【NISA】現在40歳ですが「60歳までに2000万円」貯めたいです。NISAで“月5万円”積み立てれば、目標額に届きますか?「年率3%・5%・7%」で比較

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【NISA】現在40歳ですが「60歳までに2000万円」貯めたいです。NISAで“月5万円”積み立てれば、目標額に届きますか?「年率3%・5%・7%」で比較
老後2000万円問題の対策として、40歳から60歳までの20年間で、2000万円を準備したいと考える人もいるでしょう。
 
仮に毎月5万円の積み立てなら、20年間の積立元本は1200万円です。元本だけでは目標に800万円届きませんが、NISAで運用すれば、運用成績によっては2000万円を超える可能性があります。
 
本記事では、毎月5万円を20年間、年率3%・5%・7%で運用できた場合を例に比較します。
三浦大幸

2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など

老後2000万円問題とは?

老後2000万円問題は、2019年に金融庁の審議会が公表した報告書をきっかけに広まりました。平均的な高齢夫婦の場合、老後30年間で約2000万円の金融資産が不足する可能性があるというものです。
 
ただし、誰もが2000万円必要という意味ではありません。必要額は年金収入、生活費、退職金、持ち家の有無などによって異なります。
 

20年間毎月5万円を銀行に預けたらいくらになる?

今回は40歳から60歳までの20年間で2000万円を貯めることを目指し、毎月5万円を貯蓄した場合について見ていきます。まず、毎月5万円を20年間積み立てた場合の元本は1200万円です。
 
仮に普通預金の金利を年0.3%とすると、20年後は約1237万円です。利息は約37万円にとどまり、2000万円の目標には約763万円不足します。なお、実際には利息の37万円には税金がかかるため、手取り額はこれより少なくなります。
 
銀行預金では、元本が保証される一方、2000万円を目指すには、毎月の貯蓄額を増やす、ボーナスなどから追加で貯蓄するといった対応をしなければなりません。
 

NISAとは? なにが有利?

銀行預金では2000万円に足りないとなると、選択肢として挙がるのが投資信託などでの資産運用です。そして、その場合はNISAの活用が有効です。
 
NISAは、投資によって得た利益が非課税になる制度です。通常、投資信託などの利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内の利益には原則として課税されません。
 
現在のNISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠を合わせて年間最大360万円、非課税保有限度額は生涯で1800万円です。毎月5万円なら年間投資額は60万円なので、つみたて投資枠の範囲内に収まります。
 

年率3%・5%・7%で運用したらどうなる?

NISAを活用し月5万円を所定の利回りで20年間積み立て、運用益を再投資した場合の概算は次のとおりです。なお、あくまでも計算上の利回りであり、NISAを利用すれば年率3%・5%・7%の収益が得られるという保証はありません。


・年率3%:約1638万円
・年率5%:約2037万円
・年率7%:約2552万円

年率3%では目標に約362万円届きませんが、年率5%なら約37万円上回り、年率7%なら500万円以上の余裕が生まれます。
 

NISAの運用結果は絶対ではない

前記のとおり、NISAでの運用は必ずしもうまくいくとは限りません。例えば、年率5%で約2037万円になるのは、20年間を通して平均的に年率5%で運用できたと仮定した試算です。
 
投資信託の価格は、上昇と下落を繰り返すため、毎年安定して5%ずつ増えるわけではありません。60歳を迎える直前に相場が下落し、目標額を割り込む可能性もあります。
 
また、高いリターンを期待してリスクが高い運用先の割合を高めれば、大きく増える可能性がある反面、値下がり幅も大きくなりやすい点に注意が必要です。
 

まとめ

40歳から毎月5万円を20年間積み立てるとしても、銀行預金だけで2000万円に達するのは難しいでしょう。
 
一方、NISAを活用して所定の利回りで運用できれば、2000万円以上になる可能性があります。将来の利回りは保証されるわけではありませんが、長期間積み立てを継続しながら、目標達成をこつこつと目指しましょう。
 
執筆者 : 三浦大幸
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など

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