更新日: 2023.02.07 その他家計
レタスなど平年より1割以上安く推移【野菜価格の全国調査 1月31日公表】
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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レタスが2週連続で50円以上の値下がりです。
農林水産省は1月31日、最新の野菜8品目の価格(1キログラム当たり)動向調査(1月23日~25日実施分)の結果を発表しました。
対象8品目の価格は前週比マイナス9%~プラス2%、平年比でマイナス18%~プラス6%の範囲で推移しています。「平年比」は2017~2021年度の同調査における1月の調査価格の5カ年平均価格と比較しています。
8品目中、最も値を下げたのは前週より59円安の575円(いずれも価格は1キロ当たり)となったレタスで、前々週から100円以上安くなり(図表1)、さらに買い求めやすくなりました。次いでネギが前週比34円安の647円でした。
ほかの6品目は7円安から3円高までの小幅な増減で推移しています。また、平年比で最も安くなっているのはマイナス18%のネギで、レタス、白菜、大根、キャベツも平年価格より1割以上安くなっています。
図表1
農林水産省「食品価格動向調査(野菜)の調査結果」(令和5年1月23日の週【1月23日~25日】)を基に編集部が作成
品目別の1キログラム当たり価格、前週比(平年比)は次の通りです。
<キャベツ>
180円、0%(▲12%)※前週比1円安
<ネギ>
647円、▲5%(▲18%)※前週比34円安
<レタス>
575円、▲9%(▲16%)※前週比59円安
<玉ネギ>
271円、▲1%(▲3%)※前週比2円安
<トマト>
702円、▲1%(▲5%)※前週比7円安
<ニンジン>
370円、0%(+6%)※前週と同じ
<白菜>
152円、+2%(▲14%)※前週比3円高
<大根>
161円、▲4%(▲14%)※前週比7円安
調査は全都道府県の各10店舗、合計470店舗で民間調査機関の調査員が訪問により実施しました。価格は消費税込み、特売価格等は調査に含まれていません。全調査店舗の単純平均で算出しています。
出典
農林水産省 食品各動向調査(野菜)の調査結果
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部