更新日: 2021.06.30 クレカ
クレジットカードの使い分け方法を伝授! 2枚・3枚持ちが最強!
しかし、どのように使い分ければ良いか分からない方も多いのではないでしょうか。今回はクレジットカードの使い分け方法をご紹介します。シーンに応じて使い分け、クレジットカードを賢く活用しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
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目次
クレジットカードの使い分けがおすすめな理由
「複数のクレジットカードを使い分ける」と聞くと、面倒に感じるかもしれません。しかし、1枚しか持っていないより、複数枚所持して使い分けたほうが便利です。主なメリットは以下のとおりです。
・各クレジットカードの特典や割引が受けられる
・クレジットカードが使えなくなったときに便利
・用途ごとの使い分けで使いすぎを防げる
・旅行傷害保険の金額を合算できる場合がある
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
各クレジットカードの特典や割引が受けられる
クレジットカードには、特典や割引が受けられる優待サービス、もしものときの保険が付帯されています。特定の店舗で買い物をするとポイント2倍、ホテルやレストランでの割引、旅行傷害保険、ラウンジサービスなどさまざまです。
複数枚クレジットカードを持つと、所持しているカードに付帯された特典や割引がすべて受けられます。お店ごとにクレジットカードを使い分けることで、多くの特典をフル活用できるでしょう。
クレジットカードが使えなくなったときに便利
クレジットカードは、VISAやJCBなど国際ブランドによって使用できるエリアや店舗が決められています。例えば、VISAのクレジットカードしか持っていないと、VISA加盟店でなければ使えません。しかし、異なる国際ブランドのカードがあれば、それだけ使える店が増えます。
クレジットカードの磁気が破損して使えなくなった、利用限度額に達してしまった、紛失した場合も、もう1枚あると助かります。いざというときのために、複数枚持ちを検討しましょう。
用途ごとの使い分けで使いすぎを防げる
クレジットカードを用途によって使い分けると、使いすぎを防げます。
例えば、日用品や食材、光熱費など普段の支出と、外食やレジャーなど娯楽の支出に分けると、どちらにお金を使いすぎているのかが把握しやすいです。クレジットカード明細を見て、使いすぎていると分かれば支出を抑えるよう工夫でき、無駄遣いを減らせます。
旅行傷害保険の金額を合算できる場合がある
クレジットカードに付帯されている旅行傷害保険には、保険金額を合算できるものがあります。
例えば、傷害・疾病治療費用の保険金額が最高50万円のクレジットカードと最高100万円のクレジットカードを持っていると、150万円まで補償してもらえる場合があります。合算できる保険金額は傷害死亡、後遺傷害以外で、傷害・疾病治療費用のほかには賠償責任や携行品損害、救援車費用などがあります。
ただし、合算できる条件はカード会社によって異なるので、旅行前に確認してください。
クレジットカードを使い分けるための下準備
クレジットカードを使い分けるために、メインカードとサブカードを持ちましょう。メインカードは普段使い用にし、サブカードは特徴や用途に合わせて使います。
メインカードはポイント還元率が高いもの、サブカードはメインカードにはない特典が付いたものがおすすめです。
ここでは、どのようなカードがメインカードやサブカードに向いているのかご紹介します。
メインカードとサブカードを作ろう
クレジットカードを上手に使い分けできるよう、メインカードを1枚、サブカードを1、2枚用意しましょう。枚数が多いと管理が大変なので、メインカードとサブカードはあわせて2、3枚がベストです。
いざというときいつでも使えるよう、メインカードとサブカードはいつも財布に入れて携帯してください。
メインカードの選び方
メインカードは普段使い用にするので、ポイント還元率が高いものがおすすめです。ポイント還元率1%以上のものを選びましょう。
貯まるポイントは、自分にとって使い勝手が良いポイントであることが重要です。ネットショッピングや街中での買い物に使える、魅力的な商品と交換できるなど、使い道が多いカードだと安心です。
飛行機に乗る機会が多い方はマイルが貯まるカードや、貯めたポイントをマイルに移行できるカードがよいでしょう。
