更新日: 2024.10.10 その他家計
新社会人が知っておくべき「お金の基礎知識」とは? 「給与と手取り額の違い」などあなたはどれだけ知っていますか?
ここでは、新社会人が知っておくべきお金の基礎知識について紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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給与と手取りの違い
まず、給与と手取りの違いについて説明します。
給与とは、企業や組織から支払われる、基本的な報酬のことを指します。月給や時給などの形で支払われることが一般的です。
一方、手取りとは、実際に手元に入る収入のことを指します。手取りは、給与から各種控除(所得税、住民税、社会保険料、年金など)を引いた額となります。
社会保険料は、健康保険や厚生年金保険、介護保険など、社会保険に加入するために支払う保険料のことを指します。社会保険に加入することで、病気やけがなどのリスクを分散し、安心して生活できます。
住民税は、市区町村が課税する税金のことを指します。住民税の額は、市区町村によって異なりますが、給与所得者は年収に応じた納税額が決められます。
保険の加入には注意!
新入社員が入る4月は、保険会社や保険代理店が、新入社員をターゲットにした保険募集に力を入れてくることがあります。しかし、保険の加入には注意が必要です。
まず、保険を設計する際には、自分が受けられる公的保障を知る必要があります。公的保障を無視した保険設計は無駄が大きくなります。したがって、まずは自分が受けられる公的保障を確認し、必要に応じて補完する形で保険に加入することが大切です。
次に、保険の内容をよく理解することが重要です。見積書や説明書を読み、自分にとって必要な保障や補償内容を確認しましょう。
内容が分からないような不要な保険であれば、ただの無駄遣いになってしまいます。保険料は自分で支払うことになるので、がんばって稼いだ給料を減らすことになりかねません。
最後に、付き合いをタテにした保険の加入は避けるようにしましょう。保険は自分自身のために加入するものであり、付き合いを優先する必要はありません。保険の加入には冷静な判断が必要です。
まとめ
新社会人として働き始める際には、お金の基礎知識を身につけることが大切です。本記事では、給与と手取りの違いや社会保険料、住民税など、把握しておくべきお金の基礎情報を紹介しました。
自分自身の収入や支払いについて正確な情報を把握し、無駄な支出を避け、冷静な判断しましょう!
出典
日本年金機構 厚生年金保険料額表
総務省 個人住民税
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー