NISA口座を「銀行で開設」は“もったいない”!? 今後オルカンに「月3万円」積み立てたいのですが“将来の資産額”に影響はありますか? ネット証券に変更はできるでしょうか? 注意点を解説

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NISA口座を「銀行で開設」は“もったいない”!? 今後オルカンに「月3万円」積み立てたいのですが“将来の資産額”に影響はありますか? ネット証券に変更はできるでしょうか? 注意点を解説
NISAを始めようと思ったとき、「銀行で口座を作るべきか、それともネット証券がいいのか」で迷う人は多いでしょう。例えば、「オルカン(全世界株式インデックスファンド)」に毎月3万円を積み立てて、老後資金として長期運用したいと考えている場合、銀行でNISA口座を開設すると何かデメリットはあるのでしょうか。
 
本記事では、銀行でのNISAは「もったいない」と言われる理由や、実際にどのような違いがあるのかを解説します。
三浦大幸

2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など

そもそもNISAはどこで開設できる?

NISA口座は、銀行、証券会社、信用金庫などで開設できます。ただし、NISA口座は1人1口座までとなっており、複数の金融機関で同時に持つことはできません。そのため、「どこで開設するか」は意外と重要なポイントになります。
 

なぜ「銀行NISAはもったいない」と言われる?

「銀行でNISA口座を開設するのは不利」と言われる理由として大きいのが、商品数やサービス面の違いです。一般的に、ネット証券のほうが銀行よりも低コスト商品が多い傾向にあります。特に、長期投資では信託報酬などのコスト差が、将来的な資産額に影響する点も見逃せません。
 
また、ネット証券ではクレカ積立によるポイント還元や、投資信託の保有残高に応じたポイント付与などが行われているケースもあり、同じ金額を積み立てても差が出ることがあります。さらに、銀行では取り扱っていない投資信託のほか、成長投資枠で個別株やETFなどを選べる証券会社もあります。
 
これらの理由により、特に「オルカンを長期で積み立てる」「できるだけコストを抑えたい」と考える人ほど、「銀行NISAはもったいない」と考えやすいでしょう。
 

銀行でオルカンを月3万円積み立てる場合のデメリットとは?

銀行でもオルカンを取り扱っている場合、同じ商品を積み立てるのであれば、基本的な運用成果自体に大きな違いはありません。ただし、そもそも銀行ではオルカンを扱っていない場合もあります。そのため、オルカンと同じように全世界株であっても、信託報酬が高めの商品を勧められる可能性があります。
 
また、投資に慣れてきて日本や米国の個別株をNISAで買ってみたいと思っても、銀行口座では対応できません。また、クレカ積立のポイント還元やほかの低コスト商品のラインナップが少ないという点もデメリットといえます。
 

金融機関の変更はできる?

「NISA口座を銀行からネット証券に変えたい」と思った場合、金融機関の変更は可能です。ただし、変更は年単位で行う必要があり、その年にすでにNISA口座で買付をしている場合は、原則としてその年中の変更はできません。また、書類の記入などの手間も発生します。
 
絶対に最初から完璧な金融機関を選ばないといけないというわけではないものの、金融機関の変更には一定の制約と時間や手間がかかる点は認識しておきましょう。
 

まとめ

銀行でNISA口座を開設しても、オルカンを毎月3万円積み立てるだけであれば、直ちに大きな問題があるわけではありません。ただし、銀行はネット証券と比べると、商品数や低コスト商品の選択肢、ポイント還元などで差があるケースもあります。特に、長期投資ではわずかなコスト差が将来的な資産額に影響する可能性もあるでしょう。
 
また、銀行ではオルカン自体を取り扱っていない場合や、株式投資に対応していないケースも少なくありません。そのため、「今後も投資の幅を広げたい」「できるだけ有利な条件で積み立てたい」と考える人ほど、ネット証券が向いている場合があります。
 
一方で、NISA口座は後から変更も可能です。まずは始めることを優先しつつ、自分に合った金融機関を選んでいくのも良いでしょう。
 
執筆者 : 三浦大幸
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など

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