新NISA「オルカン1本」は“危ない”!? 世界情勢が不安で「読売333」「JPXプライム150」が気になりますが“国内株のリターン”は高い? ポートフォリオ構築のコツを確認
2026年4月1日からはつみたて投資枠に新銘柄も追加されており、選択肢はさらに広がっています。本記事では、新しく追加された銘柄の概要やポートフォリオ作成のポイントなどを解説します。
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目次
つみたて投資枠に新銘柄「読売333」「JPXプライム150」が追加
NISAの銘柄には、国内や海外などの地域に加え、株式や債券など投資先が異なる数多くのファンドが存在します。
つみたて投資枠では、指数に連動する投資信託が対象となっており、読売株式指数(読売333)やJPXプライム150指数など、日本株を対象とした新しい指数も注目されています。
・読売333
読売株式指数(読売333)は、読売新聞社が新たに公表した株式指数で、日本を代表する333銘柄で構成されています。333の構成銘柄を全て同じ比率で組み入れる、等ウェート型の指数である点が特徴です。特定の銘柄の値動きに左右されにくいため、日本株全体の上昇を捉えられます。
・JPXプライム150
JPXプライム150指数は、日本取引所グループが開発した株式指数です。東証プライム市場に上場する時価総額上位銘柄から、資本収益性と市場評価を踏まえて150銘柄を選定しています。これにより、高い収益性や将来性を持つ成長企業が可視化されています。
国内銘柄では「日経平均連動型」がハイリターンというデータも
QUICK資産運用研究所の試算によると、仮に2024年1月~2026年3月まで積み立て投資を行った場合、含み益が最も高かったのは日経平均連動の銘柄でした。リターンは28.9%となっています。次点はTOPIX連動の銘柄で、リターンは26.5%でした。
安定性を重視する海外株式の銘柄として広く知られるオルカンのリターンは20.4%で、S&P500は17.0%となっています。読売333やJPXプライム150は連動する指数が異なるため断言はできませんが、海外銘柄を買えば収益性が確保できるとは言い切れないようです。
国内銘柄? 海外銘柄? ポートフォリオ作成のポイント
NISAにおけるポートフォリオ作成のポイントとして、以下の3つが挙げられます。
・資産形成のゴールを決める
何のために、いつまでに、いくら必要なのかを決めましょう。目標額と期限を決めることで、毎月どれくらいの積立額が必要になるかが分かります。
・リスクとリターンを考慮する
利回りが大きいほど、リスクもリターンも大きくなります。また、1つの銘柄に全てを投資すると、その市場が悪化した際に大きな損をするかもしれません。自身が許容できるリスクを踏まえ、利回りや資産のバランスを考慮することが重要です。
・シミュレーターを活用する
無料で提供されているシミュレーターを活用することで、将来の資産額を簡単に予測できます。これにより、無理のない投資計画を立てられるでしょう。
なお、国内銘柄については、海外銘柄と比べて情報が手に入りやすいメリットもあるため、新銘柄は選択肢の1つとして考えてもよいかもしれません。
まとめ
2026年4月1日より、NISAのつみたて投資枠に新たに登場した指数との連動を目指す、読売333やJPXプライム150が追加されました。それぞれ、既存の指数にはない視点を提供しています。
また、国内銘柄では日経平均連動型がハイリターンというデータもあり、海外銘柄が必ずしも収益性を保証するわけではありません。掲題のように、これまでオルカン1本で通してきて世界情勢に不安を感じている人も、改めて資産形成の目標やリスク許容度を踏まえたうえで、自分に合った銘柄を選びましょう。
出典
金融庁 つみたて投資枠対象商品届出一覧(対象資産別)
株式会社日本経済新聞社 新NISA積み立て投資の含み益、「国内株」が「オルカン」上回る
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
