更新日: 2024.10.10 貯金
貯蓄1000万円の目標は難しくない?コツコツ行える「貯蓄術」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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お金を貯めるために最初にチェックするポイント
お金を貯めようと決めたら、何から始めればよいでしょうか。貯金を効率よくするために、最初にチェックしたほうがよいポイントについて、みていきましょう。
動機をはっきりさせる
お金を貯めようと、ぼんやりしたイメージだけで生活をしていると、余裕がある収入を得ている人でも、なかなか貯金は殖えません。貯金を殖やすためには、漫然と考えるのではなく、お金を貯める動機や目的を、はっきりさせることが重要です。
動機や目的を決める場合には、マンションや戸建て購入のための頭金や、あこがれていた車の購入資金、結婚式の費用といったものや、ビジネスクラスで海外旅行に行きたいとか、好きなアイドルグループのコンサートに全部参加するなど、自分がしてみたいことや、欲しいものを目的にすることをおすすめします。
老後が不安だからとか、もしものときの病気やけがに備えてといった、どちらかというとネガティブな動機よりも、ポジティブな動機を設定することがポイントです。
モチベーションを高くすることで、前向きな気持ちで仕事に励むことができて、すすんで節約をするようになり、お金が集まってくるのです。
毎年・毎月の目標金額を決める
目標をはっきり決めたら、目標を達成するための時期や金額も、おのずと明確になります。目標の時期と金額が決まったら、1年間の貯金額と1ヶ月の貯金額の目標を計算しましょう。
貯金額を決めておくと、毎月、どのくらいの生活費でやりくりすべきかも、同時に分かります。
家計の状況をチェックする
お金をコツコツ貯めるためには、毎月の収入額、支出の状況をチェックして、家計の流れを確認し、視覚化することが大切です。家計簿を細かくつけていないならば、レシートをメモすることから始めましょう。
スマートフォンの家計簿アプリを利用すれば、無料ですぐ使えるほかにも、銀行口座やクレジットカードとも連携できますので、お金の管理をしやすくなります。
支出を抑えてお金を貯める方法とは
お金を貯めるために、最も効果的な方法は、出費を削ることです。自分の出費のクセを確認して、無駄な部分を見直すことで、その分のお金を貯金に回せます。
固定費を削減する
家賃や通信費、光熱費など、毎月決まった出費を固定費と呼びます。固定費は、一度見直して削減に成功すると、節約の効果がずっと続くため、効率よくお金を貯めることができます。
スマートフォンやプロバイダーなどの通信料金は、各社からお得なプランが、次々と発表されています。ずっと同じ会社とプランで使用している場合には、契約しているプランと、実際に使っている通信量を見直してみましょう。有料オプションなども、使っていないものは解約をおすすめします。
光熱費も、電力の自由化によって、消費者が、電力会社や電気のプランを選べるようになりました。また、プロバイダーのセット割などを利用すると、お得になることがあります。
そのほかにも、動画配信サービスや電子書籍などのサブスクリプションは、無料お試し期間が過ぎると有料会員となって、毎月料金がかかります。あまり利用していないサブスクリプションは、思いきって解約しましょう。
変動費を削減する
食費や日用品費、被服費、娯楽費といった変動費も、ライフスタイルを見直すことで削れます。
ランチは外食しているとか、デリバリーを頼むことが好き、飲み会の誘いを断れない、毎日コンビニに寄って買い物をしている、セールがあるとつい買いすぎてしまうなど、自分自身の日ごろの行動と出費のクセをチェックして、無駄を洗い出しましょう。
例えば、デリバリーや外食を減らして、自炊の回数を増やしてみるというように、無理のない範囲で行うことがポイントです。
目標を決めてお金を貯めていこう
貯金をするためには、動機や目的を明確にすると、モチベーションが高くなり、毎月・毎年の貯金額も決めやすくなります。また、現在の収支をチェックすることも大切です。ライフスタイルを見直すことで、出費を抑えられて、効率のよい貯金が可能となります。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー