今年50歳で、貯金は「1000万円」です。今からでもこの貯金をNISAに回すべきでしょうか?
配信日: 2024.04.18
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。
新NISAの特徴
2024年から改正された新NISA制度は、一般の投資に興味を持つ人にとって大きな魅力を持つ構造になりました。
この新制度では、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の二つの枠を組み合わせて利用できるようになります。従来の制度と比較し、積立型投資枠では年間最大120万円、成長型投資枠では年間最大240万円という形で、投資可能額が拡大しています。
新制度の特徴の一つは、非課税保有期間が無制限になることです。投資家は時間を気にすることなく、運用益を最大化することが可能になります。生涯での非課税保有限度額が1800万円です。
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50代からのNISAがオススメの理由
50代に差し掛かると、多くの人が給与収入の頂点に達し、子育てなどの大きな出費も一段落するため、この時期は資産を増やす絶好の機会といえます。さらに、高年齢者雇用安定法の改正により、65歳までの就業が一般的になりつつあり、一部では70歳までの就業も視野に入ってきています。
これにより、50代からでも長期間にわたる資産運用が現実的になり、新NISAを利用した投資はさらに魅力的な選択肢となります。この時期に資産形成のための積極的な行動を起こすことで、将来の金銭的な安定を手に入れられるのです。
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1000万円をNISAで運用すると?
新NISA制度を駆使して1000万円を運用する戦略を考えてみましょう。年間360万円の上限を活用すると、約3年で全額を市場に投入することになります。この方法は、資金を段階的に市場に投入することで、市場の波による影響を分散し、リスクを軽減できる可能性があります。
また、運用利益は、NISAの非課税特典のおかげで、全額が手元に残ります。通常ならば、このような利益には約20%の税金が課されるため、一部が税金として徴収されることになりますが、NISA制度を利用することで、その税金を支払う必要がありません。
新NISA制度は、特に投資経験が少ない方や、大きな金額を一度に投資することに抵抗がある方にとって、理想的な方法といえるでしょう。新NISA制度の利用は、資産を効率的に増やしながら、税金の負担を減らす強力なツールとなります。
50代からの資産運用は新NISAがオススメ
50歳で1000万円の貯金があるなら、新NISAへの投資は賢明な選択です。特に、50代は資産形成の大切な時期であり、新NISAの利用はその機会を最大限に生かせます。つみたて投資枠と成長投資枠を組み合わせることで、非課税の枠内で資産運用が実現可能です。この時点での運用開始は、将来の資産形成に
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
監修:高橋庸夫
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