VisaとMastercardはどっちがおすすめ? 違いと選ぶポイントを分かりやすく解説

配信日: 2021.05.31

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VisaとMastercardはどっちがおすすめ? 違いと選ぶポイントを分かりやすく解説
クレジットカードの中で特に有名なブランドが、VisaとMastercardですが、一体どっちを選べば良いのか分からないという人は少なくないでしょう。
 
確かにVisaとMastercardの違いは少ないですが、カードを使うエリアや優待に差があるため自分の生活スタイルに合ったブランドを選ぶことが重要です。
 
この記事では、VisaとMastercardの基礎知識に加え、両者の違い、それぞれのカードを選ぶべき人について解説していきます。
 
VisaとMastercard、どっちがより良いのかを知り、快適なクレジットカード生活を送りましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

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そもそもVisaやMastercardとは?

クレジットカードを選ぶ際、VisaやMastercardなどクレジットカードの国際ブランドを選べるケースは少なくありません。
 
しかし、「そもそもVisaやMastercardって何? 」「国際ブランドって何の意味があるの? 」と疑問に思っている人もいるでしょう。
 
そこでここからは、VisaやMastercardをはじめとする国際カードブランド、決済カードブランドの基礎知識を解説します。VisaとMastercard、どっちにすべきか悩んでいる人はぜひ最初にチェックしてください。
 

国際カードブランドとは

クレジットカードの国際カードブランドとは、クレジットカード決済のシステムを提供している会社のことです。
 
国際ブランドにはVisa、Mastercardのほか、JCB、American Express、Diners Clubなどがあり、それぞれ会社が違います。国際ブランドのカードなら、国内だけではなく海外でクレジットカードを利用可能です。
 

決済カードブランドとは

国際カードブランドは決済カードブランドとT&Eカードブランドに分かれており、VisaとMastercardは決済カードブランドに該当します。
 
決済カードブランドは、旅行やエンターテインメントに関する特典やサービスが充実しているT&Eブランドに比べて決済の利便性が重視されています。そのため、VisaやMastercardならよりスムーズな決済が実現できるでしょう。
 

VisaカードとMastercardの違い

世界の2大国際カードブランドとも言われるVisaとMastercard。クレジットカードを発行する際、どっちを選べば良いか悩む人は多いはずです。
 
VisaカードとMastercardは、以下のような点で異なります。
 

●利用できるお店のエリア
●シェアの大きさ
●得られる特典・優待

 
せっかく作るクレジットカード。国際ブランド選びで後悔のないよう違いを理解して申し込むことが大切です。
 

利用できるお店のエリアが違う

VisaとMastercardはどちらも世界の幅広いエリアで使えますが、Visaはアメリカ方面、Mastercardはヨーロッパ方面に強いのが特徴です。
 
ブランド選びで迷ったら、自分のよく行くエリアに合ったクレジットカードを選ぶのが良いでしょう。
 
また、Mastercardしか使えないコストコのように、どちらか特定のブランドのカードしか使えないことも少なくありません。
 
クレジットカードを使おうと思っているお店が、どっちのブランドに対応しているのか事前にチェックしておきましょう。
 

シェアの高さが違う

VisaとMastercardでは、決済のシェアが異なります。最もシェアが高いのはVisaとなっており、世界で行われる決済のうち56%を占めています。
 
一方Mastercardは決済シェア26%であり、Visaと比べると低めだといえるでしょう。
 

得られる特典・優待が違う

VisaやMastercardといった国際カードブランドには、それぞれ特典や優待が用意されています。Visaが提供しているキャンペーン・優待の例は以下のとおりです。
 

●エクスペディア特別優待(宿泊料金8%オフ)
●Booking.com特別優待(最大10%ポイントバック)
●ホテルズドットコム特別優待(最大8%オフ)
●JALABC空港宅配サービス 特別優待(利用料金15%オフ)

 
また、Mastercardには以下のようなキャンペーン・優待があります。
 

●Rentalcars.com特別割引(カーレンタル5%オフ)
●onedinesfreeで食事優待(メイン料理1名分無料)
●TPCゴルフ施設におけるVIP特典(優先利用、特別割引など)

 
一部、利用できるカードが限定されている優待もありますが、うまく使えばお得にレジャーを楽しめます。
 
ただし、MastercardはVisaと会社が異なるため、特典や優待には違いがあります。特典を比較し、よく使うサービスやお店の優待を持つ国際カードブランドを選びましょう。
 

