【西華産業】株主優待が「桐谷さんのクオカード」で驚き! 理由は“初めて買った株式だから”らしいけど、もし「40年前に1000株」買ってたら“6倍”に!? 株価の推移を確認

配信日:
この記事は約 4 分で読めます。
【西華産業】株主優待が「桐谷さんのクオカード」で驚き! 理由は“初めて買った株式だから”らしいけど、もし「40年前に1000株」買ってたら“6倍”に!? 株価の推移を確認
日本で株式上場している企業には、「株主優待」制度が設定されている場合が多数あります。年に数回、企業の製品や商品券が送られてくるのを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
 
株主優待として、よく企業から送付されてくる商品の1つに「クオカード」がありますが、このカードの絵柄として、株主優待を愛する投資家である元・プロ棋士の桐谷広人氏を採用している企業があります。これは一体、どのような経緯によるものなのでしょうか。
山田圭佑

FP2級・AFP、国家資格キャリアコンサルタント

「優待投資家」桐谷さんが、最初に買った株式は「西華産業」

西華産業(8061)は、総合機械商社として、火力・原子力発電プラント関連や、産業用バルブなどの販売を行っている企業です。
 
いわゆるBtoBのビジネスをメインとする企業のため、一般的にはなじみが薄い会社であるといえますが、投資家の間では「高配当」かつ「株主優待がユニーク」な企業として注目されています。配当利回りと優待利回りを合計した「総合利回り」(2026年7月の執筆時点で100株保有の場合、約4.0%)も高く、長期投資家から愛されている銘柄の1つです。
 
西華産業の株主優待は、毎年3月末時点の株主名簿に記載された株主を対象に実施されており、以下の内容となっています。
 

対象:100株以上保有の株主
優待内容:オリジナル・クオカード(100株以上で1000円分~1000株以上で3000円分)
必要資金(2026年7月現在):株価は約2600円前後で推移しているため、100株の購入には約26万円の資金が必要。

 
このオリジナル・クオカードの絵柄には、ワイシャツとスラックスにリュックサックを背負った姿、というおなじみスタイルの「桐谷さん」が採用されています(図表1)。実は、株式投資歴40年を超える桐谷氏が初めて買った株式が「西華産業」であり、それが縁となって株主優待クオカードに絵柄として採用されたそうです。
 
図表1

図表1

西華産業株式会社 株主優待制度
 

桐谷さんが株式投資を始めた「40年前」に、西華産業の株を買っていたら?

桐谷氏のインタビュー記事によると、
 
「株価が安くて配当のある株を探し、初めて買った株が西華産業さんでした。業績は悪くないから配当を出しているわけだし、1カ月もたたずに20%ほど上がり、そのタイミングで売りました。」
 
とのことでした。現在の桐谷氏の投資スタイルは、本人が「株は農業」だと語る通り、長期投資を中心としたスタンスですが、初心者の時代は「保有株式が上がったらすぐに売る」短期売買をしていた時期もあったようです。
 
では、桐谷氏が西華産業の株式を買った40年前、西華産業の株式を1000株分買って現在も保有していれば、どの程度の価値になっていたでしょうか。
 

株式会社西華産業 株価推移
 
1986年7月:450円程度
2026年7月:2650円前後

 
1986年7月の株価が450円程度なので、現在までに株価は約6倍(1000株買っていれば、約450万円→約2650万円)となっています。バブル崩壊後の2000年代には、株価が200円程度に落ち込んだこともあり、その時期に株式を買えていれば、実に13倍以上の価値になっていました。
 
また、40年間に支払われた配当金をさらに投資できていれば、さらに多くの利益が見込めたでしょう。
 
バブル崩壊時から20年以上、長らく株価の低迷が続いていた日本ですが、近年は株式相場で明るい話題が増えてきました。時代の流行によらず、安定した利益を出せる企業を狙って長期的に投資をしていくスタイルは、景気による浮き沈みがあっても手堅いものだと言えるでしょう。
 

まとめ

株主優待愛好家として名高い「桐谷さん」こと桐谷広人氏は、約40年前に始めて購入した株式が「西華産業」だったことが縁で、同社の株主優待として投資家に贈呈される「クオカード」の絵柄に選定されました。
 
仮に40年間、同社の株式を保有していれば、6倍程度に値上がりしていた計算です。一般的に知名度が低い企業であっても、確実に利益を上げていける企業の株式を長期保有するスタイルは、いつの時代も資産形成に有効でしょう。
 

出典

株式会社西華産業 株主優待制度
 
執筆者 : 山田圭佑
FP2級・AFP、国家資格キャリアコンサルタント

  • line
  • hatebu

LINE