更新日: 2019.11.18 株・株式・FX投資

投資信託と、個別の株式や債券での運用。どちらを選ぶ?

執筆者 : 新井智美

投資信託と、個別の株式や債券での運用。どちらを選ぶ?
iDeCoやつみたてNISAが普及し始め、運用商品としての投資信託に注目が集まっています。それとは別に、個別の株式や債券で運用する方法もあります。それらを使って運用する方法や注意点について、考えてみましょう。

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新井智美

執筆者:新井智美(あらい ともみ)

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

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株式投資の魅力とは?

個別銘柄に投資する株式投資には、値上がり益の他、「配当金」「株主優待」など、投資信託にはない魅力があります。銘柄の選択が上手にできるのなら、株式投資は有力な選択肢の1つになります。
 
ただし注意したいのは、選んだ企業の業績や取り巻く経済環境は変化していくことです。「単純に銘柄を決めて長期投資をすればいい」というわけにはいきません。
 
常にその企業の業績を気にしておかなければならず、そのための時間が取れるのかも重要なポイントになります。
 
高成長が期待できると思って選んだ銘柄であれば、期待通りに株価が上昇したところで売却を検討する。割安性に注目して選んだ銘柄であれば、割安性が薄れた時点で売却するなどといったように、選んだ基準に合わせた売却のタイミングも重要です。

債券投資の実情

現在のマイナス金利下においては、金利上昇に伴って受取利子が増えるという個人向け国債「変動10年」が、国内の債券では唯一の選択肢といえるでしょう。
 
また、以前は外債に投資して生じた為替差異は非課税となっていましたが、現在ではそのような優遇措置もありません。
 
新興国の債券については、表面利率が高いものも存在します。しかし、「為替リスクが大きい」「コストが割高」という理由から、個別の債券投資は現在ではお勧めできません。

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株式投資を行うなら、一般NISAの利用も忘れない。

株式投資を本格的に行うなら、一般NISAの利用も併せて検討するようにしましょう。一般NISAでは、年間120万円までの株式の個別銘柄などに投資でき、運用中の5年間は譲渡益や配当が非課税になるメリットがあります。
 
つみたてNISAでは株式の個別銘柄には投資できないことからも、一般NISAの利用は株式投資において、非常にメリットがあるといえるでしょう。
 
運用を行う際には「長い目で成長を期待できるもの(投資)」なのか、「目先の利益を追うもの(投機)」なのかを見極めたうえで、対象商品を選ぶようにしましょう。
 
「投資」とは「長期的に資金を投じ、成長の果実を得るもの」考えてください。これに対し「投機」は「短期的な値動きからもうけを得ようとするもの」です。
 
長期で資産を増やすのであれば、株式を中心とした運用を考えるべきですが、20%程度の下落は数年ごとに起きています。長期運用とはいえ、値動きが大きすぎることによって、投資への意欲が途中で失われてしまうことも懸念されます。
 
先進国の債券であれば、そこまでの値動きはありませんので、分散して投資することは賢い選択かもしれません。新興国の債券の場合、上にあげた理由からも、個別で投資するのではなく、インデックス型の投資信託を選ぶのがベストといえるでしょう。
 
執筆者:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員