タンス預金200万円達成!NISAで運用すると10年後はいくらになる?
配信日: 2025.04.04

今回は、タンス預金200万円をNISAで運用したときの10年後の金額や、NISAが向いている人、始める手順などについてご紹介します。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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タンス預金200万円をNISAで一括投資したときの10年後の金額
今回は、以下の条件で一括投資をしたときの10年後の金額を計算しましょう。
・初期投資額はタンス預金200万円
・利回りを5%、7%、9%で運用したときの金額を比較する
条件を基にしたとき、最終的な積立金額は以下の通りです。
・利回り5%:325万7789円
・利回り7%:393万4303円
・利回り9%:473万4727円
利回りが高いほど10年後に資産金額も多くなります。ただし、高い利回りが期待できる商品ほど元本割れのリスクも高くなるため、注意が必要です。
リスクをとるか、利回りを低くして安定した資産形成にするのかは、人によって向き不向きがあります。分からない場合は、経験者や専門家の方に相談してみましょう。
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NISAはどんな人におすすめ?
NISAは、投資での資産形成に慣れていない方におすすめです。NISAでは、金融庁の一定基準を満たした投資信託に限定されるつみたて投資枠が設定されています。
つみたて投資枠は投資方法が積み立てのみで、一定期間ごとにお金を積み立てて投資していく点が特徴です。そのため、初心者が一括投資をするよりも、リスクを分散しながら資産形成ができるでしょう。
上場株式や投資信託などに一括投資できる成長投資枠もあるため、慣れてきたら成長投資枠も活用するといった使い分けができます。
また、NISAは60歳まで引き出せないiDeCoとは異なり、老後に限らず必要になったタイミングで専用口座からお金の引き出しが可能です。そのため、老後の資産形成だけでなく、より期間の短い教育資金や住宅・車のローンのための資金作りとしても向いています。
ただし、目的によって投資計画は変わるので、NISAを始める前に、なぜ資金作りをしたいのかを考えましょう。
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NISAを始める手順
金融庁のNISA特設ウェブサイトによると、NISAは以下の手順で始められます。
(1)利用している銀行や証券会社などでNISA用の口座開設を申し込む
※申請書類以外に本人確認書類、マイナンバー確認書類が必要
(2)NISA用の口座を開設する
(3)NISA口座で取引が可能になる
(4)気になる商品を選んで購入する
(5)税務署がNISA口座を2個以上開設していないかをチェックする
もし、NISA用口座を2重に開設し、すでに買い付けた商品があるときは、特定口座や一般口座に移されます。NISAの対象とはならない可能性があるので、注意が必要です。金融機関を変更したいときは1年単位で可能なので、口座を変更したいときは1年を過ぎる前に手続きをしましょう。
NISA以外で資産形成をする方法
より効率よく資金作りをするためには、NISAだけに頼るのではなく、銀行への貯金と併用するとよいでしょう。投資には元本割れのリスクがありますが、貯金はお金を貯めるだけなので、銀行が破綻しない限りリスクはないといえます。
何かあったときにすぐ使える資産として貯金用口座にお金を入れておくと、元本割れで損をしてもお金の工面ですぐに困ることはないでしょう。
効果的な貯金をしたいなら、まずは収支を見直すことが大切です。収支の見直しで、無意識に多く使いすぎている項目が見つかるケースがあります。例えば、食費が支出のなかで大半を占めている場合、外食や買い食いが家計を圧迫している可能性があるでしょう。
電気代が高いときは、電気やエアコンを付けっぱなしにしていないかなどの確認が必要です。
収支の見直しで、節約できるようになったら貯金専用口座を用意して、浮いた費用を入金しましょう。生活用の口座と貯金用の口座を分けると、間違えて貯金用のお金を使う心配がなくなります。
利回り5%なら10年後には325万円ほどになっている可能性がある
NISAへの投資で、いくら積み立てられるかは、利回りによって変わります。今回のシミュレーションでは、同じ初期投資200万円であっても、利回り5%では10年で約325万円、9%なら約473万円になります。利回りが高いほどリスクも高まるので、よく考えて投資計画を立てましょう。
NISAでは自分のタイミングでお金を引き出せるほか、金融庁の基準を満たした投資信託でリスクを分散しながら投資できるメリットもあるので、投資初心者におすすめです。効率よく資産形成をしたいなら、NISAとともに生活費の収支の見直しなどをして貯金もしておきましょう。
出典
金融庁 NISA特設ウェブサイト NISAを知る
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー