更新日: 2019.06.28 その他資産運用

資産形成ってなに?結局どんなことをすればいいの?何にためにやるの?

執筆者 : 伊達寿和

資産形成ってなに?結局どんなことをすればいいの?何にためにやるの?
「資産形成」という言葉を目にすることが多くなっています。
 
これから資産形成をしてみようと考えているものの、何からはじめればよいか迷っている…という方もいるかもしれません。今回は、資産形成をはじめるにあたってのポイントを紹介します。すでに資産形成をはじめている方も、もう一度確認してみましょう。
 

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伊達寿和

執筆者:伊達寿和(だて ひさかず)

CFP(R)認定者、1級ファイナンシャルプランニング技能士、相続アドバイザー協議会認定会員

会社員時代に、充実した人生を生きるには個人がお金に関する知識を持つことが重要と思いFP資格を取得。FPとして独立後はライフプランの作成と実行サポートを中心にサービスを提供。

親身なアドバイスと分かりやすい説明を心掛けて、地域に根ざしたFPとして活動中。日本FP協会2017年「くらしとお金のFP相談室」相談員、2018年「FP広報センター」スタッフ。
https://mitaka-fp.jp

資産形成の目的を考えましょう

資産形成をはじめるにあたって、目的を持つことは大切です。「自分は何のために資産を形成したいのか」について考えましょう。
 
人生100年時代と言われるように、これからの時代は長く生きることを想定して、お金と付き合っていく必要があります。いつも必要なお金を稼ぐことができるとは限りません。お金を使う予定があれば、そのための準備をする必要があります。
 
資産形成を考える前に、将来その資産をどのように使うのかを考えましょう。
 
例として分かりやすいのは、老後資金の準備です。歳を取ると、若いときのようにたくさん働いて収入を増やすことは難しくなります。
 
現在の年金制度では、原則65歳から老齢年金を受給することができます。しかし、老齢年金だけで生活資金をまかなえるかどうかは分かりません。
 
老後に向けて資産形成をするのも目的の一つですね。
 

目標の時期と金額を考えましょう

資産形成の目的を決めたら、次に目標の時期と金額を考えましょう。
 
何となくはじめるよりも、具体的な時期と金額を決めるとイメージがつきやすく、モチベーションも上がります。
 
例として、老後に向けた資産形成を考えてみましょう。老後の楽しみに毎月5万円、使う期間を30年間としましょう。必要なお金は5万円×12ヶ月×30年=1800万円となります。
 
65歳までしっかり働いて資産形成をする場合、「時期は65歳、金額は1800万円」と設定するのです。これはあくまでも例ですから、自分の希望にあわせて時期と金額を決めましょう。
 

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毎月の家計を黒字にしましょう

ここで「資産形成」と「資産運用」の違いについて考えてみます。
 
「資産運用」はすでに資産を持っている人が、金融資産や不動産資産などに投資をして資産を活用するイメージです。それ対して、「資産形成」はまだ資産がゼロに近い状態から少しずつ積み立てるイメージです。
 
資産形成をするうえで大切なことは、着実に資産を増やすことです。資産を増やすといっても、短期間でドカンと増やすのではありません。貯蓄や投資などいくつかの方法がありますが、いずれも毎月の収入から少しずつ積み立てていくのです。
 
そのためには、毎月の収入から資産形成に必要なお金を確保する必要があります。毎月の家計を黒字にすることが前提です。もし、毎月の家計で貯蓄ができていない状況であれば、その状況を改善することからはじめましょう。
 
例えば、毎月1万円を資産形成のお金にしたいと思ったら、家計を見直して1万円を新たに工面しましょう。資産形成にあてるお金のために、今のお金の使い方をしっかり考えてください。
 

資産形成を継続する方法を考えましょう

資産形成は少しずつ積み立てていくと紹介しました。
 
途中で止めてしまっては資産形成になりません。無理な金額を設定しては、継続することはできませんので、無理のない金額で目標と決めた時期まで継続することがポイントですね。
 
継続するための方法としては、「自動積立定期」といった定期預金を積み立て購入するものや、「積立投資」といった投資信託などを積み立て購入するものがあります。
 
特に2018年から始まった「つみたてNISA」は、投資信託を積み立て購入するもので、税金面の優遇があります。資産形成に投資を活用したいと考えている人には、ぴったりの制度です。まず目的を決め、次に目標時期と金額を決め、毎月の収入からコツコツと積み立てる。毎月継続すればゴールに着実に近づいていきます。
 
今回紹介したようにステップを踏んで資産形成をはじめてはいかがでしょうか。
 
執筆者:伊達寿和(だて ひさかず)
CFP(R)認定者、1級ファイナンシャルプランニング技能士、相続アドバイザー協議会認定会員
 

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