更新日: 2020.10.02 キャリア

【女性転職】20代未経験でもOK? 失敗しないための転職術とは

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部 / 監修 : 生駒大展

【女性転職】20代未経験でもOK? 失敗しないための転職術とは
女性の転職は未経験職種の場合、20代前半と後半では事情が大きく異なります。また、20代女性のための失敗しない転職術についても併せて紹介します。この記事を参考にして、今よりも良い環境の職場への転職を成功させましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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生駒大展

監修:生駒大展(いこま だいてん)

国家資格キャリアコンサルタント
 
現在の会社以外には活動している事としては以下があります。
・中央区スポーツ推進委員
・中央区サッカー協会 理事
・東京都キンボールスポーツ連盟 理事
・中央区キンボールスポーツ連盟 理事
・中央区青少年対策 勝どき・豊海地区委員

人財派遣業界で20年、営業やコンサルタントとして従事。
 
地域やスポーツを通じて、子供の将来・キャリアについて興味を持ち幅広く活動。小学生から社会人まで、幅広くキャリア相談が可能。
 

20代前半と後半で全く違う! 女性の転職事情

20代前半の女性に求められるものは前向きな姿勢

転職を希望する20代前半の女性の場合、求められるものはスキルや経験だけではありません。失敗を恐れずチャレンジできる若さと体力、仕事への意欲や前向きな姿勢が重要です。
 
年齢を重ねれば徐々にスキルと経験が求められるようになります。そのため、「現在の職種ではスキルや経験を積むことが難しい」と感じている場合、20代前半での転職をおすすめします。
 
転職先としては、異業種・異職種で新たなスキルや経験を積むことができる会社がおすすめ。転職に必要な資格があるなら、ぜひ今のうちに取得を目指して勉強を開始しましょう。進路変更を考えているのなら、「善は急げ」です。

20代後半の女性に求められるものは経験とスキル

20代後半の女性が転職先に求められるものは、20代前半とは打って変わって専門的スキルや経験です。経験を積むにつれて責任は重くなり、仕事量も増加していくことでしょう。仕事で困難にぶち当たることも多くなりますが、20代前半のうちにいかにスキルを磨き、経験を積んでおくかが重要です。
 
スキルや経験は少しでも多いほうが後々有利です。今のうちに吸収できるものはすべて吸収するつもりで日々の業務にあたるなど、先を見据えた行動が必要です。それでは、20代後半でスキルや経験に自信がない女性は、転職には成功できないかというと、そうではありません。次の章で詳しく解説します。 

20代未経験女性でも失敗しないための転職術

20代女性で未経験業種の転職に失敗しないために、さまざまなツールを駆使する必要があります。段階に応じた転職術がありますので、まずはステップ1からスタートしましょう。

転職術・1 転職サイトの活用

ステップ1は情報収集です。
 
情報収集のために、転職サイトを使いこなすことからスタートします。複数の転職サイトで希望の職種を検索してみましょう。
 
例えば「高卒・事務」など、自身の経歴ではどのような会社が募集をかけているのかを知るところから始めてみてください。もし転職に必要な資格や条件があるのなら、それを得るためにできることはないかどうかを検討してみることをおすすめします。
 
転職サイトは情報収集を行い、自身の転職への意欲を再確認するために使います。ここで気を付けたいのは、思うような求人情報が転職サイトにないからといって、転職自体を諦めないことです。

転職術・2 転職エージェントの活用

ステップ2はエージェントへの登録です。
 
転職サイトで思い通りの求人が見つからないという人、本気で転職活動に乗り出そうと決めた人は、転職エージェントに登録しましょう。
 
求人情報を洋服に例えるなら、転職エージェントのサイトはショップ、転職エージェントに在籍するキャリアアドバイザーはスタッフ、そして求職者が客です。ショップには洋服が並び、スタッフに声をかければ接客してもらえます。
 
スタッフはまず多くの質問をして好みを聞き出し、採寸をするなどして客を知ることから始めます。
 
そしてフォーマルやパーティ、アウトドアなどのシーンに合わせて、ショップ内の洋服から似合うものを提案してくれます。その人に合うサイズがなければ、裏の倉庫に取りに行ったり、取り寄せたりしてくれることもあります。これを転職エージェントに例えると「非公開求人」です。
 
転職エージェントには、会社の採用活動をサポートするリクルーティングアドバイザーという部署があります。
 
アドバイザーが求職者に接するのと同様に、リクルーティングアドバイザーは募集元に「どのような人材を求めているのか」など丁寧にヒアリングし、採用活動の課題を解決していきます。
 
その中には「応募者を厳選したい」「条件にマッチする人だけを紹介してほしい」など募集元からの要望を受け、サイトにあえて掲載していない求人も。そこに未経験者OKの非公開求人情報も多数集まっていることがあります。
 
例えば「高卒・事務」で検索したときに、転職サイトでは見つけることができなかった魅力的な会社の求人が、転職エージェントの内部には存在する可能性があるのです。

転職術・3 アドバイザーの活用

また、転職エージェントのアドバイザーは、転職エージェントに登録した転職希望者にヒアリングし、マッチする会社があれば公開求人・非公開求人を問わず紹介してくれます。その際、希望すればキャリアアップへのアドバイスもしてくれ、転職に必要だと判断されたら資格取得を勧められることもあるでしょう。
 
20代で転職を成功させたいなら、いきなり会社を退職するのではなく、しっかりと計画を練りましょう。現在の職場環境が好ましくないからといって、焦りは禁物。焦りは転職先選びの判断を誤り、失敗の原因となるからです。また、転職を孤独な闘いにすることも避けたいところ。自分一人で判断することもまた、失敗の原因となります。
 
まずはアドバイザーの意見を取り入れて準備期間を設け、二人三脚で準備し、計画を実行していくことが、成功確率の高い転職術といえます。

まとめ

20代前半と後半では転職事情がまったく違うこと、20代女性が転職を成功させるために必要な転職術について紹介しました。転職を成功させるためには、転職エージェントに登録し、しっかりと計画立てて進めていくことが大切です。
 
転職エージェントは、得意分野としている業界がそれぞれに異なりますし、担当となるアドバイザーとの相性も大事なポイントになります。そのため複数登録し、自分に合った転職エージェントを見つけることが転職成功への近道です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:生駒大展
国家資格キャリアコンサルタント