更新日: 2022.03.10 家計

半数の人が物価上昇を実感。コロナが収束しても積極消費せず、貯金や投資をする?

半数の人が物価上昇を実感。コロナが収束しても積極消費せず、貯金や投資をする?
日本銀行が2022年2月10日に発表した2022年1月の国内企業物価指数は、1985年9月以来36年4ヶ月ぶりの高さとなっています。消費者は物価上昇を感じているのでしょうか? また、どのような対策をとっているのでしょうか?
 
株式会社I-House(本社:東京都港区)は、20~60代の会社員100人を対象に、物価上昇の実感や、対策の検討状況についてアンケートを実施しました(※)ので、結果をみていきましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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半数の人が物価の上昇を実感

物価上昇を実感しているかと聞いたところ、「実感している」が47%、「やや実感している」が40%と、9割近くが物価上昇を感じていると回答しました。
 
「日々上昇するガソリン価格が気になっていた」「食品の値段がどんどん高くなっているから」「スーパーで『各製品が2月から値上げします』と表示されていたから」「家計簿をつけているが、食費にかかるお金が増えてきたから」といったように、おのおのが物価の上昇を実感しているようです。
 

節約や収入を増やすなど対策を考える人が8割以上

物価上昇に対して対策をとるか尋ねると、「節約する」が45%と最も多く、「収入を増やし、節約もする」が19%、「収入を増やす」が18%と、8割以上が節約や収入増の対策をとると回答しています。
 
「特に対策はしない」が18%となりましたが、対策をとらない人は、「対策を取らなければいけない程の影響はない」「物価は変動するものなので、今までそれを念頭において生活している」「もともと外食等もあまりしない」などといったように、物価上昇について冷静に捉えているようです。
 
「収入を増やす」と回答した人に、どのように収入を増やそうと考えているか聞いたところ、「副業」が46名、「投資」が27名、「自己投資」が4名という結果に。
 
副業や投資により、収入をなるべく早く増やそうとする人がほとんどですが、自己投資によりスキルを身につけ、資格取得による収入増や起業など長期的に収入増を目指す人もいました。
 
また、「節約する」と回答した人に、どの項目で節約しようと考えているか尋ねると、「食費」が56名と最も多い結果に。外食を控えたり、買った食材を無駄なく使ったりなど、まずは毎日の食費を削ることに取り組むという人が多いようです。
 
次いで「服・アクセサリー」「趣味・娯楽費」がいずれも36名でした。これらは生活に絶対必要なわけではないので、がまんすれば節約につながりますね。
 
次いで、「水道光熱費」(26名)、「旅行」(21名)、「通信費」(19名)、「化粧品」(16名)という結果となりました。寒い時期は水道光熱費を下げるのは難しそうですが、通信費は通信キャリアやプランの見直しで下げられそうです。
 

6割以上が今後も物価が上がると予想。コロナが収束しても貯金や投資で自己防衛

今後も物価は上がると思うか聞いたところ、「このまま上がる」が63%、「一度上がるが落ち着く」が29%、「一時的に上がるがまた元の水準まで下がる」が11%となりました。
 
物価はこのまま上がっていくという見方が6割以上となりました。先行きは不透明ですが、コロナや世界情勢が安定したらいずれ落ち着くのではないか、といった意見や、政府が何か対策をするのではないかといったコメントがみられました。
 
コロナが落ち着いたら積極的に消費しようと思うか聞いたところ、「積極消費はせず、貯蓄や投資をする」が47名と約半数に。生活防衛のために貯金をするのはいいですが、経済を回さないとその分自分に返ってきそうです。
 
「コロナが落ち着いたら外食や旅行に行く頻度を増やす」が35名、「補助があれば、積極的に消費する」が26名となりました。
 
コメントの中には「いつまでも巣ごもりをしているのも人生がもったいない」という意見もありました。
 
人生は一度きりですから、コロナが落ち着いたら旅行や外食などに行って、経済を回しながら楽しく生活したいですね。
 
出典
※株式会社I-House 36年ぶりの物価高!会社員の18%は「特に対策しない」、82%は?
会社員100名に聞いた「物価に対する考え方」と「オミクロン後の消費意欲」

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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