NISAに「月10万円×10年」積み立て、55歳で“資産2600万円”を達成! その後「年利5%」で“ほったらかし運用”すると、年金に追加で「年160万円」受け取れる!? 複利運用の勝ちパターン

配信日: 2026.05.30
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NISAに「月10万円×10年」積み立て、55歳で“資産2600万円”を達成! その後「年利5%」で“ほったらかし運用”すると、年金に追加で「年160万円」受け取れる!? 複利運用の勝ちパターン
もし40歳から月10万円の積み立てをNISAで始めると、15年後の55歳で非課税保有限度額1800万円に達します。では、積み立てが終わった55歳以降、定年を迎える65歳までの10年間で、資産はどのように増えていくのでしょうか。
 
本記事では、時間を味方につける「ほったらかし運用」の効果と、老後に向けた資産運用のポイントを解説します。
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40歳から月10万円を積み立てた場合、55歳時点の資産は?

まずは、40歳から毎月10万円を積み立てた場合の、15年間の資産推移を確認します。NISAの生涯非課税保有限度額は1800万円に設定されているため、毎月10万円を積み立てると、15年後の55歳で投資元本が1800万円に達します。
 
ここで重要なのが「運用益」です。投資信託などを活用し、年利5%で15年間積み立てながら運用した場合、金融庁のシミュレーションでは、55歳時点の総資産額は約2648万円に達します。
 
元本1800万円に対して、約848万円の運用益が上乗せされる計算です。つまり、月10万円の積み立てを継続できれば、55歳の時点でまとまった資産を築ける可能性があります。
 

55歳から65歳までの10年間を「ほったらかし運用」すると?

NISAの1800万円の非課税保有限度額を使い切った55歳以降は、取り崩さない限りは新たな非課税投資枠は利用できません。しかし、ここで運用をやめて資産を現金化するのではなく、それまでに形成した約2648万円の資産を、そのまま運用し続ける「ほったらかし運用」を行ったとします。
 
仮に、約2648万円を年利5%でさらに10年間複利運用した場合、「2648万円×1.05の10乗」で計算でき、資産額は約4313万円になります。
 
利益が新たな利益を生む「複利効果」が最大限に発揮されることで、65歳時点では資産が大きく成長する可能性があります。投資元本1800万円と比較すると、資産は約2513万円増える計算です。
 

退職後に資産を取り崩す際のポイント

65歳を迎え、仕事からリタイアする時期が近づくと、次は「資産をどう使うか」が重要になります。資産を一度に引き出すのではなく、運用を続けながら少しずつ取り崩す方法も有力な選択肢です。
 
例えば、年間4%ずつ取り崩す「4%ルール」を参考にした場合、資産が4000万円あれば、年間160万円(月額約13万円)を年金に上乗せする形で受け取れる計算になります。
 
仮に年金収入が月15万円ある場合、合計で月28万円程度の収入となり、ゆとりある老後生活を目指しやすくなるでしょう。
 
ただし、「4%ルール」は、過去の市場データをもとに「資産が長期間持続しやすい」とされる目安にすぎません。物価上昇や市場環境の変化、運用成績によっては、想定どおりに資産が維持できない可能性もあります。
 
また、自宅の修繕費や入院費用など、まとまった金額を用意する必要が出る可能性もあるでしょう。そのため、最低限の生活費は年金で賄い、不足分を資産の取り崩しで補うといった形で、無理のない資金計画を立てることが重要です。
 
また、運用利回りが年5%程度で推移すれば資産維持が期待できます。一方で、利回りが1%程度に低下した場合は、資産が徐々に減少していく可能性があります。
 
4%という数字を固定的に考えるのではなく、実際に必要な金額に応じて柔軟に引き出し額を調整しながら、長期運用を続ける視点が大切です。
 

65歳まで運用を続ければ、老後資金の大きな備えに

40歳から毎月10万円を年利5%で積み立てると、15年後の55歳には投資元本が1800万円に達し、運用益を含めた資産額は約2648万円に成長すると見込まれます。さらに、その資産を65歳までの10年間運用し続ければ、複利効果によって資産は約4313万円まで成長する可能性があります。
 
年金生活が始まった後も、「4%ルール」などを参考にしながら資産を取り崩しつつ運用を継続することで、老後資金を長持ちさせやすくなります。長期・積立・分散を意識した資産形成を続けることで、将来の安心につながる大きな備えとなるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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