1人暮らしの食費は月に約4万円!「3万円以下」にしたいけど抑えられる?
配信日: 2023.06.18 更新日: 2024.10.10
本記事では、最初に1人暮らしの平均食費を紹介した後、月3万円以下に抑える方法について解説していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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1人暮らしの平均食費と負担が大きい項目
総務省の家計調査によると、2022年の単身世帯の平均食費は3万9069円という結果でした。消費支出の平均は月16万1753円なので、約24%を食費が占めていることになります。その内、特に負担が大きな項目は以下です。
・野菜・海藻:3623円
・穀類:2634円
・魚介類:2164円
・肉類:2156円
ほかにも、外食が7840円という結果が出ていました。
食費を3万円以下に抑えるコツ
食費を3万円以下に抑えるには、まず1日の平均額を計算することが大切です。1ヶ月30日間として、3万円÷30日=1000円となります。そのうえで、以下の対策を考えることをおすすめしますので、参考にしてみてください。
外食を控える
1日につき1000円以下を意識した場合、ランチの外食は現実的でしょうか? 仮にランチに700円使った場合、残り300円でその日を過ごさなければなりません。夜も外食した場合、1000円で抑えることは難しいでしょう。
先ほどの総務省のデータを見ても、外食費の負担は大きいため、まずは外食費の削減から考えてみてください。外で働いている場合は、自分で作ったお弁当を持参するなどの工夫が必要です。
食材のまとめ買い
特に欲しいものがないのに、一度スーパーに入ると余計なものまで買ってしまう、という経験はないでしょうか。何も買わずにスーパーを出るほうが難しい、という人もいるでしょう。
毎日のように買い物に行けば、それだけ予定外のものを買うリスクが増えるため、食材はまとめ買いをするのがおすすめです。
まとめ買いの日を毎週火曜日などと決めることにより、食材を使い切る習慣も身につきやすくなります。その曜日がスーパーの特売日であればベストですし、業務用の大きなパックを購入する、という方法もあります。ただし、日持ちしない食品に関しては気をつけてください。
タンパク源を豆類に変更する方法も…
肉類や魚介類から摂取していたタンパク源を、豆類に変更する方法です。前述した総務省のデータでは、魚介類の平均が2164円、肉類2156円に対して、大豆加工品の平均は455円となっています。
肉や魚よりも、納豆や豆腐のような食材のほうが安価に手に入るケースが多いため、食費を抑える効果が期待できます。ただし栄養バランスを考えた場合、必ずしも偏ったタンパク源が良いとはかぎらないため注意してください。あくまでも食費という観点から考えると、タンパク源を豆類に変更するほうが安価になりやすい、ということです。
まとめ
本記事では、1人暮らしの食費をカットする方法を紹介しました。1人暮らしのほうが効率的に食費を減らすには、まず外食を控えることがポイントです。
そのうえでまとめ買いや、タンパク源を豆類に変更するなどの方法を考えてみてください。
出典
総務省統計局 家計調査 家計収支編 単身世帯
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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