Visaカードを選ぶべき人

ここからは、VisaとMastercardの違いをもとに、どんな人がVisaに向いているか解説します。Visaカードを選ぶべき人の特徴は、以下のとおりです。
 

●アメリカ方面によく行く人
●知名度の高いカードが欲しい人

 
Visaのカードが気になっている人、自分に合ったカードが分からない人はぜひ参考にしてください。
 

アメリカ方面によく行く人

Visaはアメリカ方面のお店やサービスに強いため、アメリカ方面へよく旅行や出張に行く人はVisaカードがおすすめです。
 
アメリカ以外のエリアに行く場合でも、Mastercardと比べシェアの大きいVisaを選んでおくと安心でしょう。
 

知名度の高いカードが欲しい人

VisaのシェアはMastercardよりも高く、国際ブランドの中での知名度はトップクラスです。
 
最初のカードとして、取りあえず知名度の高いものを選んでおきたいという人はVisaが良いでしょう。
 

Mastercardを選ぶべき人

ここからは、Mastercardを選ぶべき人の特徴についても以下のとおり解説していきます。
 

●ヨーロッパ方面に行く人
●海外でキャッシングをしたい人
●コストコを利用する人

 
MastercardはVisaと比べシェアが低いですが、VisaよりもMastercardを利用すべき、という人は少なくありません。Mastercardが気になる人、本当にVisaで良いのかな、と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
 

ヨーロッパ方面に行く人

Mastercardはヨーロッパ方面の決済に強いため、出張や旅行でヨーロッパに行く予定がある人はMastercardを持っておくと良いでしょう。
 

海外でキャッシングをしたい人

Mastercardには世界中でキャッシングができるCirrus(シーラス)というシステムがあります。
 
全てのお店で使える訳ではありませんが、よくキャッシング機能を利用するという人はMastercardで海外旅行に備えておくのがおすすめです。
 

コストコを利用する人

世界中に店舗を持つホールセールチェーン、コストコで利用できるのはMastercardのみです。
 
コストコでは日用品をまとめ買いする機会が多く、一度の会計が高額になりがちなのでクレジットカードでの支払いを検討しているという人は多いはず。
 
近くにコストコがあり、今後もコストコを利用していきたい人はMastercardが良いでしょう。頻繁にコストコを利用する人であれば、コストコのクレジットカードを発行するのもおすすめです。
 

迷ったらVisaとMastercard両方発行もあり!

VisaとMastercardのクレジットカードを両方持っていれば、キャッシュレス決済できるお店がぐっと増え、利便性も上がります。
 
そのため、クレジットカードを2枚発行する余裕があるならVisaとMastercardをそれぞれ1枚ずつ持っておくのが良いでしょう。
 
ただし、短期間に複数のクレジットカードに申し込むと、お金に困っているのではと思われ審査で不利になる可能性も少なくありません。
 
将来的にVisaとMastercardを両方持つつもりで、クレジットカードの利用履歴を積み重ねましょう。
 

クレジットカードのデュアル発行とは

三井住友カードでは、VisaとMastercardをそれぞれ1枚ずつ持っておきたい人のため、デュアル発行に対応しています。
 
デュアル発行とは、同じ種類であればVisaとMastercardでそれぞれ1枚ずつクレジットカードを発行できるという仕組みです。
 
デュアル発行に対応している三井住友カードの種類は、以下のとおりです。
 

●三井住友カード(NL)
●三井住友カードゴールド
●三井住友カードプラチナ

 
クレジットカードの種類を増やしたくない人、別々の会社のクレジットカードに申し込むのが面倒な人はぜひ検討してください。
 

VisaかMastercardかは自分の利用スタイルで決めよう

VisaとMastercardはどちらも日本国内の多くの店舗で使えるため、日本で使うならVisaとMastercardの違いは少ないと言えます。
 
ただし、Visaはアメリカ方面、Mastercardヨーロッパ方面の決済に強いため海外に行く予定があるなら行き先でカードを選ぶのもおすすめです。
 
もしどっちの国際ブランドが良いか迷ったら、クレジットカードを複数発行してより多くのお店に対応できるよう準備するのも良いでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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※商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
 その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※最短10秒発行受付時間:9:00〜19:30
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※スマホのタッチ決済:Visaのタッチ決済とMastercard®タッチ決済が対応
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
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