更新日: 2024.07.30 その他資産運用
【楽天証券】口座開設のやり方をわかりやすく解説! 必要書類や注意点も [PR]
楽天証券は2023年現在、過去5年累計新規口座開設数No.1、NISA口座数No.1の証券会社です。楽天証券は人気のある証券会社であるため、口座開設についてさまざまな悩みや疑問が出るのは納得できることといえます。
本記事では、人気のある楽天証券の口座開設のやり方、メリットやデメリット、注意点などについて解説します。楽天証券の口座開設を検討している人はぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
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監修:柘植輝(つげ ひかる)
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目次
楽天証券の口座開設のやり方
楽天証券の口座開設は、次の6ステップで手続きが完了します。
STEP1.メールアドレスを登録する
STEP2.本人確認書類の提出をする
STEP3.口座開設に必要な情報の入力をする
STEP4.ログインIDの受け取りをする
STEP5.初期設定をする
STEP6.マイナンバーの登録をする
証券会社に口座を開設するには窓口に行く必要があるなど、手続きが複雑と思っている方も多いかもしれません。しかし、楽天証券の口座開設は簡単であり、たった6つのステップを踏むだけで口座が開設できます。
ここからは、楽天証券の口座をどのようなやり方で開設するのか紹介していきます。口座開設までの詳しい説明をしていきますので、楽天証券の口座を開設したいけど手順がわからないという人はぜひ参考にしてください。
STEP1.メールアドレスを登録する
必要情報を入力する前にまず、楽天証券にメールアドレスを登録します。
楽天証券にメールアドレスを登録するには、楽天証券の公式ホームページを開き「口座開設」をクリックします。
口座開設をクリックすると、楽天会員かどうか尋ねられるので、楽天会員であればIDとパスワードを打ち込み、楽天会員でない場合は会員ではないという項目をクリックしましょう。楽天会員であれば入力項目の一部が省略できますが、入力に必要な項目は楽天会員と会員ではない人に違いはありません。
STEP2.本人確認書類の提出をする
楽天証券で口座開設するときには、本人確認書類の提出が必要です。
運転免許証やマイナンバーカードとスマホを持っている人であれば「スマホで本人確認」の利用が可能です。「スマホで本人確認」を利用するときには、運転免許証やマイナンバーカードと顔写真を撮影し、スマホから画像を送信するだけで本人確認が終わるので簡単です。
「スマホで本人確認」は簡単に手続きできるだけでなく、「スマホで本人確認」をすると最短翌営業日以降に楽天証券のID番号が届きます。「スマホで本人確認」をしない場合、本人確認書類を楽天証券に送付してから5営業日ほどでIDが届きます。
STEP3.口座開設に必要な情報の入力をする
楽天証券口座開設のための本人確認書類を用意したら、口座開設に必要な情報を入力します。
口座開設に必要な個人情報を入力後、続けて開設する口座の納税方法を選択します。選択できる納税方法は、次のとおりです。
●特定口座(源泉徴収ありの口座となしの口座を選択可能)
●一般口座(源泉徴収なし)
また、楽天証券の口座開設とともに、次の口座の開設も可能です。
●楽天銀行口座
●NISA口座
●iDeCo口座
どの口座を開設したらよいのかについては後述します。
STEP4.ログインIDの受け取りをする
楽天証券の口座開設でメールアドレスの登録や本人確認、必要な情報の入力が終わったら、楽天証券からIDが届くのを待ちます。
「スマホで本人確認」をすればメールアドレスにIDが届き、書類をアップロードして本人確認をした場合には郵送でIDが届きます。楽天証券の口座開設の初期設定をするにはIDが必要であるため、楽天証券からIDが来るまで待つ必要があります。
もし楽天証券からログインIDのメールが届かない場合は、迷惑メールなど他のフォルダに振り分けられていないか確認しましょう。もし振り分けられていない場合は、特定のメールアドレスが届かない設定になっている可能性があります。
特定のメールアドレスが届かない設定になっていた場合は、次の手続きが必要です。
