更新日: 2022.11.30 働き方

スポーツ観戦時に大人気!「フードデリバリー」は稼げるの? 平均・最高報酬額を確認

スポーツ観戦時に大人気!「フードデリバリー」は稼げるの? 平均・最高報酬額を確認
近年急速に広まったフードデリバリー。お店の前で待機する配達員の姿もよく見かけますよね。国際的に注目される大型スポーツイベントなどで、テレビにくぎ付けになる時間に利用した家庭も多かったのではないでしょうか?
 
実際、フードデリバリーはどれくらい稼げるものなのでしょうか。副業や本業の割合なども含め、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が発表した調査結果をひもといてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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5人に1人は1週間で10万円以上稼いだことも!

この調査は、全国1万3844名を対象に行われたもの。回答者の90%近くは男性ですが、年齢は20歳未満から70歳以上までさまざまです。さて、さっそくフードデリバリーで稼いだ過去最高額を見てみましょう。
 

【1週間の最高報酬額】

1位:5万~10万円未満 27.9%
2位:1万~3万円未満 21.4%
3位:3万~5万円未満 17.6%
4位:10万~15万円未満 15.8%
5位:5000~1万円未満 5.1%
6位:15万~20万円未満 4.4%
7位:1000~5000円未満 3.8%
8位:20万円以上 2.6%
9位:1000円未満 1.3%

 
もっとも多かったのは5万~10万円未満でした。合計すると、20%以上の人が1週間で10万円以上稼いだ経験があるということになります。これはかなりの報酬といえますね。ちなみに、普段の平均報酬額のTOP3は以下のとおり。
 

【1週間の平均報酬額TOP3】

1位:1万~3万円未満 29.4%
2位:5万~10万円未満 19.1%
3位:3万~5万円未満 15.0%

 
ボリュームゾーンは1万~10万円未満という結果に。がっつり稼いでいる人と、副収入程度に稼いでいる人とがバランスよく分かれているようです。
 
収入全体に占めるフードデリバリー収入の割合については、「8割以上」の合計がおよそ40%。いっぽうで「3割以下」の合計が43%でした。このことからも、フードデリバリーを本業のようにしている人と副業にしている人は同程度ということがわかります。
 

フードデリバリーを始めた1番の理由は「収入」

フードデリバリーを始めたきっかけにはどのようなものがあるのでしょうか。
 

【フードデリバリーを始める前の、働き方に対する課題(複数回答)TOP3】

1位:収入が低い 42.1%
2位:働く時間に制約がある 30.2%
3位:自分の裁量で働けない 26.5%

半数近くの人が、「収入が低い」という悩みを抱えていたようです。時間や裁量など、自分の好きなように働けないという課題も少なくなかったようですね。では、実際にフードデリバリーを始めてみてこれらの課題は解決されたのでしょうか。
 

【課題は解決できたか】

・「収入が低い」解決:61.9%
・「働く時間に制約がある」解決:88.7%
・「自分の裁量で働けない」解決:90.1%

自分の好きなように働けないといった課題については、高い解決率をほこっています。肝心の収入については、およそ60%。「思った以上に稼げなかった」という人も少なくないことがわかります。
 
最初はお試しの気持ちで始めてみて、自分に合っているか・自分のやり方で期待通り稼げるかを見極めることも大切といえそうです。
 

フードデリバリーという働き方の満足度は?

最後に、フードデリバリーの満足度について、いくつか項目をピックアップして見てみましょう。
 

【フードデリバリーという働き方の満足度】

・全般 68.0%
・就業環境(働く時間/場所など) 74.4%
・収入 45.1%
・プライベートとの両立 74.5%
・社会的地位 17.0%
・スキル/知識/経験の向上 43.4%

 
全般は70%ほどの満足度でした。収入についての満足度はやや低めですね。そして社会的地位についてはかなり低い結果になっています。一般的なフリーランスの満足度と比較してみましょう。
 

【フリーランスの満足度】

・全般 70.7%
・就業環境(働く時間/場所など) 76.5%
・収入 33.0%
・プライベートとの両立 68.9%
・社会的地位 32.0%
・スキル/知識/経験の向上 63.3%

 
全般および就業環境についてはほぼ同程度の満足度といえます。
 
しかし、スキルなどの向上や社会的地位については、フリーランスのほうがかなり上ですね。フードデリバリーもフリーランスも、収入についてはまだまだ課題があることもわかります。
 
満足度の面から考えると、「スキマ時間を副業に活かしたい」「さまざまな理由で今はフルタイムで働けない、でも少しでも収入がほしい」といった理由からフードデリバリーを選択するのであれば、ある程度納得・満足のいく働き方ができそうですね。
 
自転車やバイクといった小回りのきく移動手段を持つ人は、副業にフードデリバリーを検討してみてもいいかもしれません。
 

出典

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 フリーランス白書2022
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部