更新日: 2022.12.24 NISA
「つみたてNISA」の利用率が増加! どんなところが人気なの?
本記事では、つみたてNISAの特徴について詳しく解説しますので、ぜひ投資を始める際の参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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つみたてNISAの利用率
一般社団法人投資信託協会2021年の「投資信託に関するアンケート調査」(調査対象:20~79歳の男女2万名)によると、投資信託の保有状況は積立投資が上昇しています。
その中でも、特に「つみたてNISA」の保有割合は、2019年17.4%、2020年24.4%、2021年35.2%と、全年代で増えており、特に20〜40代の若い世代で保有している人が多い状況です。
投資初心者や、長期的な資産形成を希望する世代の利用率が高いことが分かります。
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つみたてNISAの特徴3選
つみたてNISAとは、少額から積立投資ができる非課税制度です。リスクを抑えた分散投資を長期的にできる仕組みとなっているため、投資初心者の人でも利用しやすい制度です。
ここでは、つみたてNISAの特徴を3つご紹介します。
1. 非課税期間が20年続く
つみたてNISAで運用する投資信託の利益や分配金は、最長20年間非課税となります。
一般的に、投資の利益や分配金には20.315%の税金がかかります。しかし、つみたてNISAの枠を利用して投資した場合は、20年間税金がかかりません。
現在、つみたてNISAは2042年までの制度とされています。これは最終購入が2042年までということなので、その年に購入した分はその後20年間(2061年まで)非課税です。
2. 低コストで少額から始められる
つみたてNISAの対象商品は、金融庁が「長期・積立・分散」の投資に適していると判断した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)です。
販売手数料はゼロ、信託報酬(運用中にかかる手数料)も一定水準以下に限定されており、低コストで投資できます。
また、毎月の積立額が少額から始められるのも、つみたてNISAの特徴です。金融機関によっても異なりますが、100円や1000円から1円単位で買い付け額を設定できます。
負担が大きくかからない範囲で投資を始められるのも、つみたてNISAの利用率が増加している理由の1つといえるでしょう。
3. 買い付けタイミングに迷わない
一般的な投資では、少しでも安いところで買いたい気持ちから、買い付けタイミングを迷う人が多くいます。しかし、つみたてNISAでは同じ金額を毎月おなじ日付に買い付けるため、買いのタイミングに迷うことがありません。
投資信託の成績は、「量×価格」で決まります。価格が高いときは買える量が少ないですが、価格が低いときは買える量が多くなります。時間をかけて量を積み上げることによって、価格が再度上昇したときに利益を出しやすくなるでしょう。
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まとめ
今回は、つみたてNISAの特徴についてご紹介しました。つみたてNISAは低コストで少額から始められるので、誰でも始めやすい制度となっています。まだつみたてNISA口座を開設していない人は、この記事を参考にぜひ始めてみてください。
出典
一般社団法人 投資信託協会 投資信託に関するアンケート調査報告書-2021年(令和3年)投資信託全般
金融庁 つみたてNISAの概要
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部