1.自分の使っているメールソフトの設定で、「@rakuten-sec.co.jp」のドメインを受信できるようにする
2.「ログインID再通知」でショートメッセージ(SMS)を使用してログインIDを確認する
登録したメールアドレスが間違っていた場合は、初期設定が完了した後にログイン後の画面から変更することも可能です。
STEP5.初期設定をする
楽天証券からIDが届いたら、楽天証券のマイページにログインして初期設定をします。
楽天証券でおこなう必要がある初期設定は、次のとおりです。
●パスワードの変更(郵送でIDを受け取った場合)
●4桁の暗証番号の設定
●勤務先の情報
●国籍と居住地
勤務先の情報はインサイダー取引を防ぐ目的で入力しなければなりません。すべての項目を入力したら初期設定は完了です。
STEP6.マイナンバーの登録する
初期設定が終わったら、マイナンバーを登録します。マイナンバーの登録には、次の3種類の方法があります。
●ウェブサイト(スマホまたはPC)
●スマホアプリ
●郵送
1.楽天証券のサイトにログインしてマイメニューを開く
●2.マイメニューのマイナンバー登録から、ファイルを選択もしくはスマホであればカメラ撮影でアップロードする
●3.マイナンバー入力の画面からマイナンバーを入力する
1.スマホアプリ「iSPEED」をダウンロードして「マイナンバー登録」を選択
2.ログインIDとパスワードを入力する
3.「ログインしてマイナンバー登録をする」を選択し、画面の指示に従ってマイナンバーを登録する
1.マイナンバーカードや通知カード、個人番号記載の住民票の写しをコピーする
2.楽天証券のサイトにログインしてマイメニューを開く
3.「お客様情報の設定・変更」から「基本情報(マイナンバー・ログイン関連)」を選択
4.マイナンバーの「登録」をクリックして「スマートフォンからできない場合」を選択する
5.「郵送を申し込む」をクリックする
6.楽天証券からの郵送物が届いたら「マイナンバー通知届出書」に個人番号書類のコピーを添付して送り返す
なお、郵送での対応をすると口座開設まで時間がかかってしまいます。楽天証券の口座を開設してすぐに取引を開始したい人は、ウェブサイトかスマホアプリから手続きするようにしましょう。
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楽天証券の口座開設に必要な書類と情報
楽天証券の口座開設には、書類の提出と開設に必要な情報の入力が必要です。
どのような書類や情報が必要なのか紹介していきますので、楽天証券の口座を開設するときには書類などの準備をしておきましょう。
楽天証券の口座開設に必要な書類
楽天証券の口座開設に必要な書類は、「スマホで本人確認」をする場合とそれ以外の場合で異なります。
●運転免許証もしくはマイナンバーカード
●運転免許証
●マイナンバーカード(表面のみ)
●住民票の写し
●印鑑登録証明書の写し
●パスポート
●在留カードや特別永住者証明書 など
本人確認で必要な書類は基本的に手元にあると思いますが、有効期間があるものは有効期間が切れていないかあらかじめ確認しておきましょう。
とくにパスポートを利用する場合、有効期間が切れるというお知らせは来ないため、期限切れになっているケースが多くあります。期限切れの書類では本人確認できないため、有効期間内かどうか事前に調べておくことが大切です。
楽天証券の口座開設に必要な情報
楽天証券の口座開設のために必要な情報は、次のとおりです。
●氏名
●性別
●生年月日
●住所
楽天証券で口座開設するときに必要な情報は、基本的な個人情報だけで入力項目は多くありません。初期設定時には勤務先の情報や国籍、居住地などの入力をしますが、それでも入力が少なくて済みます。
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楽天証券で開設する口座の選択基準
楽天証券で口座を開設するときには、次のような口座の選択をしなければいけません。
●特定口座にするのか一般口座にするのか
●NISA口座を開設するのか
ここでは、各口座の違いから、口座をどのような基準で選択すればよいのか解説していきます。各口座の違いを理解して自分がおこなう投資にあった口座を選択していきましょう。
特定口座にするのか一般口座にするのか
