更新日: 2022.03.17 家計

食材宅配サービス、どの年代が一番利用してる? 利用頻度は?

執筆者 : 田久保誠

食材宅配サービス、どの年代が一番利用してる? 利用頻度は?
コロナ禍で買い物に出掛ける回数が減った方も、これまでにも利用した経験がある方も、今まで以上に宅配サービスを使うようになった方は多いのではないでしょうか。
 
今回は、宅配サービスとはどのようなものか、どのような年代の方が利用しているのかを確認してみましょう。
 
田久保誠

執筆者:田久保誠(たくぼ まこと)

田久保誠行政書士事務所代表

CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、特定行政書士、認定経営革新等支援機関、宅地建物取引士、2級知的財産管理技能士、著作権相談員

行政書士生活相談センター等の相談員として、相続などの相談業務や会社設立、許認可・補助金申請業務を中心に活動している。「クライアントと同じ目線で一歩先を行く提案」をモットーにしている。

食材宅配サービスとは? その特徴は?

食材宅配サービスとは、カタログやインターネットで食材の注文を受け、家庭に配達するサービスです。
 
これまでは単身世帯、高齢者世帯、共働き世帯の増加などでニーズがありましたが、昨今のコロナ禍でさらに利用を検討する、または利用を開始した方もいらっしゃるでしょう。
 
今では専門業者以外にも、コンビニやスーパー、他業種からの参入もあり、より便利なサービスとなっています。
 
食材宅配サービスの特徴として、扱われる主な商品は、牛乳・パン・卵・豆腐などの日配品、肉・魚などの生鮮食品、弁当・総菜などの中食関連、調味料、飲料、酒類などがあります。
 
次に配送方法や配送頻度によって、図表1および2のような特徴があります。
 
【図表1 配送方法】


 
【図表2.配送頻度】


 

利用状況や利用頻度、利用金額はどうなっているの?

独立行政法人中小企業基盤整備機構の市場調査データの調査によりますと、現在の利用状況について、「よく利用している」と「たまに利用している」を合わせた「利用率」は、全体で12%、男性9%、女性16%となっています。
 
最も利用率が高いのは60代女性(18%)であり、以下30代女性、20代女性と続き、40代男性(5%)の利用率が最も低くなっています(図表3)。
 
【図表3:現在の利用状況】


 
利用頻度に関しては、「半年に1回」以上利用するユーザーは、全体で62%、男性58%、女性64%であり、30代男性と40代女性が7割を超えています(図表4)。
 
年代・性別にみると、「週に1回」以上利用している割合を年代・性別にみると、40代女性が最も高く、次いで60代女性、30代女性と続きます。
 
【図表4:利用頻度】


 
今後の利用意向について、「ぜひ利用したい」と「どちらかといえば利用したい」を合わせた比率(積極的利用意向)は、全体で19%、男性14%、女性24%。女性の方が利用意向は高く、性別・年代別にみると、20~30代女性の層が特に高い結果となっています(図表5)。
 
【図表5:今後の利用意向】


 
積極的利用意向から実際の利用率を除いた潜在需要(積極的潜在需要)は、20~30代女性(12%)が比較的多く回答しています。また、否定的な意向を持たない層を加味した潜在需要(消極的潜在需要)も、すべての性別・年代で30~60%台と幅広く回答がありました(図表6)。
 
【図表6】


 

家計と相談しながら、宅配サービスをうまく利用しよう!

多くの年代や性別で、現在宅配サービスを利用していない方も、利用に興味を持っていることが分かりますので、今後も利用者が増えることが予想されます。
 
また、宅配サービス業者の中には、季節感のある食材の案内や、調理方法の紹介などのサービスを行っているところもありますので、ご自身に合ったサービスが利用できるとよいですね。
 
ただし、宅配サービスを利用する際、手数料などが掛かることがあります。買い物の頻度を減らしたい、便利なサービスなので利用してみたいと思いつつも、手数料などの余分な費用がかさむことを気にされる方もいらっしゃるでしょう。
 
家族が増えて毎日買い物に行くのが大変だと感じるようになった、買い物をするのに不便な場所に引っ越すことになった、コロナ禍が収束するまではできるだけ外出を控えたいなど、そのときのご自身や家族のニーズに応じて、家計と相談しながら利用を検討しましょう。
 
出典
独立行政法人中小企業基盤整備機構 市場調査データ 食材宅配サービス(2021年版)
 
執筆者:田久保誠
田久保誠行政書士事務所代表

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