30代女性が転職を成功させるには? 30代女性ならではの悩みもご紹介

配信日: 2020.06.23

この記事は約 4 分で読めます。
30代女性が転職を成功させるには? 30代女性ならではの悩みもご紹介
「これからの生活のことを考えて、今の仕事を見直したい」という30代女性は少なくありません。
 
しかし、30代女性でも転職ができるのかどうか、不安に感じることもあるでしょう。
 
そこで、この記事では、30代女性の転職事情と転職のポイントを解説していきます。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

今村由香

監修:今村由香(いまむら ゆか)

国家資格キャリアコンサルタント/日本NLP協会認定 NLPプロフェッショナルコーチ

「未来に笑顔と勇気を」をモットーに主に女性を対象としたライフコーチングを行なっています。
 
コーチングセッションやカウンセリングを通して様々なライフイベントの中で自分らしくしなやかに生きる女性を増やしていくことを目標に活動しています。
 
生き方、働き方のベースになる「自分の価値観を知るセッション」が人生の選択に悩む方やどこかモヤモヤを抱えて生きる女性に好評です。
 
公式サイトへ

30代女性の転職は不利? リアルな転職事情を解説

30代女性の転職は、やはり20代と比べて難しくなります。
 
20代であれば、目立ったキャリアが無くても柔軟性やポテンシャルが重視され、未経験分野でも転職に成功するケースが多いです。
 
しかし、30代になると、企業は即戦力重視の採用を行うので転職先企業に役立つスキルやキャリアが無い限り採用されにくくなってしまいます。
 
また、30代女性は結婚、出産など休みを伴うライフイベントを経験する方が多いです。そのため、企業側も「育休などで休んでほしくない」という理由から、30代女性の採用を控えることもあります。
 

今までの経験を生かすなら30代でも転職はできる

   
30代女性の転職は20代に比べ難しくはなりますが、すでにキャリアをある程度積んでいる状態なら、30代女性の転職は十分可能です。
 
昨今はどの業界でも人材不足が深刻です。
 
特に、中途採用を募集している会社では、年齢や性別に関わらず即戦力となる人材を確保したいという状況も増えています。
 
そのため、すでに持っている資格やスキルを生かした仕事であれば、30代女性も転職しやすいでしょう。
 

30代女性が転職で抱えがちな悩み3選 

結婚・子育てを考えている30代女性にとって、ワークライフバランスは非常に大切です。
 
しかし、残業時間が少なく、休日出勤などが無い会社を探すのは想像以上に難しいといえます。
 
転職の求人を出している多くの企業は、人材不足に悩んでいます。そのため、1人の従業員にかかる負担が重く、残業時間が多いことが常態化してしまっているケースも少なくありません。
 
働き方改革を行う企業が増えたため残業時間はほとんどの会社で減少傾向です。
 
しかし、まだまだ残業が当たり前な会社もあるので転職先探しは難航しがちです。
 

夫の転勤についていく必要がある

すでに結婚している場合、転職先を選ぶ上で働き方が問題になるケースもあります。
 
例えば、夫の転勤が発生した場合、単身赴任が難しければどちらかが仕事を変えなければいけません。
 
家族の事情を考えたとき、仕事を続けられなくなる30代女性は少なからずいます。
 
もし夫が転勤になったらどうするのか、子どもができた場合はどうするのかなど、さまざまなパターンを考慮して転職先を決めなければいけません。
 

女性のキャリアアップに不寛容な会社もある

女性のキャリアアップに不寛容な会社に入ってしまうと、どれだけ実績を上げても出世が難しくなってしまいます。
 
同じ仕事をしているはずなのに男性の同期の方が早く昇進してしまうなど、女性のキャリアに関する悩みは尽きません。
 
もちろん昨今は女性活躍のため、性別問わず優秀な人材を評価する環境が整ってきていますがまだ意識改革を行えていない企業もあります。
 
キャリアアップを目的に転職をする場合には、会社の口コミや文化などを事前に調べ、30代女性がきちんとキャリアアップを目指せる職場なのか調査しなければいけません。
 

30代女性が転職を成功させるコツ

30代女性が転職を成功させるには、キャリアを生かした中途採用での転職を目指すのがおすすめです。
 
未経験分野にチャレンジするのも良いですが、やはりポテンシャルの面で20代の採用が優先されてしまいがちです。
 
転職の成功率をアップさせたいなら、これまでの経験を生かし同業種に転職するのが良いでしょう。
 

女性の採用に積極的な企業を選ぶ

キャリアアップを目指すなら、女性で昇進した方がいる会社を選ぶべきです。
 
管理職が男性ばかりの会社では、女性の出世に必要な環境がまだ整っていない可能性があります。
 
会社のサイトなどをチェックし、女性管理職がいるのか、女性の採用に積極的なのか確かめてから応募しましょう。
 
また、女性管理職は働き方のロールモデルにもなるので、今後のキャリア形成においてメリットが多いのも利点です
    

女性向け転職エージェントに相談する

30代女性の転職では、自分のスキルや希望だけでなく、周囲の状況を加味して応募先を決めなければいけません。
 
そのため、転職先選びには、男性以上に時間がかかることも多いです。
 
自分に合った転職先をスピーディーに決めるなら、女性のキャリアに詳しい転職エージェントに相談するのがおすすめです。
 
転職エージェントなら30代女性の採用に積極的な企業の情報を多く持っている上、面接や履歴書のアドバイスもしてくれます。
 
そのため、転職エージェントの力を借りれば不利になりがちな30代女性も転職を実現しやすくなるでしょう。
 

まとめ

30代女性の転職は20代と比べ不利になるケースも多いですが、自分の強みを明確にして、経験のある分野にチャレンジすれば転職成功の可能性はアップします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:今村由香
国家資格キャリアコンサルタント/日本NLP協会認定 NLPプロフェッショナルコーチ


 

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集