楽天証券で口座開設するときには、特定口座(源泉徴収あり・源泉徴収なし)にするのか一般口座にするのか選択しなければなりません。
特定口座とは、投資商品の譲渡時に発生する所得税や住民税の納税を簡単におこなえる口座です。一方、一般口座とは、特定口座やNISA口座にて管理していない上場株式などを管理する口座です。
源泉徴収ありの特定口座にすれば、楽天証券が自動的に源泉徴収してくれるため、確定申告をする必要がありません。特定口座でも源泉徴収なしを選択すると、確定申告をする必要があります。
一般口座は自分で損益計算をして確定申告をしなければならないため、投資初心者の方は源泉徴収ありの特定口座を選択するとよいでしょう。
NISA口座を開設するのか
楽天証券で口座開設するときには、NISA口座の開設が可能です。
2024年から新NISAが始まり、これから楽天証券で口座開設をしてNISA口座も同時に開設しようと考えている方は、新NISAの制度で運用することになります。
NISAの特徴は、図表1のとおりです。
図表1
NISAが利用できる人 | 口座開設する年の1月1日時点で18歳以上の人 |
非課税扱いになる利益の種類 | 一定条件を満たす投資信託および上場株式から得た売却益と普通分配金 |
口座開設できる数 | 1人1口座まで |
非課税投資枠 | 年間360万円(つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円) |
非課税期間 | 無期限 |
対象商品 | 一定基準を満たした投資信託・上場投資信託および上場株式 |
金融庁「新しいNISA」を参考に筆者作成
NISAの特徴を把握し、投資する場合は楽天証券の口座開設でNISAの口座も開設しておきましょう。
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楽天証券の取引の始め方
楽天証券の取引を始めるには、次の2つのステップを踏むだけで可能です。
●STEP1.取引口座の確認をする
●STEP2.開設した口座に資金を入れる
楽天証券は口座開設も簡単なうえに、取引の始め方も簡単におこなえます。楽天証券で取引するときにどのような手続きが必要なのか紹介していきますので、口座を開設したら早速取引を開始してみましょう。
STEP1.取引口座の確認をする
楽天証券で取引するときには、まず自分の投資したい商品にあった口座か確認しましょう。
楽天証券で口座を開設したときには、総合口座が開設されています。株式や債券の投資をおこなうときは総合口座での取引が可能ですが、FXや信用取引をおこなう場合には専用の口座の開設が必要です。
自分がどのような商品に投資するのか、投資する商品には専用口座が必要かどうかを確認することが大切です。
STEP2.開設した口座に資金を入れる
投資する商品にあった口座を開設したら、口座に入金します。楽天証券の口座への入金方法は、次の3種類です。
●リアルタイム入金
●らくらく入金
●通常振込入金
それぞれの入金方法の特徴をみていきましょう。
【リアルタイム入金】
リアルタイム入金とは、インターネットバンキングを経由して楽天証券の口座に即時入金できるサービスです。
なお、リアルタイム入金できるインターネットバンキングは、図表2の金融機関です。
図表2
三井住友銀行 | みずほ銀行 | 三菱UFJ銀行 |
ゆうちょ銀行 | 楽天銀行 | PayPay銀行 |
セブン銀行 | 関西みらい銀行 | 住信SBIネット銀行 |
イオン銀行 | りそな銀行 | 埼玉りそな銀行 |
広島銀行 | ソニー銀行 | – |
楽天証券「リアルタイム入金」を参考に筆者作成
【らくらく入金】
らくらく入金とは、楽天証券の「らくらく入金」専用ページで、楽天銀行口座から楽天証券口座に資金を移動ができるサービスです。
わざわざ楽天銀行のWebサイトを開くことなく、楽天証券のWebサイトから入金手続きができます。らくらく入金であればメンテナンス時以外24時間365日利用でき、入金手数料もかかりません。
【通常振込入金】
通常振込入金とは、銀行窓口やATM、リアルタイム入金ができないインターネットバンキングから入金することです。
通常振込入金の場合、入金手数料が必要になります。入金はリアルタイムではおこなわれず、入金手続きから1時間程度の手続き時間が必要です。通常振込入金ではすぐに入金できないため、リアルタイム入金やらくらく入金ができる環境を整えておくとよいでしょう。
