更新日: 2023.07.19 家計の見直し

「もっとお金を貯めたい人」必見!支出を抑えるための5つのアイデアと方法

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

「もっとお金を貯めたい人」必見!支出を抑えるための5つのアイデアと方法
毎月の生活費の支出額がどれほどであるのかを、把握している方はどれだけいるでしょうか。支出を抑えて、お金が貯まるような生活を送るためには、ただひたすら我慢をする必要はありません。
 
支出の現状から、家計の見直しを行い、無理なく効果的な節約を行うことが大切です。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

支出の現状を把握する

生活費の節約をして、支出を抑えるためには、現状把握が大切です。毎月の生活費として、何にどれだけ使っているのかを正確に把握して、節約の目標を定める必要があります。
 

一人あたりの支出平均額

まず、同世代の勤労者世帯のうち、一人暮らしの平均的な支出をみていきましょう。政府統計の総合窓口(e-Stat)「家計調査/家計収支編 単身世帯 詳細結果表(2022年)」によると、34歳以下の勤労者単身世帯の支出平均額で、主なものは次のとおりです。
 

食料 3万5014円
住居 3万6380円
光熱・水道 9158円
交通・通信 2万756円
教養娯楽 2万2488円
その他消費支出 1万9951円

※筆者作成
 
住居費には、実家暮らしや独身寮に住んでいる人なども含まれていますので、低額になっています。自分の毎月の支出と比較して、突出した出費がないかを確認します。
 

節約の目安

上記の数字は、あくまでも平均値であり、個々のライフスタイルなどによって、単純に比較することはできませんが、毎月の出費の目安にはなります。また、多い少ないだけに固執せずに、無駄な支出を減らすための材料として捉えてください。
 
ある程度の目安が把握できたら、節約の目標金額を決めましょう。ゴールを決めておかないと、長く継続することが難しくなります。
 

支出を抑える五つの方法

支出を抑える方法には、さまざまありますが、効果の高い方法と、そのテクニックを紹介します。代表的なものを挙げていますので、これらを参考にして、自分に合った節約術を見つけてください。
 

家計簿をつける

節約の基本は、家計簿をつけて、家計を把握することです。最初は、おおまかに分けるところからスタートして、次第に詳細にしていきましょう。大切なことは、家計簿を習慣にすることです。
 
家計簿の種類はたくさんありますが、パソコンやスマートフォンで管理できる、家計簿アプリをおすすめします。便利な機能が搭載されており、費目ごとの収支一覧表などが作成できます。
 

食費を節約する

生活費のなかで、大きな割合を占めるのが食費です。そのため、節約の効果が出やすい支出でもあります。外食の回数を減らして、自炊することで実現できます。最初から、100%自炊に切り替えることは無理がありますが、できる範囲で、少しずつ実践していきます。
 
例えば、休日に食材をまとめ買いして、作り置きできるものは冷凍保存します。バランスのとれた食事を心がけ、無理のない範囲で節約しましょう。
 

住居費(家賃)を節約する

住居費は、支出の割合が最も高い項目です。家は生活の基盤ですので、ある程度の出費はやむを得ませんが、極力抑えていきましょう。例えば、家賃の値下げ交渉や、思い切って転居することも、ひとつの方法です。
 
初期費用の負担がありますが、家賃負担を少しでも減らすことができれば、長期的に考えて、効果的な節約になります。
 

光熱費を節約する

水道代は契約を選べないため、契約先や料金プランの見直しが可能となるのは、電気代とガス代です。電力・ガス自由化により、さまざまな特徴的料金プランがありますので、比較サイトなどを参考にして、費用を下げられないかを検討してください。
 
また光熱費は、使い方によっても、料金を減らすことができる費用項目です。洗濯は、まとめて洗い、風呂の残り湯を使うとか、エアコンは設定温度を調節するとか、夏場はシャワーのみとするなど、節約の方法はたくさんあります。
 

そのほかの固定費を節約する

上記以外で、節約の効果が高い支出は、通信費・保険料・自動車関連費などです。携帯電話代は、大手キャリアで契約している場合は、格安会社へ乗り換えができれば、効果的な節約になります。
 
見直しと節約に聖域はありませんので、すべての費用について、取り組むことができます。一つひとつ、検討してみてください。
 

節約術を身につけてお金を貯めよう

無理なく出費を抑えるためには、コツとテクニックを身につけることが大切です。支出を抑える方法は、今回紹介したもの以外にもたくさんありますので、自分に合った節約術を見つけてください。
 
節約術を身につけることで、お金の貯まる生活を手に入れましょう。
 

出典

政府統計の総合窓口(e-Stat)「家計調査/家計収支編 単身世帯 詳細結果表(2022年)」2 男女、年齢階級別
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集