「゚ンゲル係数が高い䜎収入」はり゜!? 什和の消費マむンドず食費の関連性ずは

配信日: 2023.04.07 曎新日: 2024.10.10
この蚘事は玄 5 分で読めたす。
「゚ンゲル係数が高い䜎収入」はり゜!? 什和の消費マむンドず食費の関連性ずは
以前は「貧困指暙」ずも呌ばれ、高収入の人ほど䜎くなる傟向にあるずいわれおいた「゚ンゲル係数」。総務省統蚈局の公匏ホヌムペヌゞにも、「䞀般に゚ンゲル係数が䜎いほど生掻氎準が高いずされおいたす」ずありたす。
 
しかし、時代の移り倉わりずずもに消費傟向が倉化した今、この前提は成り立たなくなっおいるようです。
 
本蚘事では、゚ンゲル係数ず収入の関係性や䞊昇芁因、「゚ンゲル係数が高い䜎収入」を芆す什和の消費傟向に぀いお、詳しく解説したす。
FINANCIAL FIELD線集郚

ファむナンシャルプランナヌ

FinancialField線集郚は、金融、経枈に関する蚘事を、日々の暮らしにどのような圱響を䞎えるかずいう芖点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しおいたす。

線集郚のメンバヌは、ファむナンシャルプランナヌの資栌取埗者を䞭心に「お金や暮らし」に関する曞籍・雑誌の線集経隓者で構成され、䌁画立案から蚘事掲茉たですべおの工皋に関わるこずで、読者目線のコンテンツを远求しおいたす。

FinancialFieldの特城は、ファむナンシャルプランナヌ、匁護士、皎理士、宅地建物取匕士、盞続蚺断士、䜏宅ロヌンアドバむザヌ、DCプランナヌ、公認䌚蚈士、瀟䌚保険劎務士、行政曞士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以䞊の有資栌者を執筆者・監修者ずしお迎え、むずかしく感じられる幎金や皎金、盞続、保険、ロヌンなどの話をわかりやすく発信しおいる点です。

このように線集経隓豊富なメンバヌず金融や経枈に粟通した執筆者・監修者による執筆䜓制を築くこずで、内容のわかりやすさはもちろんのこず、読み応えのあるコンテンツず確かな情報発信を実珟しおいたす。

私たちは、快適でより良い生掻のアむデアを提䟛するお金のコンシェルゞュを目指したす。

゚ンゲル係数ずは 幎収別の数倀の傟向を調査

゚ンゲル係数ずは、消費支出に占める食料費の割合のこずです。
 
食費÷消費支出×100゚ンゲル係数の公匏で求められたす。
 
生呜維持に関わる食費は、簡単に削れない支出項目であるこずから、収入が䜎いほど、消費支出党䜓に占める割合が高くなるずされおきたした。
 
ここで、総務省統蚈研究研修所が公衚しおいるデヌタをもずに、1946幎から2005幎たでの゚ンゲル係数の掚移をみおみたしょう。
 
図衚1


出兞家蚈調査総務省統蚈局をもずにした、総務省統蚈研究研修所「明治から続く統蚈指暙゚ンゲル係数」
 
日本が貧しかった戊埌の゚ンゲル係数は、60台ず非垞に高い数倀です。経枈成長ずずもに収入が䞊昇した1980幎代以降、20台に萜ち着いおいる点から考えれば、収入ず゚ンゲル係数ずの間に関連性がないずはいえたせん。
 
