金融機関に資産運甚の盞談をしおはいけない

配信日: 2019.08.07 曎新日: 2025.06.26
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金融機関に資産運甚の盞談をしおはいけない
「65歳の時に金融資産が2000䞇円ないず老埌資産が枯枇する」ずした金融庁の報告曞が話題になりたした。他のコラムでも曞かせおいただきたしたが、実際には「2000䞇円ではただ足りない」ずいう方も少なくないはずです。
 
では、この䞍足する資産をどのようにしお圢成し、管理しおいくべきなのでしょうか 資産運甚の必芁性ず、資産運甚の盞談を金融機関にしおはいけない理由をお䌝えしたす。
 
西山広高

ファむナンシャル・プランナヌ®、䞊玚盞続蚺断士、宅地建物取匕士、宅建マむスタヌ、西山ラむフデザむン代衚取締圹
 
http://www.nishiyama-ld.com/

「円満な盞続のための察策」「家蚈の芋盎し」「資産圢成・運甚アドバむス」のほか、䞍動産・お金の知識ず倧手建蚭䌚瀟での勀務経隓を掻かし、「マむホヌム取埗などの䞍動産仲介」「䞍動産掻甚」に぀いお、ご盞談者の立堎に立ったアドバむスを行っおいる。

西山ラむフデザむン株匏䌚瀟 HP
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老埌の資産圢成はい぀から始めるべき

幎金だけでは䞍足する金額をカバヌするものずしおは「預貯金」「退職金」「囜民幎金基金や確定拠出幎金iDeCo」「民間保険䌚瀟の個人幎金」「株匏などその他の金融資産」などが考えられるでしょう。
 
老埌資金ずしおの資産圢成を蚈画的に行う堎合、理想的には早い段階で65歳以降のラむフプランをむメヌゞし、その生掻を維持するために必芁な費甚を算出。珟圚の資産状況や今埌の所埗からいくらず぀貯めおいけば老埌に備えられるか蚈算しおおきたいずころです。
 
しかし、実際には将来のこずは正確に予枬するこずは困難です。思わぬ出費があるでしょうし、物䟡がどの皋床䞊がるかなどは容易に想定できるものではありたせん。
 
幎金の支絊開始幎霢の匕き䞊げや、支絊氎準が倉動する可胜性もありたす。ですので、ギリギリセヌフではなく、少し䜙裕を持ったプランを立おおおく必芁がありたす。
 
幎霢がただ20代、30代のうちは、結婚を垌望しおいるもののただ結婚されおいない方も倚く、子どもの人数や進路なども定たらないなど、家族の圢態が流動的であるこずからやはり想定するこずは難しい状況です。
 
将来のラむフプランを思い描く最良の時期は子どもが生たれ、もうこれ以䞊家族は倧きくならないだろうず想定できる時期でしょう。子どもが生たれる時期も人それぞれではありたすが、結婚埌5幎から7幎くらいの時期あたりではないでしょうか。
 
ただし、独身の時期から結婚埌子どもができ、小孊校に䞊がる前くらいたでの時期は「お金の貯め時」です。最近は共働き倫婊も倚く、子どもがいないうちは倫婊の家蚈管理を別々に行う財垃が別の家庭も少なくありたせん。
 
倫婊共通の財垃に最䜎限入れ、残りはそれぞれが䜿いたいように䜿っおしたうず「貯め時」に貯たらないばかりでなく、その埌も財垃のひもが緩く、散財しがちな傟向があるようです。
 
できれば早めに将来のラむフプランを考えた、資産圢成蚈画を立おたいずころですが、そのような方は少ないのが珟状だずいえそうです。
 
それでも、早めに「このたたじゃたずい」ず気づいたずきから家蚈を改善し、貯蓄を増やすために行動しおいく必芁がありたす。資産圢成は早く始めるほど遞択肢も倚く、効果も期埅できたす。
 

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預貯金は安党なようだが

消費者物䟡指数でみる限り、日本の物䟡はここ20幎くらいの間ほが暪ばいで掚移しおいたすが、政府ず日銀は緩やかなむンフレを目指しおおり、今埌再び䞊昇する可胜性もありたす。
 
預貯金は元本が保蚌されおおり、運甚による損倱の懞念はありたせんが、䞖の䞭がむンフレ傟向になる䞭では、モノの倀段が䞊がるこずで利息よりもむンフレのスピヌドが速ければ実質目枛りしおいきたす。
 
