日本ではお金持ちが「日本円→ドル」に替えていると聞いたけど、「一般家庭」のわが家も替えるべき? ポイントを解説

配信日: 2025.04.13

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日本ではお金持ちが「日本円→ドル」に替えていると聞いたけど、「一般家庭」のわが家も替えるべき? ポイントを解説
最近「お金持ちが円をドルに替えている」というニュースが話題になっています。しかし、この動きの背景や理由をしっかり理解している人は少ないのではないでしょうか。
 
本記事では、総資産1億円以上のお金持ちがドルを選ぶ理由と、一般家庭はドルを持つべきかを説明します。さらに、外貨投資を始める際の重要なポイントや、実際の手続き方法についても分かりやすく紹介します。
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お金持ちはなぜ円からドルに替えているの?

円安が進行するなか、日本のお金持ちは日本円をドルに替えています。この行動にはいくつかの背景があり、資産を守るための戦略の一環ともいえます。以下では、お金持ちがドルに注目する3つの理由を説明していきます。
 

お金持ちがドルを買う理由1「資産を分散させるため」

日本円だけで資産を持つと、急激な円安が進むと輸入品の価格が上がり、生活費が増えるだけでなく円建て資産の価値も下落します。一方、円高になると輸入品の価格は下がりますが、海外資産が目減りする可能性があります。こうしたリスクを軽減するために、お金持ちはドルやほかの外貨を取り入れて資産を分散しているのです。
 
円だけで資産を持つと、日本の経済状況に左右されやすくなります。そこで、お金持ちは資産の一部をドルなどの外貨に分散し、リスクを軽減しているのです。これは「卵は1つのカゴに盛るな」という投資の基本原則に従った行動です。
 

お金持ちがドルを買う理由2「ドルの利回りが魅力的」

日本の銀行金利が低い中で、ドル建て資産の利回りが円預金より高い傾向があります。日本の銀行金利は非常に低いですが、過去の実績ではドル建て資産の利回りが円預金より高い傾向があります。そのため、資産の一部をドル建て資産に移すことで、資産の増加を図る人が多いのです。
 

お金持ちがドルを買う理由3「ドルの安定性に注目」

ドルは国際的に最も広く流通する通貨であり、世界中の取引で使われる通貨として使用されています。このため、ドルはほかの通貨と比較しても信頼性が高いです。
 
さらに、アメリカの経済規模は世界最大であり、その影響力がドルの価値を支えています。つまり、ドルは世界で最も流通する通貨であり、国際取引の多くがドルで行われています。アメリカ経済の成長が続く限り、ドルの需要が高いと考える投資家は多いのです。
 

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一般家庭は円をドルに替えるべき?

結論として、無理にドルに替える必要はありません。なぜなら、家賃や食料品、光熱費など私たちの日常生活の支払いは全て円だからです。生活費の大部分は円で確保すべきでしょう。
 
しかし、少額であれば外貨投資を検討する価値はあります。例えば、今後の教育資金や老後資金など、長期的な目的のための資産運用であれば、一部をドルで持つことでリスク分散になります。もし、外貨投資をはじめるなら、生活費の大体6ヶ月分を円で確保して余裕資金の一部でドル買いをするのがおすすめです。
 
その場合、1万円程度の少額からスタートして、少しずつ投資に慣れていきましょう。 おすすめはネット銀行で、手数料が安く比較的簡単に口座を開設できます。少額の自動積立を利用してドル資産を増やしていく方法も良いでしょう。
 

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まとめ

お金持ちが円からドルに資産を移す理由は、資産の分散と高利回りを求めるためです。一般家庭も、生活資金を確保したうえで少額からドル資産を取り入れることで、円安による家計への影響を軽減できます。資産防衛の一環として、外貨投資を長期的な視点で検討する価値があるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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