本業を辞めることなく、違う仕事を体験できるのが副業のメリットです。うまくいけば、収入を大きく増やせるかもしれません。そのためには、まず自分に合った副業を探すことが重要です。
そこでこの記事では、自分に合う副業の見つけ方について解説していきます。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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まず、禁止や制限に該当しないものを選ぶ
副業は、会社に黙っていればいいと考える人もいるかもしれません。しかし、会社の就業規則で副業が禁止されている場合は、そもそも副業はできません。
まずは、思わぬトラブルにならないよう、会社の就業規則を確認し、副業が認められている場合は、会社の制限を受けない副業を選ぶことが重要です。
厚生労働省は「副業・兼業の促進に関するガイドライン」で、企業が労働者の副業を制限できるケースとして次の条件を例にあげています。
（1）労務提供上の支障がある場合
（2）業務上の秘密が漏洩する場合
（3）競業により自社の利益が害される場合
（4）自社の名誉や信用を損なう行為や信頼関係を破壊する行為がある場合
資格取得や得意分野を生かした副業
副業を始めるなら、自分が興味を持って働ける仕事を選ぶことがポイントです。
特に、本業がつらいと感じている人は、できるだけ楽しめる仕事を選ぶとストレス解消にも役立てるでしょう。
そのためには、自分の得意分野や好きなことを生かすことも考えてみましょう。また、希望していながらあきらめた職種や、資格取得を目標とした仕事を選ぶという方法もあります。
例えばスポーツをやっていたなら、スポーツ指導者基礎資格の「コーチングアシスタント」や「スポーツリーダー」といった資格取得を目指すこともできます。
週末などを利用して起業するという考え方もある
副業には、フリーランスや個人事業主として起業するという選択肢もあります。どこかに雇用されるわけではないため、働く曜日や時間も自分で決められる点がメリットです。
在宅ワークとして始めれば時間を有効活用できて、資金も最低限で抑えることができるでしょう。
また、資格が必要になりますが、コーチングやカウンセリングなども在宅で可能な副業です。ライティング、Webページのデザインやコーディング、DTPデザインなどの仕事も、フリーランスとして始めたいときに向いています。
あるいは、雑貨店やカフェなど、小規模な店舗も兼ねた賃貸物件を選んで、週末など曜日や時間を限定してお店を経営する、という方法もあります。評判が良ければ、少しずつ規模を広げられるかもしれません。
副業は自分が楽しみながら収入につなげることが大切
副業を始めるなら、まず自分が楽しめるかどうかで選びましょう。
収入を優先して無理なことに挑戦しても、長続きしないかもしれません。それより、自分の得意なことや興味のあることは何か、考えてみてはいかがでしょうか。
楽しいと感じられる仕事なら、収入アップにもつながります。資格取得やスキルアップなど、副業を通して自分の財産になる経験を積むことも大切です。
出典
厚生労働省 副業・兼業の促進に関するガイドライン
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