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楽天証券の口座開設をしたら、設定しておいたほうがよいサービス5選
楽天証券の開設口座で取引をするときには、次の5つのサービスを設定しておきましょう。
●マネーブリッジ
●国内株式手数料コース
●ハッピープログラム
●楽天ポイント投資(投資信託)
●楽天カードを利用したクレジットカード積立
楽天証券にはさまざまなサービスがあり、設定しておくことでお得に投資ができます。楽天証券で取引するときにはどのようなサービスがあるのか理解し、どのサービスを設定するのか判断していきましょう。
マネーブリッジ
マネーブリッジとは、楽天証券の口座と楽天銀行の口座を連携するサービスです。
マネーブリッジをするメリットは、次のとおりです。
●楽天銀行口座にある資金の金利が年0.10%に優遇される(預金300万円の部分まで)
●楽天証券のWebサイトから自動的に入金できる(自動入出金)
また、マネーブリッジの手続きは楽天銀行口座をすでに所有している場合、簡単に手続きが可能です。Webサイトからマネーブリッジカンタン申込をするだけで、手続きの所要時間は1分程度でおこなえます。ただし、楽天銀行口座を持っていない場合、口座を開設する必要があるため口座開設に時間がかかります。
国内株式手数料コース
楽天証券の国内株式手数料コースには、次の4種類のコースが用意されています。
●ゼロコース
●超割コース
●超割コース(大口優遇)
●いちにち定額コース
国内株式手数料コースの主な特徴は、次のとおりです。
●ゼロコースは国内の現物や信用、かぶミニ(単元未満株取引)が取引手数料無料
●超割コースは1回の約定代金で取引手数料が決まる
●いちにち定額コースは1日の約定代金の合計で取引手数料が決まる
なお、ゼロコースとはいうものの、信用取引の金利やかぶミニ(単元未満株取引)にはスプレッドコストがかかるため、手数料が完全無料にならないことは理解しておかなければいけません。
ハッピープログラム
ハッピープログラムとは、楽天証券での取引に応じたランク設定がされ、ランクによってさまざまな特典を受けられるサービスです。
ハッピープログラムで受けられる特典は、次のとおりです。
●楽天証券での取引額に応じた楽天ポイントが貯まる
●楽天ポイントの獲得倍率が最大で3倍になる
●楽天ポイントは振込手数料に使える
●ATM手数料が月最大7回無料になる
●他行振込手数料が月最大3回無料になる
●同行間の振込手数料は何回実行しても無料
ハッピープログラムを利用するには、マネーブリッジへの登録が必須です。楽天証券の取引直前に登録したり、月中に解約したりするとハッピープログラムに取引内容が反映されないこともあるため注意しましょう。
なお、ハッピープログラム対象取引をしたときに、反映されているかどうかは楽天銀行のマイページで確認が可能です。楽天銀行のマイページにある、「ハッピープログラム対象取引履歴」を見れば、反映されているかがわかります。
楽天ポイント投資(投資信託)
楽天ポイント投資とは、投資信託の買付代金に対し、楽天ポイントや楽天証券ポイントが利用できるサービスです。
ポイントは1ポイント1円で利用でき、投資信託の買付代金の全額もしくは一部、どちらでも利用できます。ただし、楽天ポイントの利用金額については、1注文当たりのポイント数と1ヶ月で利用できるポイント数が、楽天会員のランクによって上限が定められています。
楽天証券ポイントには上限が定められていないため、多くのポイントを利用する場合は楽天証券ポイントを利用するとよいでしょう。
楽天カードを利用したクレジットカード積立
楽天カードを利用したクレジットカード積立とは、投信積立の引き落としが楽天カードで自動的におこなえるサービスです。
楽天カードで自動的に引き落とされる額は上限5万円までですが、手続きは簡単で投信積立の購入手続きの中で、楽天カードによる決済を選択するだけです。
投信積立の引き落とし額に応じて楽天ポイントも貯まるため、引き落とし口座に入金する必要なくお得に投信積立がおこなえます。
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楽天証券で口座開設するメリット
楽天証券で口座開設するメリットは、次のとおりです。
●取引できる銘柄数が多く選択肢も広い
●楽天ポイントが貯まってお得に取引できる
●手数料がほかの証券会社と比べて割安
●入出金が楽にできる
楽天証券の口座開設をして取引するメリットは多くあります。楽天証券で口座開設をして取引するメリットが自分にあっていると感じるのであれば、楽天証券で投資を始めてみてください。
取引できる銘柄数が多く選択肢も広い
楽天証券は取引できる銘柄数が多く、投資先の選択肢が広いというメリットがあります。
証券会社によって取引できる銘柄は決まっていますが、楽天証券は銘柄数が多く、投資家がよく取引する主要銘柄の選択が可能です。幅広い選択肢があることにより、投資規模の拡大や詳細な投資計画を立てることができます。
なお、楽天証券の取引可能銘柄については日々変動するため、楽天証券「取扱商品一覧」でご確認ください。
楽天ポイントが貯まってお得に取引できる
楽天証券で取引をおこなうと楽天ポイントが貯まり、お得に取引することが可能です。
貯まった楽天ポイントを投資にまわすことにより、複利として運用することができます。ポイントは投資の利回りよりも少ないですが、ポイントと利回りを合計することで複利の効果が大きくなるはずです。
また、楽天証券で貯まった楽天ポイントは楽天証券の取引に利用できるだけでなく、楽天市場でのショッピングにも利用できます。
手数料がほかの証券会社と比べて割安
楽天証券はほかの証券会社と比べて手数料が割安なうえに、国内手数料コースが4つもあり、自分にあった手数料コースを選択できるのが魅力です。
また、国内手数料コースは都度変更できるため、自分の投資計画にあわせたコースの選択が可能です。投資計画にあわせた適切なコースを選択すれば、投資にかかる手数料が削減できます。
入出金が楽にできる
楽天証券のマネーブリッジの設定をすると、投資資金の入出金の手間が少なくなります。
マネーブリッジの設定を終わらせておけば、楽天証券で使う資金をわざわざ銀行口座から移動させる必要はありません。逆に楽天証券に移動した資金を楽天銀行の口座に移したいときも、ワンクリックで移動させることができます。
証券会社と銀行間の資金の移動を何度もおこなうと負担になりますが、楽天証券と楽天銀行を連携しておけば資金移動の負担から解放されます。
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楽天証券で口座開設するデメリットや注意点
楽天証券で口座開設するデメリットは、次のとおりです。
●還元ポイントが改悪された
●アプリで投資信託を購入できない
●ネット対応のみであり窓口対応してくれない
楽天証券で口座を開設することには多くのメリットがあるものの、デメリットや注意点もあります。楽天証券を取引するときには、デメリットや注意点も理解したうえで利用していきましょう。
還元ポイントが改悪された
2022年4月1日よりハッピープログラムのポイント獲得制度が改悪されました。2022年4月1日より前と後の投資信託に関連するポイント獲得制度の違いは、図表3のとおりです。
図表3
2022年3月31日まで | 2022年4月1日から |
---|---|
毎月月間平均の投資信託の残高10万円ごとに3から10ポイントを付与 | 月末時の投資信託の残高が一定の金額にはじめて到達した時だけ10ポイントから500ポイントを付与 |
楽天証券「【楽天銀行・ハッピープログラム】進呈ポイントの変更に関するお知らせ」「【楽天銀行・ハッピープログラム】ポイント進呈条件の変更に関するお知らせ」を参考に筆者作成
2022年4月1日以降は投資信託の残高が一定の金額にはじめて到達したときだけポイントが付与されるため、継続的な還元がなくなってしまいました。
アプリで投資信託を購入できない
楽天証券アプリ「iSPEED」では投資信託を購入できないため、投資信託を購入する場合には楽天証券のWebサイトに移りそこから購入しなければなりません。
楽天証券の投資信託は自動引き落とし設定ができるため大きな問題とはなりにくいですが、口座残高が不足している場合は直接購入する必要があります。
楽天証券の取引でいつもアプリを使っている人にとってみれば、いちいちWebサイトに移行するのが面倒と感じてしまう人もいるかもしれません。小さな問題かもしれませんが、楽天証券を使うときのデメリットの1つといえます。
ネット対応のみであり窓口対応してくれない
楽天証券はネット証券であるため、窓口での対応はしてくれません。
証券は内容を把握するのが難しい分野であるため、直接相談できないと不安に感じてしまう人もいるはずです。ただ、楽天証券はメールだけでなく電話での対応など、次のようなサポートをしてくれます。
●チャットサポート:平日9時~18時
●電話受付:平日8時30分~17時(土日祝、年末年始除く)
●メール:24時間365日(ただし、返信には時間を要します)
上記の対応でも問題ないという人であれば、楽天証券でもよいでしょう。窓口で直接話をしたいという人は、窓口対応をしてくれる証券会社を選択しましょう。
【PR】SBI証券のNISA(ニーサ)
楽天証券の口座開設がおすすめの人の特徴
楽天証券の口座開設がおすすめの人の特徴は、次のとおりです。
●楽天経済圏で生活している人
●楽天銀行の口座を持っている人
●窓口業務のないネット証券でも取引できる人
楽天証券の口座開設がおすすめの人には特徴があります。特徴に当てはまる人は楽天証券の口座開設がとくにおすすめです。これらの特徴に当てはまらないという人も、どのような人が楽天証券の口座開設で取引するとよいのか把握して、お得に楽天証券で取引をしていきましょう。
楽天経済圏で生活している人
楽天経済圏で生活している人は、楽天証券があっている人です。
楽天証券は楽天グループの一員であり、ほかにもさまざまな楽天企業があります。それぞれの企業を利用することで楽天ポイントが貯まります。
貯めた楽天ポイントはさまざまなサービスに利用できるため、楽天市場で貯めたポイントを楽天証券で使用したり、楽天証券で貯めたポイントを楽天トラベルで旅行に利用したりすることもできます。
なお、楽天グループには次のような企業があります。
●楽天市場
●Rakuten Fashion
●楽天ブックス
●楽天24
●楽天トラベル
●楽天Car など
このようにさまざま企業があり、多くのサービスを実施しているため、楽天ポイントを有効的に利用することが可能です。このように楽天ポイントの使い回しができるため、楽天グループを利用している人を楽天経済圏にいる人といいます。
楽天経済圏でサービスを受けたり、ショッピングしたりすると多くのポイントが貯まり、そのポイントを利用することで新たなサービスを受けることが可能です。そして、ポイントを利用しても、またポイントが付与されるため、楽天経済圏で生活するだけでもかなりのポイントが貯まります。
楽天銀行の口座を持っている人
楽天銀行の口座をすでに持っている人は、楽天証券に向いている人です。
楽天証券と楽天銀行はマネーブリッジの設定をすることで、投資資金の入出金の手間が減らせます。そして、マネーブリッジの設定をすれば、楽天銀行の預金に対する金利優遇を受けることができます。
このようにマネーブリッジの設定をするとお得に投資できますが、楽天銀行の口座がないと設定できません。楽天銀行の口座をすでに持っている場合は、すぐにマネーブリッジの設定がおこなえるため、楽天銀行の口座を持っている人は楽天証券の利用に向いている人といえます。
もちろん、楽天銀行の口座を今後開設する予定の人も、楽天証券で取引するのに向いている人です。楽天銀行の口座開設は最短翌営業日に完了するため、すぐに開設可能です。また、手続きも簡単で、楽天銀行アプリから本人確認書類を送付し、必要事項を入力するだけで手続きが終わります。
窓口業務のないネット証券でも取引できる人
窓口業務のないネット証券でも、取引をするのに抵抗がない人は楽天証券がおすすめです。
楽天証券には問い合わせ方法が多くあるものの、ネット証券であるため窓口業務をおこなっていません。窓口業務がないと心配という人もいるかもしれませんが、もし電話やメールでの問い合わせでも問題なく投資ができるという人は楽天証券にあっているといえます。
なお、楽天証券では電話やオペレーターによるチャット、メールでの問い合わせに対応しています。いずれかの方法で問い合わせできるのであれば大丈夫という人は楽天証券がおすすめです。
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楽天証券の口座開設についてよくある質問
楽天証券の口座開設についてよくある質問は、次のとおりです。
●楽天証券の口座開設まで何日くらいかかりますか?
