三井住友銀行のカードローンの審査は厳しい？ 落ちる原因と対策、審査時間も解説

三井住友銀行のカードローンには審査があるため、申込時の希望額よりも少額での承認となる場合や、審査落ちで借り入れできない場合もあります。
 
この記事では、三井住友銀行の審査に落ちた人の特徴およびその審査時間について、わかりやすく解説しています。審査に落ちる人の特徴を踏まえて、落ちないための対策についても解説しているため、これからカードローンの利用を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
 

三井住友銀行カードローンの審査に落ちる要因

三井住友銀行では、カードローンの審査通過率を公表していません。   以下の要因によって、三井住友銀行カードローンの審査に落ちる可能性が高くなります。

●申込金額と他社の借入金額の合計が年収の3分の1を超えている
  ●他社の借り入れを遅れて返済したことがある
  ●任意整理や自己破産など法的整理を行ったことがある
  ●申し込みで虚偽の申告をした
  ●申込内容で返済能力が低いと判断された

言い換えれば、上記の要因がない場合は、審査に通る可能性が高くなります。  

申込金額と他社の借入金額の合計が年収の3分の1を超えている

銀行のカードローンは貸金業法の対象外ですが、多くの銀行が自主的に年収の3分の1を超える貸し付けを規制しています。   したがって、他社の借入金額の合計が年収の3分の1を超える金額を三井住友銀行カードローンで申し込んだ場合は、審査に落ちる要因となる可能性があります。  

他社の借り入れを遅れて返済したことがある

三井住友銀行および保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社は、加盟している個人信用情報機関の情報を審査に利用しています。   個人信用情報機関では返済に関する情報も登録されており、遅れて返済した場合はその事実も登録されます。   特に、61日以上もしくは3ヶ月以上の返済の遅れは、個人信用情報機関で金融事故として一定期間登録されるため、審査に落ちる可能性があります。  

任意整理や自己破産など法的整理を行ったことがある

任意整理や個人再生、自己破産といった法的整理を行った場合も、個人信用情報機関に金融事故として一定期間登録されるため、その間に三井住友銀行カードローンを申し込んだ場合は審査に悪影響を与える可能性もあります。   なお法的整理以外にも、代位弁済などの情報が登録されている場合も審査落ちる可能性があります。  

申し込みで虚偽の申告をした

申し込みでの虚偽の申告は、審査落ちの要因となります。   また、虚偽の申告によって審査に通り、契約したものの、後日その事実を三井住友銀行が知った場合は、借入残高の一括返済を求められます。   さらに、三井住友銀行が虚偽の申告が悪質であると判断した場合は、詐欺罪として訴えられる可能性もあります。申込時にうっかり入力した場合も、虚偽の申告として扱われる場合があります。  

申込内容で返済能力が低いと判断された

申込時には本人に関する情報や勤め先に関する情報、申し込みに関する情報等を申告します。   総合的に審査が行われた結果、返済能力が低いと判断された場合は審査落ちの要因となります。  

三井住友銀行カードローンの審査に落ちないための対処法

三井住友銀行カードローンの審査に落ちないための対処法は、以下のとおりです。

●申込条件に達していることの確認
  ●申込金額と他社の借入金額の合計を年収の3分の1以内にする
  ●返済の遅れや債務整理の情報が消えてから申し込みをする
  ●申込内容を入力完了後に必ず確認する

申込条件に達していることの確認

三井住友銀行カードローンの審査の前に、まずは申込条件に達しているかの確認をしましょう。   具体的には、申込時に「満20歳以上、満69歳以下」である必要があります。また、原則として安定した収入のある方で、「年金の収入のみ」の方は対象外となりますので注意しましょう。   その他、三井住友銀行の指定保証会社（SMBCコンシューマーファイナンス株式会社）の保証を受けられる方が申込条件となっています。   三井住友銀行のカードローンはあくまで個人利用のカードローンなので、利用目的が事業性資金の方も申し込み自体できません。その点も注意が必要です。  

申込金額と他社の借入金額の合計を年収の3分の1以内にする

申込金額もしくは他社の借入金額を減らし、合計が年収の3分の1以内にしておくことも対策の1つといえます。また、収入を増やす方法も有効ですが、副業などでの収入増加は考慮してもらえない場合があります。   借り入れをする場合には、事前に他社の借り入れがあればその金額の確認と、自身の年収とで計算をしてバランスを考えて申請をするようにしましょう。  

返済の遅れや債務整理の情報が消えてから申し込みをする

個人信用情報は一定期間が経過すると情報が消えるため、その後の申し込みであればリスクを軽減できます。個人信用情報に不安がある人は、各個人信用情報機関に自分の登録情報を照会しましょう。   また、いざという時にお金が必要になることも考えられるので、日頃からクレジットカードの返済や、公的料金の支払いの滞納などがないようにしておくと、カードローンの審査の際には安心です。  

申込内容を入力完了後に必ず確認する

申込時の入力間違いは、審査落ちの要因となるだけでなく、審査が長引く要因にもなります。   早めに審査結果が出るように、入力完了後には必ず間違いがないか確認しましょう。  

三井住友銀行カードローンの審査時間は？ 最短で当日回答

三井住友銀行カードローンの審査は、いずれの申込方法でも最短で申込当日に回答があります。   当日回答はあくまで最短時間であり、申し込みの混雑具合や申し込む時間によっては、翌日以降の回答になります。   審査結果の連絡は9:00～20:00となっているため、時間には余裕を持って申し込みましょう。併せて、本人確認資料などはすぐに提出できるように準備しておきましょう。  

三井住友銀行カードローンの審査に関するQ＆A

申し込み手数料や年会費はかかる？

A.カードローン発行において申し込み手数料や年会費はかかりません。

三井住友銀行の口座をもっていなくても申し込みできる？

A.申し込み可能です。取り引きは契約時に発行されるローン専用カード、またはカードレス取引にて利用していただきます。

取引明細書は送られてくる？

A.送られてきません。希望者は手続きをすると、3カ月ごとの利用明細を郵送にて定期的に受け取ることができます。手続きの際はローン契約機または三井住友銀行カードローンプラザへ電話してください。

三井住友銀行カードローンの審査まとめ

三井住友銀行カードローンでは申込内容と個人信用情報を基に審査が行われるため、申込時の正確な個人情報入力と個人信用情報に返済の遅れや金融事故情報の登録がない状態で申し込みましょう。   審査時間は最短で申込当日に回答がありますが、翌日回答となる場合もあります。時間に余裕を持ち、本人確認資料などの提出資料は事前に準備しておきましょう。  

出典

全国銀行協会 銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ 執筆者：FINANCIAL FIELD編集部

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