更新日: 2024.10.10 貯金
【世帯年収500~700万円】理想の貯金額と把握すべきポイントとは?
本記事では、世帯年収500~700万円世帯理想の貯金額と把握すべきポイントについてみていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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世帯年収500〜700万円の貯蓄額
世帯年収が500~700万円の貯蓄額は、どのくらいなのでしょうか。株式会社フォーイットが運営するMediverse(メディバース)が、2022年11月に全国の20~69歳の男女500人を対象に行った「貯金に関するアンケート」より、世帯年収500~700万円の貯蓄額をみてみましょう。
0~49万円:30.63%
50~99万円:6.31%
100~199万円:11.71%
200~399万円:9.01%
400~699万円:16.22%
700~999万円:0.90%
1000万円以上:25.23%
上記の結果より、貯金額に幅があることが分かります。これは日々の生活状況や、貯金に対する意識の差があらわれている結果といえるかもしれません。
貯金の際に抑えるべきポイント
総務省統計局の家計調査2021年によると、貯蓄割合は手取りに対して平均3割ほどであると公表されています。3割の貯蓄は小さくなく、理想的な貯金額の一つといえるかもしれません。しかし貯金するにあたって、より重要になるのは割合よりも目標を明確・具体的にすることが重要なポイントになります。
どのような場面でどの程度のお金が必要か、しっかりイメージすることで計画がしっかり立てられるからです。以下で具体的な目標やポイントについて、みていきましょう。
子どもの教育資金
子どもの教育資金は、人生のなかでも支出の大きなものになります。そのため、入学のタイミング等に合わせて計画を立て、児童手当の一部も貯蓄に回すなどの計画性が非常に重要といえます。
老後資金
老後資金も、人生のなかで大きなお金が必要なものの一つです。日本の公的年金制度は充実してはいるものの、年金のみでは不足する可能性も高いです。家族構成や子どもの進学状況などを考慮し計画的に貯金しましょう。
住宅や車の購入
住宅や車の購入も、大きなお金が必要です。ローンを組むことでも購入可能ですが、手数料や貸付金利が発生するので、なるべくローンの借り入れは避けたいところです。購入の予定があれば、計画的に貯金する必要があります。
支出をしっかり把握
貯金をするにあたって重要なことの一つに、支出をしっかり把握することがあります。支出を小さくできれば貯金額が大きくできます。半面、必要な支出や娯楽に関する支出を過度に削減したり、過大な貯金目標を立てたりすると、ストレスになるケースもあるので注意しましょう。
まとめ
本記事では、世帯年収が500~700万円の貯金額や、貯金にあたってのポイントを紹介しました。貯金をするにあたっては、人生においてどのような場面で、どの程度お金が必要かを把握することで計画が立てやすくなります。目標を具体化することでポイントを抑えた貯金をすることができるでしょう。
出典
株式会社フォーイット Mediverse 貯金に関するアンケート
総務省統計局 家計調査家計収支編 総世帯 2021年
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー