更新日: 2022.12.23 その他資産運用

暗号資産トラブルが増加中! 典型的なトラブル事例と巻き込まれないための注意点

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

暗号資産トラブルが増加中! 典型的なトラブル事例と巻き込まれないための注意点
暗号資産をご存じでしょうか? 大もうけできるという話や、はたまた大損をしてしまうという声などいろいろな情報が出回っており、一度は耳にしたことがあるかもしれません。
 
国民生活センター相談情報部によると、暗号資産に関する消費相談が、年間3000件前後寄せられており、特に最近では、20~30歳代の若者の相談割合も増加傾向とのことです。
 
本記事では、暗号資産の概要と、そのトラブル事例、注意点とトラブルに対応する方法を紹介します。

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暗号資産とは?

暗号資産とは、インターネットの中だけでやり取りされる、通貨のような機能を持つ電子データです。紙幣や貨幣のような実態はありません。
 
暗号資産は資金決済法において、次の性質を持つ財産的価値と定義されています。
 

・不特定の者に対して、代金の支払いなどに使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル)と相互に交換できる
・電子的に記録され、移転できる
・法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカードや電子マネーなど)ではない

 
代表例としては「ビットコイン」や「イーサリアム」があり、取引所や販売所と呼ばれる場所で、暗号資産交換業者を介し売買、換金します。
 

暗号資産トラブル事例

では、トラブル事例をみていきましょう。
 

セミナーやSNSによるケース

セミナーやSNSで「絶対にもうかる」などと持ちかけられ、返金や出金ができずトラブルになる。
 

無登録業者によるもの

法令に基づく登録を受けていない、無登録業者(海外業者も含む)が国内の消費者を勧誘し投資をさせるが、その後、業者と連絡が取れずトラブルになる。
 

出会い系サイトやマッチングアプリによるもの

出会い系サイトやマッチングアプリで知り合った人に、暗号資産投資を勧められて行ったが、その後、返金されない、出金できない、連絡が取れなくなるなどとなってしまいトラブルになる。
 

追加費用を請求される

出金のために追加費用を求められ、思いもよらない金額になりトラブルになる。
 

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トラブルにならないための注意点と対応方法

では、このようなトラブルに合わないように、注意点と対応方法をみてみましょう。
 

必ずもうかる話はない

そのような話は、この世のどこにもないのが現実です。簡単に「必ずもうかる」などの口車には乗らないようにしましょう。
 

SNS、マッチングアプリで出会った相手と暗号資産の話をしない

当初から暗号資産に投資させるのを目的として、接触している可能性があります。このような方法で出会った人が暗号資産の話をしてきたら、十分注意しましょう。事実、こうした被害が増えています。
 

暗号資産の理解が不十分であれば取引をしない

どのような商品も、理解が不十分で購入することは危険です。特に金融商品は、そもそも商品内容が複雑です。理解が追い付かないのであれば、取引は控えた方がよいでしょう。
 

価格変動リスクを理解する

暗号資産はさまざまな要因により、価格の急落が起こり、損をすることがあります。その点を踏まえて取り引きしましょう。
 

暗号資産交換業の登録業者か確認する

暗号資産交換業者は、金融庁・財務局への登録が必要です。暗号資産取引を行うのであれば、金融庁のWebサイトで登録業者であるかを確認すれば、トラブル対策になります。
 

何かあればすぐに相談を

危険や違和感を感じた場合、最寄りの消費者生活センターなどに相談して、被害が大きくなる前に対策しましょう。
 

まとめ

暗号資産は急速に流行し、良いもうけ話に思えるかもしれません。しかしその分、トラブルも増えており、十分注意が必要です。自分のお金を守るのは自分自身です。暗号資産取引に興味があるのであれば、今回紹介した注意点を意識して取り引きしましょう。
 

出典

内閣府大臣官房政府広報室 政府広報オンライン 暗号資産の「必ずもうかる」に要注意!マッチングアプリやSNSをきっかけとしたトラブルが増加中
金融庁・消費者庁・警察庁 暗号資産に関するトラブルにご注意ください!
国民生活センター相談情報部 暗号資産に関する消費者トラブル
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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