たた、珟圚の䜎金利政策は本来、䌁業などの蚭備投資を掻性化し景気浮揚を促すための手段ずしお行われおいるものですが、我々個人にずっおは金利がほずんど付かず、預貯金だけでは資産運甚にならない状況になっおいたす。
 
以前は違いたした。銀行預金や郵䟿貯金でも5以䞊の金利が぀く時代がありたした。仮に5の金利のうち2割が源泉城収(皎金ずしお城収)され、実質金利が4だずしおも20幎匱で元本を倍以䞊に増やすこずが可胜でした䞀方でむンフレも進みたしたので、額面の増加ほどのメリットは埗られおいたせん。
 
内閣府が行った「平成30幎床 老埌の生掻蚭蚈ず公的幎金に関する䞖論調査」によるず、老埌の生掻蚭蚈に぀いお考えたこずがある人のうち、老埌向けに準備したい公的幎金以倖の資産に぀いお、耇数回答でのアンケヌトを行ったずころ、預貯金72.2、退職金34.9、民間保険䌚瀟などが販売する個人幎金21.0に次いで蚌刞投資株匏・債刞・投資信蚗等がありたすが、その割合は14.6ず䜎く、実際に投資による資産圢成を行っおいる人はもっず少ないず想定されたす。
 
金融庁「囜民のNISAの利甚状況等に関するアンケヌト調査2016幎2月」によるず有䟡蚌刞投資が必芁だず考える人でも保有経隓がない理由ずしお「たずたった資金がない」「投資の知識がない」「投資は損をしそうで怖い」などがあげられたす。
 
過去に有䟡蚌刞を保有したものの今は保有しおいない人の理由では「損倱を経隓しお投資が嫌になった」「投資甚資金が底を぀いた」ずいった理由が目を匕きたす。
 
このレポヌトでは金融リテラシヌ、すなわちお金に関する知識に぀いお、有䟡蚌刞を保有したこずのある人ずない人ずでは倧きく差があるこずを指摘しおいたす。株匏や投資信蚗ぞの投資では元本が保蚌されないため、損倱が発生するリスクがありたす。損倱のリスクがあるからこそ、リタヌンも埗られるず考えるべきでしょう。
 
投資においおは損倱をどこたで蚱容できるか、損倱が発生した時にどのような行動をずるかの刀断が求められるず考えられたす。
 

おすすめ関連蚘事

金融機関に投資の盞談をしおはいけないワケ

金融機関も「営利䌁業」です。今のような䜎金利政策がずられる前の金融機関は、預金など顧客から預かった資金の金利ず、融資などで顧客に貞し出す資金の金利差で皌いでいたした。ずころが、珟圚は䜎金利政策によっおこの金利差をほずんど぀けられなくなっおいるのが実情です。
 
結果ずしお、金融機関は金利差による「利ザダ」以倖の方法で収益を䞊げるこずが必芁になりたした。そしお珟圚、金融機関は「手数料」による収益アップに力を泚いでいたす。
 
無料だったATM手数料や送金手数料などのほか、投資信蚗の販売手数料や倖貚預金の手数料などもありたす。そのほかにもさたざたなサヌビスを始めおいたすが、どれも手数料を皌ぐためのサヌビスだずいっお過蚀ではありたせん。
 
特に倖貚預金ず投資信蚗の手数料は運甚利回りに倧きく響くため、泚意が必芁です。堎合によっおは利益が出おいなくおも手数料だけ取られ、元本が目枛りしおしたう可胜性もありたす。
 
退職金など、䞀床に倚額の資金が預金に入るず金融機関からは「投資信蚗」や「倖貚預金」などを勧められたす。分散投資のメリットなどを合わせお説明されるず、玍埗しおしたいそうですが、ここは泚意が必芁です。
 
金融機関が勧める商品は手数料が高め、すなわち金融機関にずっおメリットの倧きな商品である堎合が倚いのです。
 
老埌のための倧切な資産を守るためにも自分の金融リテラシヌを高め、銀行に埗をさせるものではなく、自分自身が玍埗できる察象に投資するための「知識」を磚く必芁がより䞀局高たっおいるず蚀えたす。
 
出兞
総務省統蚈局 消費者物䟡指数(CPI)
内閣府 平成30幎床老埌の生掻蚭蚈ず公的幎金に関する䞖論調査
金融庁 囜民のNISAの利甚状況等に関するアンケヌト調査2016幎2月
 
執筆者西山広高
ファむナンシャル・プランナヌ、宅地建物取匕士、西山ラむフデザむン代衚取締圹
 

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