2018年1月から積立NISAが始まります。
2017年から始まったiDeCoとならんで、横文字ばかりが踊っていてそれだけで気後れしてしまうという声、「たぶん難しい話なのだろう」と思って商品についての情報をみる前から嫌気がさしてしまいますよね。
そういう方に積立NISAが究極の貯蓄方法である理由をお伝えします。
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Text:柴沼直美(しばぬま なおみ)
CFP(R)認定者
大学を卒業後、保険営業に従事したのち渡米。MBAを修得後、外資系金融機関にて企業分析・運用に従事。出産・介護を機に現職。3人の子育てから教育費の捻出・方法・留学まで助言経験豊富。老後問題では、成年後見人・介護施設選び・相続発生時の手続きについてもアドバイス経験多数。現在は、FP業務と教育機関での講師業を行う。2017年6月より2018年5月まで日本FP協会広報スタッフ
http://www.caripri.com
国が「安全」と判断した商品「しか」選べない
第一の理由は、商品選択のラインナップです。日本で発売されている投資信託は6000本を超えるといわれています。
これだけで、いったい何を基準にして、どれを選べばいいのかわからなくなりますよね。積立NISAではその数ある投資信託の中から、販売手数料が無料のもの、保有中の手数料が定率(安価)なもの、取引が活発に行われているもの(もうこの商品は販売中止になりました、となる可能性がきわめて低いもの)など、いろいろな方面からふるいにかけて基準をクリアした商品の中からでないと選択できないようなしくみになっています。
よく金融機関の営業担当者に言われるがままにリスクが高い商品を購入して、購入したとたんに下落してしまって大きな損を抱えてしまった、売却しようと思っても取引量が減ってしまって売るに売れない、という状況に陥りそうな商品ははじめから買いたくても買えない(商品ラインナップに入っていない)のです。
定期的に購入するというしくみ
次は定期的に購入するというしくみです。
これまでのNISAは年間120万円までとはいうものの、1年間に1度120万円を、「今だ!このタイミングだ!」と思って購入したけれど、勘がはずれて結局、マイナスになってしまったという可能性は起こり得ますが、「積立NISA」は毎月購入すると1月あたり最大3.3万円、1年のボーナス月例えば、6月と12月だけ購入すると1月あたり最大20万円と「少しずつ定期的にタイミングを気にせず」購入するので、ベストタイミングとかワーストタイミングというのがありません。
日本人が大好きな「元本保証」はありませんが、このような2つのしくみで、リスクを最大限抑えて、知らない間に貯まっていた、そして投資した額より上昇していた分は非課税でそのまま自分のもの、というお膳立てができた積立NISAこそ、今まで貯めたことがない、貯められないという人にはぴったりのしくみだと思います。
Text:柴沼 直美(しばぬま なおみ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
日本証券アナリスト協会検定会員、MBA(ファイナンス)、
キャリアコンサルタント、キャリプリ&マネー代表
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