執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
ファイナンシャルプランナー
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お金が貯まる仕組みを理解しよう
貯金をする目標額を決めたら、できるだけ効率よく貯めていきたいものです。まずは、お金が貯まる仕組みを知ってから、効果的にお金を貯める方法について、みていきましょう。
出費を減らす
私たちは、さまざまな用途や目的のために出費をしています。出費内容を細かく見直して、無駄を省いていくと、減らした分のお金を、貯金に回すことができます。
収入を増やす
入ってくるお金を増やすことで、貯金額を増やすことができます。昇進や転職、独立をして年収を上げたり、副業や投資などの本業以外でお金を得たりする方法が考えられます。効果は高いのですが、どの方法も、事前の準備や資金が必要なため、すぐに実行することは難しい場合が多く、長期的な視点での取り組みが必要です。
すぐに実行できる支出の削減方法とは？
目標のために、スピードアップして貯金を達成するには、まずは即効性の高い、支出の見直しがおすすめです。今からでも実行可能な、支出の節約方法について紹介します。
家計簿をつける
支出を削減するためには、自分がどういった内容に、どれだけ出費しているのかを、把握しておく必要があります。収支を把握しないまま、むやみに出費を削ろうとしても、なかなか続きません。家計簿で支出を項目ごとに分類して、それぞれの金額を把握することが、削減の第一歩となります。
出費は、生活をするうえで必要なお金と、余暇や趣味のために使っているお金の、大きく二つに分けて考えると、削りやすい部分がみえてきます。毎月の収支が把握できたら、次には、保険料や税金、帰省費用、冠婚葬祭費用など、1年単位で出ていくお金についても、チェックしましょう。
予算を決める
家計の流れが把握できたら、出費の項目ごとに、毎月の予算を設定します。予算を決めると、お金の管理がしやすくなり、その月に余った金額は、貯金に回せます。
ラテマネーを見直す
ラテマネーとは、アメリカのコンサルタントが発案した言葉で、カフェラテ1杯の値段のように、なんとなく使っているお金を指します。
例えば、コンビニのスイーツやお菓子、カフェのコーヒーや自動販売機のジュース、好きなキャラクターグッズなど、つい買ってしまいがちな、ちょっとした出費のことです。
一つひとつは小さくても、積もり積もって大きな出費になります。習慣的になんとなく買っているものがないかを、振り返ってみましょう。
毎日のように、コンビニやスーパーに寄ることが習慣になっている人は、必要なときだけにして、なるべく、立ち寄らないようにする心がけも大切です。
ネットショッピングを見直す
ECサイトでのショッピングはとても便利ですが、これらは、今までの閲覧履歴や購入履歴、検索結果をもとに、おすすめ商品や広告が表示されるシステムとなっています。
追加購入してもらおうと、興味・関心があるものが表示されるため、ついつい購入しそうになりますが、余計な出費の原因となります。必要なものを必要な分だけ買うようにしましょう。
サブスクリプションサービスを見直す
サブスクリプションとは、商品やサービスを、毎月定額で利用することです。食品やサプリなどの定期購入のほか、フィットネスクラブの会費、雑誌や電子図書の定期購読、動画配信サービスやスマートフォンアプリの課金も、サブスクリプションサービスに該当します。
サブスクリプションサービスは、クレジットカード払いで契約すると、解約されるまで引き落とされ続けます。料金に見合った使い方をしていないものや、全然使っていないものがあれば、思い切って解約しましょう。月額料金のため、一度解約をすれば、節約の効果が続きます。
先取り貯金をする
支出を抑えるためには、給与が入ったらすぐに貯金に回す、先取り貯金が有効です。貯金をしたあとに、残ったお金で生活をするため、やりくりする習慣が自然と身につきます。先取り貯金には、定期預金や自動積み立てサービスの利用がおすすめです。
貯金目標に向けてスピードアップしよう
お金を早く貯めたい場合には、お金の出入りを把握したうえで、支出の削減に取り組む必要があります。ちょっとした浪費の習慣も、見直して削減していけば、積み重なって少なくない金額を貯金に回すことができます。先取り貯金も効果的ですので、知らなかった方は、ぜひ検討してみてください。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
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