副業やWワークに適している仕事ってなに? 働く際の注意点とは?
配信日: 2022.08.08 更新日: 2024.10.10
ちなみに「副業」は、会社員などが休日などの空き時間を使って本業とは別の仕事をすること、「Wワーク」は、本業というわけではない仕事を2つ以上掛け持ちしていること、という違いがあります。
ここでは副業やWワークに適している仕事について紹介していくので、参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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どのような労働形態で働くか?
副業やWワークをするにあたって、まず決めなければならないことは、フリーランスで働くのか、アルバイトや派遣社員などとして働くのか、ということです。
企業が副業やWワークを認めていても、ほかの企業から雇用されることは禁止しているケースもあるため、副業やWワークについての規定はあらかじめしっかりと確認しおきましょう。
また、フリーランスで働く場合と、アルバイトや派遣社員として働く場合とでは、注意点も異なります。
フリーランスで働くのであれば、経費管理や売上管理など、すべて自分で行わなければいけません。
一方でアルバイトや派遣社員として働くのであれば、勤務先による時間的な制約が大きくなることから、プライベートな時間の確保が難しくなるかもしれません。
それぞれの特徴を把握しながら、どのような労働形態で副業やWワークをしていくかを決定することは重要です。
また、会社から副業やWワークの許可が出ている場合でも、基本的には本業の会社に、副業やWワークの勤務先などを伝えなければならないことが多いので、注意しましょう。
副業やWワークにおすすめの仕事とは?
副業やWワークは本業、あるいは別の仕事に影響が出ないようにすることが重要です。そのため、基本的には本業が休みの日にできるか、本業の終業後に短い時間でできるものがおすすめの条件です。
大切なことは、本業や別の仕事に影響が出ないよう、自分自身で仕事量をある程度調整すること。さらに、できれば転職などの際に活用できるスキルを身につけられるとよいでしょう。
フリーライター
フリーライターは、特別な資格や技術がなくても誰でもできるのが魅力です。一方で、最初のころは低単価の案件しか受注できないことがほとんどなので、思ったように稼げません。
ただし、本業などで得た専門的な知識などを記事に織り交ぜながら執筆できれば、始めたばかりでも高単価の案件を受けられることもあります。
時間的な制約も厳しくないことから、自分のペースで仕事ができます。長期的に続けていけば、高単価の案件を受けやすくなるため、将来的には収入が安定していく可能性もあります。
プログラマー
プログラマーは副業やWワークだけでなく、転職の際にも役立つスキルです。
プログラミングには専門的な技術や知識が必要ですが、現在はオンラインスクールなどで勉強する方法もあります。
プログラミングの需要は増えてきているため、経験と技術を身に着けていければ、本業並みに稼げるようになるでしょう。
複数のプログラミング言語を扱えるようにして総合的な能力を身につけるか、1つか2つにプログラミング言語を絞ってスペシャリストになるかなども、選択肢として挙げられます。
単発アルバイト
単発アルバイトは、本業が休みの日など、ふと思いついたときに働けるのが魅力です。
いろいろな業種で募集が行われているので、興味のあるアルバイトを選択できるでしょう。また、給料の即日払いに対応しているケースも多いので、さまざまな業種を経験したい場合や、どうしてもすぐにお金が必要な場合、本業の休みが不定期の場合などは、単発アルバイトが適しているといえるかもしれません。
さまざまな求人サイトで単発アルバイトを募集しているので、興味があるなら一度チェックしてみてください。
派遣社員
本業が正式に副業やWワークを認めているなら、派遣社員も選択肢として挙げられます。ただし、派遣社員として働く際には、本業に影響が出ない範囲での勤務時間を設定しましょう。
派遣社員として働く際の注意点として、派遣先も副業やWワークを認めているかが重要です。また、本業の同業他社に該当しないかも確認してください。
副業やWワークとして派遣社員を選択すれば、ほかの方法よりも毎月の収入が安定するため、生活費には大きな余裕ができるでしょう。
一方で、派遣社員は定められている時間や曜日に出社しなければならないなど、ほかの選択肢よりも精神的、肉体的に負担が大きいので注意が必要です。
現在では在宅ワークができる派遣の仕事も増えているため、選択肢として視野に入れることをおすすめします。
本業とのバランスに注意しながら副業やWワークで稼ごう!
副業やWワークは、フリーランス、アルバイト、派遣社員など、労働形態により働き方が異なります。
また、フリーライターやプログラマー、単発アルバイトは、副業あるいはWワークとして取り組みやすい仕事といえます。もちろん、個人的に挑戦してみたい分野や業界があるなら、そちらに挑戦してみてもよいでしょう。
しかし何よりも、本業やもう1つの仕事に影響が出ないよう、注意しながら働くことが大切です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部