結婚する前に 話しておきたいお金のルール

配信日: 2018.08.10 更新日: 2024.10.10

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結婚する前に 話しておきたいお金のルール
お金で愛は買えないというけれど、お金で愛が壊れるのも現実です。
 
結婚生活にお金は欠かせないもの。
 
大切な人と幸せな結婚生活を送るためにも、結婚する前にはきちんとお金について話し合っておきましょう!
 
FPwoman

執筆者:FPwoman(えふぴーうーまん)

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恋愛と結婚、ココが違う

誕生日やクリスマスにはステキなレストランを予約してくれて、欲しかったブランドのジュエリーをプレゼントしてくれる彼♡いつものデートでもご馳走してくれるけれど、お金大丈夫かな?
 
手作りのお弁当を喜んでくれる彼。デートはいつも公園や彼の部屋。一緒にいられるだけで幸せだけど、たまにはオシャレなレストランに行ってみたい・・・。
 

金銭感覚、同じですか?

デートの仕方は、カップルによって様々です。お金のかけ方もカップルによって違うでしょう。
 
最初は何もかも新鮮だったお付き合いも、長くなるにつれて違和感が出てくることがありますね。特に結婚を意識するようになると、付き合い始めた時には気にならなかったことが気になってくるもの。その中の一つに「金銭感覚」があります。
 
金銭感覚というのは、「高収入だから派手に使ってもいい」とか、「節約が美徳」ということではなく、「お金を何にいくら使うか」と言うことです。
 

付き合っている間に見極めて

金銭感覚というものは育った環境によっても大きく違うもの。皆さんが彼の金銭感覚に疑問を感じるように、彼もまた皆さんの金銭感覚に疑問を持つこともあるでしょう。
 
でも、お互い一緒に生きていきたい気持ちがあるのなら、結婚する前にしっかり話し合うことが大切です。どちらかの金銭感覚に合わせるのではなく、二人の金銭感覚をすり合わせていくイメージです。
 
そうすることで、結婚してからのいろいろなライフイベントをスムーズに乗り越えていけるようになりますよ。
 

仕事、辞める?続ける?

結婚したら専業主婦になって旦那様の帰りを待つ♡そんな夢を持つ女子もいることでしょう。
 
ただし、仕事を続けるか辞めるかによって家計の収入が大きく変わってきます。結婚後はどのような生活を送りたいかということを、二人で話し合っておくといいですね。
 

共働きのメリット

共働きのメリットとして一番に挙げられるのは、やはり収入でしょう。でも、収入が多いからといって、独身時代と同じように使っていてはなかなかお金を貯めることはできません。
 
二人分の収入がある場合、結婚したら生活費はどのように支払っていくのかを、しっかり話し合っておくようにしましょう。
 
これは一つの例ですが、子供ができたら仕事を辞める可能性がある場合、最初から夫の給与でやりくりするようにしておくと、いざ収入が半分になっても焦らずに済みます。
 
子供が生まれるまでは一番の貯め時です。妻の給与は全額貯金に回す習慣をつけておくと先が安心ですね。
 

専業主婦のメリット

専業主婦のメリットは、夫が配偶者控除を利用できたり、妻が年金保険料を支払わなくても将来老齢年金がもらえたりという優遇措置を利用できることでしょう。
 
ただし、自分で厚生年金を支払っている人に比べると、将来受け取れる老齢年金は少なくなります。また、夫が自営業者の場合、将来受け取る公的年金が基礎年金だけであることを知っておきましょう。
 

晩婚化の今、気をつけること

最近は女性のキャリアアップの影響もあり、晩婚化となってきています。それに伴い、人生のライフイベントの時期が変わってきています。
 

人生の三大支出が一度に?

1980年代は、女性は25歳までに結婚して30歳までには出産して・・・というライフプランが、トレンディドラマや女性誌でも当たり前として描かれていました。
 
しかし最近では、30代で結婚して40歳くらいで出産というのも珍しくありません。結婚の時期は人それぞれですので、一概に〇〇歳までに、というつもりはありません。
 
ただ、晩婚化によって人生三大資金と言われる教育資金、住宅資金、老後資金を一度に準備していく必要が出てきます。
 
夫が定年退職となる時期に、子供がまだ学生で教育費が必要だったり、住宅ローンを支払いながら自分たちの老後資金を準備していったりということが必要となる場合があるでしょう。
 

老後資金は早くから準備して

結婚する時期に関わらず、誰にも必ず訪れるのが老後。
 
老後資金は積み立てる期間が長ければ長いほど多く準備することができます。そのため、結婚してから準備をしていたのでは積み立てする期間が短くなってしまいます。まだ結婚は先、という人もまずはコツコツ積み立てていきましょう。
 
勤務先に財形貯蓄制度がある場合は、財形年金貯蓄を利用することで給与から天引きで積立することができます。また、財形住宅貯蓄と合わせて550万円までは利益に対して非課税で運用できます。
 
結婚前からコツコツ老後資金を準備していくことで、結婚後は住宅資金や教育資金を並行してムリなく貯めていくことができますよ。
 
結婚してからお金で揉めることは避けたいですね。ぜひ今から、彼と一緒にマネーセンスを磨いていってくださいね。
 
TEXT: FPwoman 貯金美人になれるお金の習慣
安部 智香(あべ ちか)
FPwoman Money Writer’s Bank 所属ライター

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