサービスが開始されたので、紹介したいと思います。
野原亮

Text:野原亮(のはら りょう)

確定拠出年金相談ねっと認定FP

確定拠出年金創造機構代表
https://wiselife.biz/fp/rnohara/
現東証1部上場の証券会社に入社後、個人営業・株式ディーラーとして従事。口座残高が当初20万円のお客様が2,000万円になったことも。その後、営業マーケティング会社に転職。生涯担当顧客は1,000名超。 2016年に確定拠出年金専門のファイナンシャルプランナーとして開業。法人への企業型確定拠出年金制度の導入を中心に、個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)制度の普及にも努めている。生活に密着したお金の話は「人生有限、貯蓄無限」と考え、公的年金や資産運用のアドバイスも。2017年、DVD「一人社長・夫婦経営の社長のための確定拠出年金」を出版
https://www.amazon.co.jp/dp/B073JFYMQV

JRE POINT投資体験チャレンジってなに?

Suicaのポイントで投資ができるならやってみたいですか?
 
JRE POINT投資体験チャレンジは「投資運用を身近に」というテーマにより、2018年3月20日(火)15:00~2018年9月20日(水)23:59までの期間限定で、Suicaのポイントを使って資産運用の疑似体験ができちゃうサービスです。
 
JRE POINT WEB ID・MY JR-EAST ID、(株)お金のデザインを経由して登録すると、持っているJRE POINTのポイント数を指定し、投資の疑似体験ができます。
 
運用中のポイントは、お金のデザインが運用する投資信託THEO(テオ)の基準価額データに連動し、2種類ある運用コース(アクティブコース、バランスコース)に応じて日々変動します。
 
あくまでポイントが増減するだけで、金融商品を直接購入するわけではありませんので、ポイントが増えても税金はかかりませんし、途中引き出しやポイントの追加指定も可能です。また、これは珍しいですが、ポイントが減ったとしても補てんされます。投資信託による投資の疑似体験というのはそういう意味です。
 
実際に筆者もやってみました。運用中ポイントに指定できるポイントが100ポイント(100円分、1ポイント=1円)あったのでやってみたところ、数日で4ポイント増えていました。また実際にすぐに引き出せます。
 

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JRE POINTの共通化

JR東日本では、現在いくつもの改革を行っているようです。その一環が「ポイントの共通化」です。
 
2018年6月28日(木)に、クレジットカード機能付きSuicaで有名な、ビューカードの利用で貯まる「ビューサンクスポイント(1ポイント=2.5円相当)」をJRE POINTへ共通化します。
 
ビューカードに新たにJRE POINTカードの機能を搭載し、クレジットカード、Suica、JRE POINTカードの機能を持ったオールインワンカードになります。
 
これにより、JR東日本の交通施設、商業施設、商品交換としての利用や、Suicaへのチャージ機能が共通化され、より利便性があがることが期待されます。
 
つまり6月末から、投資体験チャレンジに利用できるポイントが大きく増える可能性があるため、THEO(テオ)の普及にもはずみがつくのかもしれません。
 
ただ、あくまで投資の疑似体験ですから、実際にポイントを運用しても、資産運用している感覚にはちょっとなりづらいかもしれません。また、このキャンペーンが延長される可能性もあるのか、実際にTHEOの普及とどうつながっていくのか、とても興味深いです。
 

ポイント経済、キャッシュレス経済の進展による期待

セゾン、楽天、JR東日本、他社でもこのような動きが盛んになってくることが想定されます。
 
Tポイント、ワオン、Ponta、auウォレット、ドコモ、SBI、そして仮想通貨はどう? 楽天が提供するポイントプログラム「楽天スーパーポイント」は、2002年の開始以来、その累計付与ポイント数が2017年7月11日(火)に「1兆ポイント」を突破しました。
 
今後ポイント経済・キャッシュレス経済が進展していくなかで、日々の暮らしにおける賢い知識、生活スキルとしての金融知識についての関心はより高まっていくでしょう。
 
FPとしての筆者は、若い世代が資産運用に興味をもち実践することにつながるのであれば、どんな手段でもよいと思っています。資産運用はとにかくやってみないとわからないですからね。
 
ポイントを活用したこのような記事体験などをきっかけに、日常生活から隔離された金融知識ではなく、一般的なお金の知恵が今まで以上に、生活の中に浸透していくことを期待しています。
 
Text:野原 亮(のはら りょう)
確定拠出年金相談ねっと認定FP

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