Visa、JCB、MasterCardなど使えるお店が多い国際ブランドカード会社を選ぶと便利です。
サブカードの選び方
メインカードにはない魅力的な特典が付いたカードを探してください。
特定のお店で使うとポイントがアップする、持つだけでステータス性がある、高額な旅行傷害保険が付いている、国内外の空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスが付いているなど、魅力的なカードを選ぶのがおすすめです。
国際ブランドは、メインカードとは違うものを選びましょう。クレジットカードを複数枚持つときにネックとなるのが年会費です。トータルで年会費が高くならないかチェックしてください。
実践!クレジットカードの使い分け方法
ここからはクレジットカードの詳細な使い分け方法について解説します。メインカードは普段使い用です。クレジットカード払いにするときは、基本的にすべてメインカードを使用しましょう。
サブカードは、特徴や用途に合わせた使い方をします。特典や割引が生かせる店で使ったり、外食やレジャーの支出専用に使ったり、自分に合った使い方を探してみてください。
ポイント還元率の高いメインカードを普段使いにする
ポイント還元率の高いメインカードを普段使いにすることで、ポイントを集中的に貯められます。普段、現金で支払っているものを積極的にクレジットカード払いにしてポイントを貯めましょう。
コンビニやスーパー、ドラッグストアでの買い物、公共料金や家賃の支払い、税金など、クレジットカード払いできるものはたくさんあります。クレジットカードによっては、公共料金や税金の支払いではポイント還元率が下がるものもあるので、事前に確認してください。
サブカードは特徴にあわせて使い道を決める
サブカードは、カードの特徴にあわせて使い道を決めます。割引サービスやポイントアップ制度があるカードは対象店で使い、保険がほしくて作ったカードは持つだけでよいでしょう。
旅行傷害保険に関しては、旅行代金をそのクレジットカードで支払っていることといった条件が付く場合があります。
お金の使いすぎが気になっている方は、用途に応じてメインカードとサブカードを使い分けましょう。メインカードを普段の支出用、サブカードを娯楽の支出用にすると分かりやすいです。
クレジットカードを複数枚持つ場合の注意点
クレジットカードの複数枚所持は、メリットだけではなくデメリットもあります。上手に使い分けないとお金を使いすぎてしまう、紛失や盗難に遭っても気付かない、年会費がかかりすぎることになるかもしれません。
しかし、気を付けたいポイントが分かっていれば、デメリットをカバーできます。複数枚持つ際の注意点を見ていきましょう。
カード明細をチェックして支払額を把握しよう
クレジットカードを複数枚使っていると、支出の総額を把握しにくいです。定期的にクレジットカード明細をチェックして、支払額を確認しましょう。最近は、パソコンやスマホで明細を見られるカードが増えてきました。こまめにチェックすれば、身に覚えのない不正使用にもすぐに気付きます。
紛失・盗難リスクに気を付けよう
管理に気を付けていないと紛失したり盗難にあったりするかもしれません。基本的に財布に入れて携帯し、紛失や盗難に気付いたらすぐにカード会社に連絡してください。利用停止手続きができ、カードの不正利用を防げます。
財布ごとなくしてしまった場合、それぞれのカード会社への連絡が必要です。
年会費の払いすぎに注意しよう
カードを複数枚持つと、それだけ年会費がかかります。初年度年会費無料でも、2年目以降が有料になるカードもあるので注意してください。あまり使っていないカードや、年会費の元が取れていないと感じるカードは解約し、ほかに良いカードがないか探してみましょう。
クレジットカードを賢く使い分けよう
クレジットカードは1枚のメインカードと1、2枚のサブカードの計2、3枚を使い分けるのがおすすめです。各カードの特典が手に入り、1枚のクレジットカードが急に使えなくなったときにも重宝します。
メインカードは普段の買い物に使い、サブカードはカードの特徴や用途に応じた使い方をしましょう。ぜひ、2、3枚のクレジットカードを使いこなし、1枚だけでは得られない恩恵を享受してください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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