【高配当株】エニグモが「配当利回り7%」と聞き“100万円分”購入!「配当金が年7万円」と喜んでたら、友人は“急落したらヤバい”とのこと…万一でも「長期保有×配当金」で取り返せますよね?

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【高配当株】エニグモが「配当利回り7%」と聞き“100万円分”購入!「配当金が年7万円」と喜んでたら、友人は“急落したらヤバい”とのこと…万一でも「長期保有×配当金」で取り返せますよね?
「配当利回り7%」という数字を見ると、「銀行預金よりずっとお得」「毎年7万円もらえるなら魅力的」と感じる人もいるでしょう。
 
とはいえ、必ずしも高配当株は利回りが高いほど安心とは限りません。配当利回りが高く見える理由や、今後も同じ配当が続くかどうかを確認することが大切です。
 
本記事では、高配当株を見る際の注意点について解説します。
三浦大幸

2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など

配当と配当利回りとは?

配当とは、企業が利益の一部を株主へ還元するお金です。そして、配当利回りは、「1株あたりの年間配当金÷株価」で計算され、株価に対して年間配当金がどれくらいの割合になるかを示す指標です。
 
例えば、「エニグモ」は株価が現在約400円、年間配当30円ですので、配当利回りは約7.5%(30円÷400円)です。
 
一般的に配当利回りが高いほど、購入した株に対して多くの配当を受け取れる可能性があります。とはいえ、「高利回り=安全」とは限りません。
 

なぜ配当利回りが高くても注意が必要なのか

配当利回りが高くなる理由は、いくつかあります。1つは、株価が急落したことです。配当金が変わらなくても株価だけが下がれば、計算上の配当利回りは高くなります。
 
もう1つは、一時的な「記念配当」が含まれているケースです。今回のエニグモでは、年間配当30円のうち20円はBUYMA20周年を記念した「記念配当」です。
 
つまり、将来にわたって同じ30円の配当が続くとは限らないのです。そのため、「配当利回り7%だから毎年7%もらえる」と考えて購入すると、想定と異なる結果になる可能性があります。
 
もちろん、記念配当そのものが悪いわけではありません。重要なのは、一時的な配当であることを理解したうえで投資することです。
 

配当は将来も同じ金額とは限らない

記念配当に限らず、企業の配当は業績に応じて増えたり減ったりします。利益が増えれば増配する企業もありますが、業績が悪化すれば減配や無配になることもあります。
 
そのため、現在の配当利回りだけを見て、「10年間で元が取れる」と考えるのは危険です。企業の業績や配当方針は、将来変わる可能性がある点は認識しておきましょう。
 

100万円投資した場合をシミュレーション

例えば、株価400円のときに100万円分購入したとすると、約2500株を保有することになります。仮に年間配当30円が10年間続いた場合の配当金の総額は次の通りです(ここでは税金は考慮しません)。
 
・30円×2500株×10年=75万円
 
もし、株価がそのままであれば、株自体の100万円に配当金の75万円の、合計175万円になります。
 
一方、業績悪化によって配当が年間10円になった場合を見ていきましょう。この場合の10年間の配当金の総額は次の通りです。
 
・10円×2500株×10年=25万円
 
さらに、業績悪化で株価も400円から200円へ下落した場合、100万円で購入した株の評価額は約50万円になります。よって、この場合は株自体の50万円に配当金の25万円をプラスした、75万円になります。
 
「高配当だから10年で元が取れる」などと考えていても、配当が減り、株価も下がれば、想定どおりにはいかない可能性があるといえるでしょう。
 

高配当株を選ぶときに確認したいポイント

高配当株へ投資するときは、配当利回りだけで判断しないことが重要です。確認したいポイントとしては、次のような点が挙げられます。
 

・記念配当など一時的な配当が含まれていないか
・配当性向が極端に高くないか(配当性向:利益に対してどれだけ配当金を出しているか)
・売上や利益が安定しているか
・これまで減配を繰り返していないか

 
配当利回りが突出して高い銘柄ほど、「なぜ高いのか」を確認する習慣を付けましょう。
 

まとめ

配当利回り7%という数字だけを見ると魅力的に感じられますが、高利回りには理由があります。エニグモの場合は、配当の一部に記念配当が含まれており、将来にわたって同じ配当が続く保証はありません。
 
また、株価が急落した結果として利回りが高く見えているケースもあります。さらに、企業業績が悪化すれば、配当は減配や無配になることがあり、「株価が大きく下落した場合でも、配当で取り返せる」とは考えないほうがよいでしょう。
 
高配当株へ投資する際は、利回りだけではなく、配当の中身や業績、財務状況などを確認したうえで判断しましょう。
 

出典

株式会社エニグモ 配当予想の修正に関するお知らせ
 
執筆者 : 三浦大幸
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など

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