更新日: 2023.10.12 NISA
つみたてNISAを始めてみようと思うのですが、手続きの方法が全く分かりません……。具体的な手順を教えてください!
つみたてNISAに興味があるけれど、手続きの方法がよく分からなくてなかなか始められない方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、つみたてNISAの始め方を詳しく紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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まずは金融機関の選定
最初にやることは金融機関の選定です。つみたてNISAを始めるには、非課税で運用ができるNISA口座を開設しておかなくてはなりません。NISA口座に対応している金融機関としては、証券会社や銀行、信用金庫、郵便局などがあります。各金融機関の窓口や公式サイト、書類郵送等で申し込み手続きを済ませておきましょう。
近年は、オンライン上で手続きができるネット証券が人気となっています。ネット証券は、店舗型の金融機関と比較して手数料が安く、自分のペースで投資ができるといったメリットがあります。インターネット環境が整っている方は、ネット証券も検討してみてはいかがでしょうか。
・必要書類を準備しておく
NISA口座の開設手続きの際には、マイナンバーカードや本人確認書類などの提出が求められます。
必要な本人確認書類は、運転免許証、健康保険証、パスポート、年金手帳などです。マイナンバーカードの作成は、時間がかかる場合があります。マイナンバーカードを持っていない方は、早めに申し込み手続きを済ませておきましょう。
・税務署の審査を待つ
NISA口座開設の申し込み手続きが終わったら、税務署の審査結果を待ちます。NISA口座は、1人につき1口座しか開設できません。
税務署の審査で重複がないことが確認できたら、NISA口座が開設される流れです。税務署の審査は、1~2週間くらいかかる場合もありますので、スケジュールに余裕をもっておいたほうがよいでしょう。
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NISA口座を開設したら投資する銘柄を選ぶ
NISA口座を開設したら、次は投資する銘柄を選ばなくてはなりません。つみたてNISAでは選択可能な銘柄があらかじめ決められています。国が選定した200本以上の銘柄から、自分の好きな銘柄を自由に選ぶ仕組みです。
たくさんの銘柄がありますので、手数料、純資産額、トータルリターン、将来性などをよく比較したうえで、自分にとって最適なものを選んでください。なお、つみたてNISAの対象銘柄数は、金融機関によって異なります。金融庁や証券会社などのWebサイトでも対象銘柄の確認ができますので、よく目を通しておくとよいでしょう。
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投資額・タイミング・入金方法などを決める
現行のつみたてNISAの年間投資枠は、40万円です。2024年から始まる新NISAのつみたて投資枠では、年間で120万円まで投資可能となっており、成長投資枠との併用も可能です。
この枠内に収まるように、投資額やタイミングを決めていきましょう。つみたてNISAでは、月1万円、毎週3000円といったように、自由に積立額を決められます。年収や生活資金などを考慮したうえで、無理のない範囲で積立額を決めるとよいでしょう。
投資額を決めたら、開設したNISA口座へ投資額を入金します。入金方法は、提携銀行への入金、指定口座からの引き落としなどが一般的です。近年は、クレジットカード決済を選ぶ人も多くなりました。
クレジットカードはポイントがたまりやすいというメリットがあります。金融機関によって入金方法が異なりますので、よく確認しておきましょう。
手続きが終わったらコツコツと続けていくだけなので簡単!
つみたてNISAを始める際には、金融機関の選定、NISA口座開設、必要書類の準備など、やることがたくさんあります。NISA口座が準備できたら、投資する銘柄を選んで、投資額、投資のタイミング、入金方法などを設定しましょう。
手続き完了後は、継続的に積み立てていくだけです。もしも手続きのことで分からないことがあったら、金融機関の窓口に問い合わせてみるとよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー