将来の備えにこれからは投資!? まったくの初心者は何から始めればいい?
配信日: 2023.06.12
そこでこの記事では、投資をこれから始める人に向けて、おすすめの投資方法を紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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投資初心者には積立型がおすすめ
まず前提として、一口に投資といってもさまざまな種類があり、それぞれの方法ごとに期待できるリターンと、元本割れをするリスクが異なることは知っておきましょう。
例えば、定期預金や債券投資は基本的に元本割れをするリスクが低いですが、その一方で得られる利益も少ないケースが多いです。また、株式投資や投資信託は定期預金に比べると期待できるリターンが大きいものの、元本割れをするリスクが一般的に高く、注意しなければいけません。
ただし、リスクが高い金融商品であっても、お金の掛け方次第でそれを抑えることも可能です。その代表的な手法としては、積み立て投資が挙げられます。
株式や投資信託などのリスクの高い商品は、市場の値動きで常に価格が変動しています。そのため、価格が高い状態で購入した後に、リーマンショックなどのような大きな価格下落要因が発生すると、大きく損を出してしまうというわけです。
しかし、毎月一定額を積み立てる投資手法であれば、価格が最も高いときに購入するリスクを避けることができます。もちろん、価格が最も安いときに購入して大きく利益を出すこともできませんが、もともと株や投資信託は、得られるリターンが定期預金よりも大きいこともあって、それほど大きなデメリットにはならないことがあります。
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積み立て投資のおすすめは?
積み立て投資は、基本的にどの投資においてもリスクを抑えることができますが、株式には最低購入金額が高いものもあり、資金がそれほど潤沢にない人には向いていません。
そこでおすすめなのが、iDecoで投資信託を購入する方法です。iDecoとは厚生労働省が管轄する私的年金の一種で、掛け金とその運用益、および給付を受けるときに、税制上の優遇措置を受けられます。
掛け金上限は、年金の加入区分や企業年金の加入有無などによって変わりますが、確定給付型の年金および企業型DCに加入していない会社員であれば、最大で月額2万3000円です。掛け金は毎月5000円以上、1000円単位で、何にどれぐらい投資するかを自分で決められます。
例えば、毎月1万円を拠出する場合、5000円を国内株式がメインの投資信託、3000円を海外株式がメインの投資信託、残り2000円を元本保証型の定期預金と分散することも可能です。
ただし、iDecoは老後の資産形成を目的とした制度であるため、原則的に60歳になるまで運用資金を引き出すことができない点には注意してください。
投資初心者のポイントは積立投資と税制優遇措置の活用
インフレ下において投資は資産を守るために有効な方法の1つです。投資には元本割れをするリスクがあるものの、積立投資を上手に活用すれば、リスクを抑えられる場合があります。
特に、iDecoのような税制優遇措置がある制度は、所得控除などの恩恵によって、実質的な利回りを確保しやすいのがメリットです。老後資金が不安で、これから投資を始めることを検討している人は、iDecoの活用を検討してみましょう。
出典
厚生労働省 iDeCoの概要
国民年金基金連合会 iDeCo公式サイト iDeCo(イデコ)の仕組み
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー