更新日: 2024.02.01 NISA

つみたて投資枠(つみたてNISA)つみたてNISAを初めてでもわかりやすく解説!

つみたて投資枠(つみたてNISA)つみたてNISAを初めてでもわかりやすく解説!
2024年からNISAの新制度が始まりました。NISAは長期的に活用しながら資産形成ができる制度ですが、投資初心者や投資未経験者でも比較的気軽に始められるのが特徴です。
 
一人ひとりが将来に向けて資産形成ができるように複数の優遇措置が講じられているのに加えて、幅広い年代の方が利用しやすい仕組みが整えられています。実際に始める前にはメリット・デメリットについて理解しておくことが大切であり、自分にとってメリットが大きいと感じた際には少しでも早いタイミングから始めることをおすすめします。
 
本記事では、新NISA、特に「つみたて投資枠」の内容を中心に初めてでもわかりやすく解説するので、これからNISAを始めようと検討している方は参考にしてみてください。

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大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

NISAは資産形成をサポートする制度

NISAは長期的な資産形成をサポートする国の非課税制度であり、これまで投資に触れてこなかった方でも気軽に始められるように制度内容が整備されています。
 
2024年1月からはさらに多くの方が利用できるように、抜本的拡充・恒久化が図られた新しいNISAが導入されました。新制度は旧制度と比較して口座開設期間が延長されたり、非課税投資枠が拡充されたりとさまざまな変更がなされています。これまで選択制であった「つみたてNISA」と「一般NISA」も「つみたて投資枠」と「成長投資枠」として併用可能となっています。
 
NISAのつみたて投資枠で対象となっている金融商品は、前身の「つみたてNISA」と同様に初心者や未経験者でも取り扱えるように、長期・積立・分散投資に適した商品のみが対象です。ハイリスクハイリターンでの資産形成を目指そうとせずに、中長期的な視点を持ちながら安定的な資産形成を目指しています。投資信託などの買い付けも事前に設定しておけば自動的に買い付けをしてくれるため、投資のタイミングについて考える必要もありません。
 
NISAを利用するためにはNISA口座を金融機関で開設しなければならず、対象となっている金融機関は証券会社や銀行などです。使用できるNISA口座は「1人につき1口座のみ」なので、利用する金融機関については慎重に考えなければいけません。ただし、所定の手続きをおこなえば1年単位で別の金融機関へ変更できます。
 

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NISAつみたて投資枠のメリット

NISAは少額からでも効率的に資産形成できる制度ですが、一般的な投資信託と比較してもさまざまなメリットがあります。
 
所定の手続きを経てNISA口座を開設すれば誰でも簡単に始められるのも特徴として挙げられ、満18歳以上で資産形成を考えている方にはおすすめといえます。これから始めようと考えている場合にはメリットについて把握しておくことが大切であり、自分の考え方や資産形成方針と合っているかも視野に入れなければいけません。
 
NISAつみたて投資枠のメリットとして、以下の5点が挙げられます。
 

●運用益や分配金が非課税
 
●少額からでも始められる
 
●投資コストが低く抑えられる
 
●いつでも換金できる
 
●積立投資だから自動的に買い付けしてくれる

 
メリットについてそれぞれ解説するので、メリットを把握してから進めるようにしましょう。
 

運用益や分配金が非課税

NISAのつみたて投資枠は運用益や分配金が非課税なので効率的な資産形成をサポートしてくれます。運用益や分配金を再投資するとさらに効率がよくなります。
 
一般的な投資信託や定期預金では、運用益や分配金に対して20.315%の税金が課税されますが、NISAを活用すると税金が課税されません。中長期的に積み立てることが前提となっている制度なので、もし課税される場合は、数十年継続的に取り組んでいると税金額も大きくなってしまいます。
 
例えば、運用益が100万円得られたとしても、100万円×20.315%=20万3150円が課税されてしまいます。しかしNISAではこの分が非課税となるので、本来差し引かれる金額についても再投資ができれば、他の方法で資産運用するよりもメリットが大きくなるといえます。
 

少額から始められる

金融機関によって始められる金額は異なっていますが、NISAのつみたて投資枠は少額からでも始めることができます。
 
100円から始められる金融機関も存在しているため、1000円や1万円など生活に負担がかからない範囲から資産形成を目指せます。NISAに限らず各種投資は余剰資金でおこなうのが原則であり、日常生活を送るために最低限必要な資金などとは切り離しておく必要があります。
 
このように、少額からでも始められるのは投資初心者や投資未経験者でも取り組みやすいため、基本的な流れなどを覚えられるまでは少額で投資をして、慣れてきたタイミングやまとまったお金が手元に入ったときに金額を増やすケースが多いです。一般的な投資のイメージだとどうしても数十万円から数百万円のまとまった金額が必要と思われる方が多いですが、実際には少額から始めて中長期的に資産形成しても問題はありません。
 

投資コストが低く抑えられる

投資信託では購入時手数料などが必要になる場合もありますが、NISAのつみたて投資枠では投資コストが低く抑えられている傾向にあります。
 
また、金融機関によって設定されている金融商品は異なりますが、つみたて投資枠の投資対象商品は金融庁によって長期・積立・分散の投資に適していると判断された金融商品となります。一定の基準を満たした投資信託に限定されているため、低コストからでも長期運用できるように整備されています。
 
具体的な投資コストについては金融機関によって細かく決められていますが、さらに投資コストを抑えたいと考えている方にはネット銀行がおすすめです。
 
一般的な銀行と比較してネット銀行は各種手数料が抑えられている傾向にあるため、投資商品にこだわりがない場合はネット銀行も視野に入れて考えてみましょう。
 

いつでも換金できる

NISAは基本的には長期的な資産形成が前提となっていますが、換金の制限はないので自分自身のタイミングやライフイベントに合わせながら資金として活用できます。
 
換金時に運用益が出ていても非課税として全額手元に入ってくるため、まとまった資金としてお金が必要になった際には、それぞれの金融機関で手続きをしましょう。注意点としては、換金した後には運用資金が少なくなる点です。
 
基本的な考え方として、NISAは「長期的な資産形成」が前提となっているため、緊急で必要になった場合以外はあまり換金しないほうがメリットは大きいといえます。人によってはそれぞれのライフイベントで活用するのを前提として積み立てているケースもあり、目的としては教育資金・老後資金・住宅資金などが多いです。
 

積立投資だから自動的に買い付けしてくれる

NISAのつみたて投資枠は一度設定をすれば後は自動的に買い付けをしてくれるため、原則そのまま放置しておいても問題なく、引き落とし日に引き落とし口座に忘れずに入金しておくだけで自動で商品を購入してくれます。
 
一般的に、投資に対して専門的な知識やノウハウを持っている専門家でも価格変動を見極めるのは難しいため、投資初心者や投資未経験者は積立投資で自動的に買い付けをしてくれる方法がおすすめです。自分自身で買い付けのタイミングの判断や手続きをする手間がなく、放置しているだけでも自動で買い付けをしてくれるNISAは初心者でも始めやすいです。
 
まとまったお金が手元に入ったタイミングで投資したいときには自分自身で設定する必要がありますが、NISAの設定はいつでも変更できるので心配は要りません。他にも、投資する金融商品を変更したくなったり、積立金額を多くしたいと考えたりしたときでも、一度設定をすれば後は自動で対応してくれるので問題ありません。
 

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NISAつみたて投資枠のデメリット

NISAのつみたて投資枠にはメリットだけでなくデメリットも存在しているため、自分にとってメリットが大きいかデメリットが大きいか判断する必要があります。具体的なデメリットについて理解ができていない状態でNISAを始めてしまうと、思わぬトラブルや問題に発展する可能性があります。
 
NISAつみたて投資枠のデメリットとして、以下の4点が挙げられます。
 

●投資内容によっては元本割れするリスクがある
 
●限定された金融商品にしか投資できない
 
●損失が発生した際に税制上のメリットを活用できない
 
●余剰資金がないと継続的に取り組むのが難しい

 
詳しいデメリットについても解説するので、しっかりと理解してメリット・デメリットを比較しましょう。
 

投資内容によっては元本割れするリスクがある

投資信託は元本保証ではないので必ず運用益が出るわけではなく、投資元本に対して評価額が下回ると元本割れが起こる可能性があります。
 
NISAつみたて投資枠の投資対象商品には金融庁に届けられた長期積立や分散投資に適した投資信託が選ばれているとはいえ、投資信託ではいつ評価額が下がるかの判断は難しいです。相場の動きはさまざまな条件や社会情勢に左右されるため、一時的に大きく上がったり下がったりすることは日常茶飯事といえます。
 
大事なのは、一時的に評価額が下がったタイミングで焦って換金せず、評価額の動きをゆっくりと待つことです。NISAに限らず投資では評価額は上がり下がりを繰り返すのが一般的であり、長期的な資産形成を前提として一時的な相場変動に振り回されない意識を持つ必要があります。また、元本割れするリスクを少しでも避けたいと考えている場合は、投資商品についても考えなければいけません。
 
他にも金融庁のデータによれば、運用期間が短いほど元本割れするリスクが高くなるとされているため、金融危機や経済不況で一時的に元本割れしたとしても長期的な運用期間を確保することが大切です。
 

限定された金融商品にしか投資できない

NISAのつみたて投資枠で投資できる金融商品は金融庁が指定したものであり、定められている基準を満たさなければいけません。
 
基準としては、手数料が低水準・頻繁に分配金が支払われないなどに加えて、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されています。そのため、投資初心者や投資未経験者、そして幅広い年代の方に利用しやすい仕組みを整えているのがつみたて投資枠の特徴です。
 
限定された金融商品にしか投資できないために、投資の自由度がある程度制限されてしまっている点はデメリットかもしれませんが、専門的な知識やノウハウを持っていない方でも安心して投資できるように考えられているともいえます。また、限定されているとはいえ対象となっている金融商品数は多いため、それぞれの特徴についてしっかりと調べるとそこまで大きなデメリットではありません。
 
つみたて投資枠で指定されている金融商品以外に投資したい場合は、違う方法で投資をおこなうことを検討しましょう。
 

損失が発生した際に税制上のメリットを活用できない

NISAでは損失が発生した際に、損益通算や繰越控除などの税制上のメリットが活用できないため、通常の特定口座や一般口座のような恩恵が受けられません。
 
損益通算とは、商品Aで50万円の運用益が出たと仮定して、商品Bで50万円の損失が発生した場合にそれらを合算して運用利益を0円として計算可能とする制度です。
 
繰越控除とは、通常の投資であれば損失を3年間繰り越せる制度であり、今年に50万円の損失が発生して翌年に50万円の利益が発生した際に相殺して利益を0円で計上できます。
 
NISAはそもそも運用益などに課税されないため、このような制度を利用できないのです。
 
NISA以外にも通常の投資をしている場合は注意が必要ですが、NISAだけに取り組んでいる場合はあまり影響がないといえます。
 

余剰資金がないと継続的に取り組むのが難しい

NISAは長期運用による複利効果を活用しながら資産を増やす方法であり、長期間放置できる余剰資金を持っていないと継続的に取り組むことが難しいかもしれません。投資した分はいつでも換金できるので、例えば手元資金に余裕がなく短期的な換金を繰り返してしまうと、NISAの強みを生かすことができなくなってしまいます。どの投資においても、原則として余剰資金を使って取り組むことが大切で、余剰資金がない状態で取り組むのはリスクが大きいとされています。
 
しかし、NISAは少額からでも始められるのが特徴として挙げられます。生活資金などに余裕がないときは投資金額を少なくするなどの工夫も可能です。
 

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NISAの始め方

NISAの始め方は基本的にどの金融機関でも共通していますが、各金融機関によって細かい部分は異なってきます。また、口座は一定の条件を満たしていれば誰でも開設できますが、複数口座は所有できないので注意が必要です。
 
NISAを始める際の具体的な流れについては、以下を参考にしてみてください。
 

●証券口座を開設する
 
●NISAを申し込む象
 
●NISAの各種設定をおこなう
 
●運用結果などをときどき確認する

 
開設方法についてわからない場合は各金融機関に相談すれば教えてもらえるため、スムーズに口座開設するためにも必要書類などに不備がないよう事前に確認しておきましょう。NISAの始め方について説明するので、これから開設を検討している方は把握しておくのがおすすめです。
 

証券口座を開設する

NISAを始めるためには金融機関で証券口座を開設しなければいけません。証券会社は証券総合口座、銀行は普通預金口座と投資信託口座が一般的です。金融機関によって取り扱っている金融商品が違うだけでなく、サービス内容やサポート内容も考慮しながらどの金融機関にするか決める必要があります。自分自身の投資方針やニーズに合わせながら選択する必要があり、後になって金融機関を変更したい場合は別途手続きをしなければいけません。
 
証券口座開設の方法はインターネット申し込みか店頭窓口での申し込みが多く、本人確認書類としてマイナンバーカードや運転免許証・パスポートなどの準備が必要です。インターネット申し込みでは申し込みに必要な情報を入力した後、案内に従って必要書類をアップロードします。店頭窓口での申し込みでは書類に必要事項を記入してから、持参した必要書類を店頭窓口に提出する流れです。
 
インターネット申し込みであれば必要書類は自宅で用意できますが、店頭窓口での申し込みの場合は事前に必要書類について申込店舗に確認しておきましょう。
 

NISAを申し込む

証券口座を開設した後にはNISAの申し込みをおこなうため、それぞれで定められている手続きを進めます。金融機関によっては証券口座とNISA口座を同時申し込みできるので、何回も手続きをするのが面倒だと感じる場合は同時申し込みに対応している金融機関を選びましょう。すでに証券口座を所有している場合は、NISA口座を追加で開設する方法がおすすめです。
 
NISA口座は自身で金融機関に申請した後、金融機関が税務署にNISA口座開設の申請をおこないます。理由としては、NISA口座は1人1口座しか開設できないため、複数口座開設に該当する場合などは税務署で開設承認がおりません。すでにNISA口座を持っていて金融機関を変更するためには、開設手続きではなく変更手続きをする必要があります。
 

NISAの各種設定をおこなう

NISAの口座開設が税務署に承認された後は、忘れずにNISAの各種設定をおこなうことが大切です。今後の資産形成のためにも、自分の運用方針やニーズに合わせながら各種設定に進みます。毎月の投資金額と金融商品について選定していきますが、1つだけの金融商品に投資するケースもあれば、複数の金融商品に投資するケースもあり、人によってさまざまです。
 
ただし、投資リスクの観点から考えると1つだけの金融商品に投資するよりも、複数の金融商品に投資したほうがよいとされています。一口に金融商品といってもインデックスファンドやバランスファンドなど幅広い種類が存在するため、期待できるリターンとリスクを比較しながら金融商品を決めることが大切です。
 
具体的に、投資できる金融商品や投資金額については金融機関によって異なるので、目標を達成できるように各種設定をおこないます。
 

運用結果などをときどき確認する

運用結果などをときどき確認して損益を把握する必要がありますが、短期的に損失が発生しているからといってすぐに換金するのはおすすめできません。
 
NISAは原則として長期的な視点で資産形成をおこなうため、一時的に損失が出ていてもそこまで気にする必要はありません。運用結果についてはときどき確認して、投資商品や投資金額の変更時の参考にする程度にとどめるのがよいでしょう。損失が出ているからといって、自分自身を責める必要はありません。
 