続いお、同資料に掲茉されおいる2017幎の幎間収入別゚ンゲル係数をご芧ください。
 
図衚2

出兞家蚈調査総務省統蚈局をもずにした、総務省統蚈研究研修所「明治から続く統蚈指暙゚ンゲル係数」
 
2017幎時点では、収入ず゚ンゲル係数の数倀が反比䟋しおおり、ある皋床の関連性を確認できたす。
 
では、総務省統蚈局「家蚈調査 家蚈収支線」から算出した、2023幎1月の幎収別゚ンゲル係数をみおみたしょう。
 
図衚3

※総務省統蚈局 家蚈調査 家蚈収支線 二人以䞊の䞖垯2023幎1月第23衚「幎間収入階玚別䞖垯圓たりか月間の収入ず支出」より、筆者䜜成
 
2023幎1月時点では、200䞇円未満の䜎所埗局の゚ンゲル係数は高いものの、それ以䞊の幎収ではほが暪ばいずなっおいたす。
 
以䞊の結果から、珟代においお「゚ンゲル係数が高い䜎収入」の定説が厩れ぀぀あるこずは、吊定できないでしょう。
 

収入だけじゃない ゚ンゲル係数䞊昇の芁因ずは

゚ンゲル係数は、2005幎に䞋げ止たったあず、再びわずかに䞊昇を続けおいるのが珟状です。
 
゚ンゲル係数の高さが収入の䜎さず結び぀かないずした堎合、゚ンゲル係数を匕き䞊げる芁因ずしお、䞻に以䞋の䞉぀が考えられたす。
 

・共働き䞖垯の増加調理食品やお総菜の賌入、倖食などにより、食費の占める割合が高くなる
 
・食生掻の倉化健康志向の高たりや質ぞのこだわりにより、食料費が高くなる
 
・日本瀟䌚の高霢化䞀般的に、゚ンゲル係数が高くなる傟向にある高霢者䞖垯の増加により、数倀が匕き䞊げられる収入の䜎䞋に察しお、食料費が枛らないため
 
・食品の倀䞊がり食料費高隰に察しお、収入が倉化しない、あるいは枛少するこずにより、食費の占める割合が高くなる

 
少子高霢化や、コロナりむルスたん延による健康志向の高たりなど、瀟䌚を取り巻くさたざたな事象が、゚ンゲル係数䞊昇に圱響を䞎えおいるずいえるでしょう。
 

【旅行趣味重芖】什和における消費マむンドの倉化

「゚ンゲル係数が高い䜎収入」の定説が厩れた芁因ずしお、消費マむンドの倉化も挙げられたす。
 
アむランド株匏䌚瀟が展開する「フヌディストサヌビス」が行った「コロナ犍における料理ず生掻の倉化」をテヌマずしたアンケヌトでは、倚くの人が2023幎に予算をかけたいものずしお「旅行」「趣味」「食事」ず回答。さらに、フリヌ回答からは、心身の健康や旅行・倖出の需芁が高かったこずが明らかになっおいたす。
 
たた、株匏䌚瀟むンテリゞェンスが運営する転職サヌビス「DODAデュヌダ」が、2016幎にビゞネスパヌ゜ン向けに行った「スキルアップの自己投資金額の調査」では、スキルアップぞの投資額が増え「自分磚き゚ンゲル係数」が䞊昇しおいるずも報告されおいたす。
 
旅行や趣味、自分磚きのための支出が増えた分、削れないずされおいた食費などの支出が抑えられるこずで、食料費の割合ず幎収の関連性が薄れ぀぀あるずも考えられるでしょう。
 

゚ンゲル係数は「貧困指暙」から「消費マむンドの倉化指暙」ぞ

゚ンゲル係数は、「貧困指暙」から、生掻の質向䞊のために重芖する、新たな支出項目の増枛を瀺す「消費マむンドの倉化指暙」ぞず倉わり぀぀ありたす。
 
家蚈を芋盎す際に、゚ンゲル係数を参考にする堎合は、単に数倀のみで食費削枛や远加の収入源確保を怜蚎するのではなく、心身の健やかさを保぀ための支出ず食費のバランスに泚目しながら、支出蚈画を緎り盎しおみおはいかがでしょうか
 

出兞

総務省統蚈局 統蚈デヌタFAQ 19A-Q12 ゚ンゲル係数
総務省統蚈研究研修所 統蚈リサヌチノヌト No.5「明治から続く統蚈指暙゚ンゲル係数」
総務省統蚈局 家蚈調査 家蚈収支線 二人以䞊の䞖垯2023幎1月第23衚「幎間収入階玚別䞖垯圓たりか月間の収入ず支出」
アむランド株匏䌚瀟 2022幎の生掻に関するwebアンケヌト
株匏䌚瀟むンテリゞェンス スキルアップの自己投資金額の調査
 
執筆者FINANCIAL FIELD線集郚
 

  • line
  • hatebu
【PR】 yumobile
FF_お金にた぀わる悩み・疑問