●楽天証券の口座数は2023年にどのくらいになりますか?
●楽天証券の口座開設には何が必要ですか?
楽天証券の口座開設を検討している方は多く、それにともない多くの悩みや疑問もあります。ここからは楽天証券の口座開設についてよくある質問を紹介していきますので、口座開設のときの参考にしてみてください。
楽天証券の口座開設まで何日くらいかかりますか?
楽天証券の口座開設は、最短で申込日の翌営業日です。
ただし、審査に1営業日~3営業日かかることもあり、口座開設まで時間がかかるケースもあります。また、申込時に書類提出の不備があったことにより、口座開設まで時間がかかることもあります。
楽天証券の口座数は2023年にどのくらいになりますか?
2023年12月現在、証券総合口座数が1000万口座を超えました。
1000万口座は国内の証券会社単体での最多口座数です。楽天証券の利用者は多く、その数も年々増えています。多くの人が楽天証券を選んでいることが数字から読み取れます。
楽天証券の口座開設には何が必要ですか?
楽天証券の口座開設には、次の書類や情報が必要です。
●本人確認書類
●氏名
●性別
●生年月日
●住所
詳しくは記事内の「楽天証券の口座開設に必要な書類と情報」をご覧ください。
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楽天証券の口コミ・評判
使いやすくてメリットが多い |
アプリがとても使いやすいので株初心者にもおすすめです! |
楽天証券の口座開設まとめ
楽天証券は2023年12月現在、証券総合口座が1000万口座を超えている人気のあるネット証券会社です。
多くの人から選ばれているのには理由があり、どのような理由で多くの人が利用しているのか知ることが大切です。楽天証券ではマネーブリッジや国内手数料コース、ハッピープログラムなど多くのサービスを実施していますが、サービス内容を正確に理解することでよりお得に楽天証券を利用することができます。
また、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことも大切です。良いところも悪いところも理解すればメリットを享受しリスクを減らすことが可能です。
楽天証券を利用する予定の方はこの記事を参考にメリット・デメリットを把握し、楽天証券の口座開設を検討しましょう。
出典
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楽天証券 楽天証券の魅力
楽天証券 口座開設の手順
楽天証券 リアルタイム入金
楽天証券 らくらく入金
楽天証券 通常振込入金
楽天証券 マネーブリッジ – 楽天銀行連携による優遇金利などのサービス提供
楽天証券 手数料
楽天証券 ポイント投資(投資信託)
楽天証券 楽天カードクレジット決済
楽天証券 ハッピープログラム
楽天証券 【楽天銀行・ハッピープログラム】進呈ポイントの変更に関するお知らせ
楽天証券 【楽天銀行・ハッピープログラム】ポイント進呈条件の変更に関するお知らせ
楽天 楽天の組織
金融庁 新しいNISA
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
監修者:柘植輝
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