投資商品や投資金額について変更する気がなければ、完全に放置しておくというケースも考えられます。もし自分自身が投資した運用結果について少しでも気になる場合は、ときどき確認して把握する程度で問題ありません。
 

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NISAに向いている人・向いていない人

NISAは資産形成をサポートする制度であり、上手に活用できると専門的な知識やノウハウがなくても資産運用ができます。しかし、NISAに向いている人・向いていない人がいるため、状況や考え方次第ではストレスやプレッシャーの原因になってしまう可能性があります。頭ではメリットが大きいと理解できていても、考え方次第では資産形成がしんどいと感じてしまう可能性もあります。
 
NISAに向いている人・向いていない人それぞれの特徴について解説するので、気になる方は参考にしてみてください。
 

NISAに向いている人

NISAに向いている人は長期的な資産形成が主な目的であることを理解して、一時的に損失が発生してもそこまで気にしない人です。
 
この基本的な目的について理解できていれば、NISAは投資初心者や投資未経験者でも取り組めるように工夫されている制度のため、専門的な知識やノウハウがなくても大きな問題にはなりません。投資に対しての第一歩を踏み出したいと考えている方にはおすすめです。
 
投資経験が少ないのに加えて投資にかけられる時間が少ない方でも、NISAでは一度設定をしてしまえば後は自動的に買い付けしてくれるので手間がかかりません。金融商品や投資金額について変更したいときだけ自身で対応すればよいので、普段は仕事や家事・子育てに追われているような方でも自分のできる範囲で取り組めます。
 
また、NISAは少額からでも始められる制度なので、まとまった資金がない方でも長期的に継続すれば少しずつでも積み立てが可能です。具体的に投資できる最終金額は金融機関によって異なるため、NISA口座開設の際には事前に確認しておきましょう。
 

NISAに向いていない人

NISAに向いていない人は短期的に運用益を出そうと考えている方、一時的な損失や利益に一喜一憂してしまう方が挙げられます。
 
基本的な考え方として、NISAは長期的な資産形成を目的としているので、短期的に運用益を出すという目的の場合は適していない制度かもしれません。長期・積立・分散投資を前提としているNISAは数十年単位での投資になるため、数年程度で投資金額を数倍にしたいと考えている方にはNISA以外の投資方法が合っている可能性があります。
 
NISAを始めとする各種投資は余剰資金で運用することが原則であり、余剰資金が十分に確保できていないと短期間で換金しなければならなくなります。長期運用による複利効果で資産を増やせなくなるため、短期間での換金を繰り返しているとNISAの恩恵を実感できなくなります。
 
また、NISAは一時的に元本割れや損失が発生する可能性は十分に考えられるので、一時的でも損をすることが耐えられない方には向いていません。
 
少額からスタートしてコツコツと積み立てることがNISAの趣旨といえるため、以上の特徴に当てはまる方は別の投資方法を検討するのもよいでしょう。
 

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まとめ

NISAは長期的な資産形成をサポートする制度であり、投資初心者や投資未経験者でも簡単に始められる点が魅力です。投資にはどうしても専門的な知識やノウハウが必要となる場合がありますが、NISAでは一度設定すれば後は自動的に買い付けしてくれます。
 
また、始める前にはメリット・デメリットについて理解することが大切であり、自分にとってメリットが大きいかどうかも判断しなければいけません。
 
多くの投資方法の中でも、NISAは比較的簡単に始められる投資方法なので、初めて投資を始めようと考えている方にもおすすめです。毎月自分自身で投資商品を選ぶのは面倒だけど、長期的な資産形成をしたいと考えている方はNISAを視野に入れておきましょう。
 

出典

金融庁 つみたてNISAの概要
金融庁 新しいNISA
金融庁 つみたてNISA早わかりガイドブック
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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