更新日: 2023.05.12 その他資産運用

NFTってどれくらいの価格で買えるの?アンケートをもとに平均購入額を発表

NFTってどれくらいの価格で買えるの?アンケートをもとに平均購入額を発表
近年、SNSやインターネット上で話題のNFT(エヌエフティー)。
 
・デジタルアーティストのBeepleによって作成された「Everydays: The First 5000 Days」という作品が、約75億円で落札された
・Dojima Sake Breweryが製造する日本酒ビンテージSAKE「懸橋(ケンブリッジ)」が、NFT販売において、日本酒の史上最高額である1本888万円で即売れ
 
このような世間をにぎわすNFT関連のニュースを見て、気になり始めた人もいるのではないでしょうか。
 
そこで、本記事では、NFTの仕組みや利益を得る方法、NFT所有者の平均購入額について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

SNSでも話題沸騰中! NFTとは?

NFTとは「Non-Fungible Token」の略で、「代替不可能なトークン(仮想通貨の一種)」を指します。
 
NFT登場以前には、コピー・複製が容易で量産可能なデジタルデータには、希少価値がありませんでした。
 
しかし、NFTの特殊な技術により、複製不可能なデータの作成が可能になったことで、デジタルアートやゲームなどが、唯一無二の価値を持つものに変化。
 
作品が転売されるたびに、著作権を持つ作者が、手数料として利益の一部を得続けられるというNFTの仕組みが誕生しました。
 

NFTの特徴

NFTは、代替不可能であることに加え、誰にでもNFT作品の作成・発表ができること、さまざまな条件をプログラムできること、破損・紛失のリスクがないことが特徴です。
 
NFTでは、誰にでも作品の作成・発表が行え、難しいプログラミング技術を用いることなく、データをアップロードするだけで、作品をNFT化できます。
 
作品のジャンルは、デジタルアートやゲームアイテム、音楽作品、トレーディングカード、漫画、アニメ、ライブチケット、不動産などさまざま。
 
自分の得意分野の作品を出品できて、興味のある分野の商品を購入できる点も、これまでの仮想通貨とは大きく異なる点といえるでしょう。
 
また、「転売された際にも、作者に利益が入る」などの条件設定を自由に行えるうえ、オンライン上の商品のため、破損や紛失のリスクもありません。
 

NFTで利益を得る仕組み

NFTで利益を得る方法として「出品」「転売」「ゲーム」などが挙げられます。
 
「出品」とは、NFTマーケットプレイスというプラットホーム上に自作品を出品し、購入された際に利益を得られる仕組みです。流行している分野の商品ほど、高値での売却が期待できるとされています。
 
「転売」とは、商品を購入後に、二次流通させることです。NFT販売では、個数が限定されているケースが多いため、希少価値が高まったところで転売することで、利益を戦略的に伸ばせます。
 
「ゲーム」とは、NFTゲームを実際にプレイしながら、トークンを稼ぐ方法です。NFT化されたキャラクターやアイテムを使って、ゲームを進めながら稼げる、ゲーム好きにはたまらない仕組みといえるでしょう。
 

【PR】資料請求_好立地×駅近のマンション投資

【PR】J.P.Returns

おすすめポイント

・東京23区や神奈川(横浜市・川崎市)、関西(大阪、京都、神戸)の都心高稼働エリアが中心
・入居率は99.95%となっており、マンション投資初心者でも安心
・スマホで読めるオリジナルeBookが資料請求でもらえる

NFTの平均購入額 もっとも多いのは1000~5000円

NFTは、数千円から気軽に始められる点も、魅力の一つです。
 
株式会社ゼロアクセルが行った、2022年時点でNFTを所有していた、国内在住の男性109名、女性112名の合計221名を対象とした、NFTの利用状況に関するアンケート調査によると、NFT一つの購入にかかった金額として、1000~5000円と答えた割合が33.9%。
 
全体の67.2%が、1万円未満と回答したことが明らかになっています。
 
図表1

※出典:株式会社ゼロアクセル NFTに関するアンケート調査
 
また、所持したことがあるジャンルとしてもっとも多かったのは音楽(65.0%)、ついでゲーム(57.3%)、スポーツ(55.5%)、アート・イラスト(51.8%)などの人気が高いことも判明しました。
 
高額な取引の話題が多いNFT界隈ですが、一方で、親しみやすく手軽に購入できる価格帯の商品が、一般に広く普及していることも、調査結果からうかがえます。
 

NFTは1万円未満で気軽に購入可能!

NFTは、得意分野のアートや音楽作品などを出品したり、自分の興味のあるデジタル作品を1万円未満で購入して転売したりすることで、利益を得ることが可能な、仮想通貨の派生商品です。
 
まずは「投資して利益を増やす」という目的にとらわれず、自作品の発表の場として、あるいは好きなアーティストの作品を購入する場として、気軽に利用するのもよいのではないでしょうか。
 

出典

株式会社ゼロアクセル NFTに関するアンケート調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集